【2025年最新】関関同立の受験難化の傾向を解説します

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こんにちは!

JR高槻駅から徒歩1分!

地域で圧倒的な難関私大の合格率を誇る関関同立専門塾マナビズム高槻校です!

 

近年、

「数年前から私立の受験が難しくなった。」
「私大入試が難化傾向にある!?」

といった声を耳にする機会が増えています。

なんとなく
「前より受かりにくくなった気がする」

と感じている人は多い一方で、具体的にどう難化しているのかまでは意外と知られていません。

そこで今回は、最近の大学受験の難化傾向について詳しく解説していきます!!!

 

受験業界全体の傾向

まずは、受験業界全体がどのように変化しているのかについてお話ししていきます。

現在の大学入試では、年内に進路を決める受験生が増えていることが大きな特徴です。

その結果、一般入試の枠が狭まり、大学入試全体が難化していると言われています。

ここからは、この流れがどのように生まれたのかを、時系列で見ていきましょう!

2015年:定員厳格化がスタート

2015年から、
大学入試の「定員厳格化」
が始まりました。

大学は国からの助成金+学費で成り立っていますが、教育の質を保つために「入学定員の120%までしか学生を取ってはいけない」というルールが強化されたのです。

その結果、

・合格者数が制限される
・合格最低点が急上昇する
・合格難易度が全体的に上がる

という状況になり、
大学入試は一気に難化しました。

2020~2021年:年内入試が活発化

続いて、コロナ禍に入った2020~2021年。

この時期から、年内に進路を決めたい受験生が増加し、推薦入試や総合型選抜が急速に広がりました。

入試時期を整理すると…

  • 一般入試:1~2月
  • 公募推薦入試:10~11
  • 総合型選抜:8~9月
  • 指定校推薦:高校3年の夏~秋

「早く進路を決めたい」という思いから、
一般入試を受けずに進路が決まる生徒も増え、現在では、

一般入試で入学する学生が全体の50%を
切っている大学も少なくない

という状況です。

つまり、半分以上が年内入試やスポーツ推薦で入学しているということです。

結果的に一般入試の枠が減り、競争率が上昇し、大学入試全体が難化につながっています。

 

関関同立の難化傾向

次に、関関同立に絞って
近年の難化傾向を見ていきます。

関関同立で特に目立つのは、
大学名を優先した出願が増えている
という点です。

ここ数年は、年間や試験日程によって学部の合格難易度が大きく上下する乱高下が続いています。

2018年までは、

・国際系や社会系の学部の合格難易度が高い
・サブキャンパスにある学部は合格しやすい

という傾向がありました。

そのため、
「学部選びにこだわらなければ、受かりやすい学部を選んで大学名を手に入れる」
という戦略も成立しやすかったわけです。

しかし、コロナ渦に入り、
価値観が多様化したことで状況は一変します。

・以前は穴場だった学部の合格難易度が上昇
・人気だった学部の合格難易度の低下

というように、年度・日程による難易度の振れ幅が大きくなっています。

これは、
おそらく次のような大衆心理の影響です。

「○○を学びたいからこの学部」より
「○○大学に入りたいから、
学部はそこまでこだわらない」

という考え方の受験生が増えたため、
受かりやすい大学・学部を狙う大学名優先の出願が増加したのだとみられます。

このように大学名優先の出願が増えると、
隔年現象が生じやすくなります。

 

隔年現象とは、
前年に合格最低点が低かった学部に受験者が集中し、翌年に合格最低点が急上昇する現象
のことです。

近年、まさにこの傾向が強く出ています。

 

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関学の入試改革の動き

次に、関西学院大学(関学)の入試改革に
ついて解説します。

関学は関関同立の中で最も早く入試改革に
取り組んだ大学です。

最初に取り組んだのは、
指定校推薦枠の大幅拡大でした。


しかし、結果として、

・「推薦の多い大学」
・「誰でも入りやすい大学なのでは?」

というイメージが広がり、
大学のブランドイメージ低下
つながってしまいました。


そのため、関学は現在、

・指定校推薦枠を元に戻す
・一般入試の割合を他大学並みに調整する

といった動きに踏み切っています。

このような関学の入試改革の動きを見て、

「推薦枠を広げたいけど、
広げすぎるとブランドが下がるかも…」

と考える大学が増えました。

そのため、多くの大学は今、

・推薦枠を広げたい
・でもブランド低下は避けたい

というバランスを慎重に見極めながら、
少しずつ調整している状態だと予測されます。

関学の入試の特徴としては、一般入試枠を増やした頃は受かりやすい傾向にありました。

しかし、2025年入試では倍率が上昇し、

2025年入試では倍率が上昇し、
難易度が一気に上がっている

という大きな変化が起きています。

 

出願戦略

出願戦略についてお話しします。

志望する学部が明確に決まっている受験生からすると、先ほどお話した

「大学名を優先する出願戦略はありえない」

と思われるかもしれません。

しかし、
いざ試験本番が近づくほど、
そして実際に合否が出始めるほど、
考え方が揺れる場面がどうしても出てきます。

たとえば、A大学の経済学部を第一志望にしていて、もし不合格だった場合……

① A大学の法学部(同じ大学・別学部)に合格
② B大学の経済学部
(A大学よりワンランク下)に合格

このような状況になることは、
実際によくあります。

この時、大学名を取るか、学部を取るかは、
少し悩まれると思います。

だからこそ、

「自分が何を優先したいのか」

を明確にし、様々な受験結果を予測しながら、
出願戦略を練ることが大切です。

 

 

英語の入試が語彙力の勝負に

最近の英語入試では、
知力・思考力を問う問題よりも、

「単語を覚えていたら解ける」

問題が増えてきています。

つまり、
語彙力が勝負!!

自分の努力次第で必ず単語を覚えることが
できます!!!

毎日の単語学習の積み重ねが
「入試の最後の
1点」に直結します。
コツコツ続けていきましょう!

 

 

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英語の民間資格利用

最後に、最近の英語入試の変化に関連して、
英語の民間資格(英検など)の扱い についても触れておきます。

コロナ前までは、

「英検2級持っていたら便利!」
「産近甲龍の英語を満点換算!」

といった風潮が浸透していました。

塾講師からすると、

「そんな美味しいことある!!?」

と思う民間資格利用がたくさんあったほどです。

しかし、
コロナが明け以降は状況が変化しています。

・換算得点が徐々に厳しくなってきている
・英検を持っているだけでは
大きな有利にならない大学が増えている

つまり、民間資格だけで受験を有利にする時代ではなくなりつつあるということです。

そのため、英語の合否はより
「普段の勉強で何点取れるか」
が重要になり、語彙力や基礎の積み重ねが
これまで以上に価値を持つようになっています。

 

 

まとめ

全体的に、問題難易度は変わらないですが、合格最低点が上がり、合格難易度が上がっているというのが、最近の難化傾向の特徴です。

そのため、難しい問題をたくさん解くというよりは、少しでも得点を上げる努力を重ねることが非常に重要です。

例えば、志望校の難易度に合わせた問題を解き、基礎的な問題で確実に点数を取ることや「難しい問題や分からない問題であっても、復習時に解き方の過程を考え、次回必ず解けるようにしておく」ことが、合格に繋がります。

 

参考動画

【2025年最新】関関同立の受験難化の傾向を解説します〈受験トーーク〉

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