高校受験と大学受験の注意すべき違い
更新日: (公開日: ) BLOG
こんにちは!
皆さんは、高校受験と大学受験の違いについて考えたことはありますか?
実は両者には大きな違いがあるのですが、その違いを知らないまま勉強してしまうと失敗してしまう可能性が高いです。
結論、「大学受験は高校受験より圧倒的に厳しい。」という事にはなりますが、この記事では主な違いを何点かピックアップします。
何が厳しいのか、さらには両者の違いから見えてくる「取るべき戦略」についても書きましたので、
大学受験を考えている方はぜひ最後まで参考にしてみてくださいね。
勉強量(範囲)の違い
まず特筆すべきは圧倒的な量の違いです。
英単語だけでも、高校受験は1000語に対し大学受験では2000~3000語の暗記が必要です。
また、あれだけ大変だった高校入試の英語ですが、マナビズムでは基本的に1~2週間で全て終わらせるよう、カリキュラムを組んでいます。
それ以外の時間をフルに使わなければ、大学受験の内容はマスターできないという事ですね。
選択肢の違い
全国の高校生・浪人生がライバルになるという事は、裏を返せば、全国の大学への道も開かれているという事になります。
どの大学に行くのか、学部・学科は?と自分の目標に合わせて選択していくことが出来ます。
また進学先だけではなく入試方式も多様ですので、自分の適性に合った入試方式を選んで受けることも出来る訳ですね。
ただ色々選べるという事は、それだけ「自分で考え、取捨選択していく必要がある」という事です。
高校生になってすぐにでも意識して調べていくことが望ましいでしょう。
少なくとも文系、理系については高校でのコース選択に関わってきますので、1年生の内にある程度の方向性は決めておきたいですね。
ライバルの違い
高校受験では限られた学区内の中学生が競争相手でしたが、大学受験では全国の高3生及び浪人生が競争相手になります。
さらに言えば社会人の受験生までいる事からも、高校受験とはかなり違った競争だとお分かりいただけると思います。
浪人生の存在が当たり前になってくるところで、学習範囲の異常さも予想できますね…。
このライバルの違いが、以下に挙げる厳しさの要因に大きく影響しています。
倍率の違い
高校入試では倍率は多くの高校で1.2倍前後でしたが、大学受験ではそれが4倍前後に跳ね上がります。
これは「6人いたら1人だけ不合格」だったのが、「4人中1人しか受からず、それ以外は全員不合格」になる競争へ変わるという事です。
さらに、この4人の中には当然浪人生も含まれていますので、かなり厳しい戦いを覚悟する必要がありますね。
偏差値の違い
両者は偏差値においても違いがあります。
大学受験の偏差値は高校受験と比べて10~12ポイント差があると言われています。
どうしてここまで差が出来てしまうかというと、競争するライバルが違ってくるからです。
高校受験は90%以上の中学生が受けるのと違って、高校生の大学進学率は60%です。
母集団が上位層に固まる結果、平均値が上がる。という訳ですね。
以上の違いを踏まえて
これらの違いを踏まえると、高校受験までは「周りと同じように勉強」してもそこそこのレベルには達することが出来ましたが、
大学受験では「周りといかに差を付けられるか」が勝負になってきます。
ではどうやって差を付けるのか。ですが、
1.周りよりも早くスタートを切る
2.周りよりも勉強量・時間を増やす
3.周りよりも勉強内容・質を上げる
事が考えられます。
周りよりも早くスタートを切る
関関同立志望生で一番多いのは高3になる直前の3月から始める生徒です。
正直これ以降のスタートは既に出遅れになってしまっているので、何とか別の部分で取り返す必要があります。
少しずつでも、高2の夏までには学校の勉強以外で受験勉強をスタートさせておいた方がいいでしょう。
周りよりも勉強量・時間を増やす
やる気のある生徒で多いのが、スタートの遅れをここで取り戻そう!と意気込むタイプです。
もちろんそれは素晴らしい事です。
素晴らしい事なのですが、難関大を受験するライバル達は平気で平日6時間、休日は12時間以上勉強するのが当たり前になってきます。
血を吐く思いで勉強しても、そこまで周りとの差を付けられるかというと正直難しいところですが、とにかく勉強していない時間を極力減らすよう心掛けましょう。
周りよりも勉強内容・質を上げる
意外と見落とされがちなのがこれです。
何をどのようにどんなペースで勉強するかは受験生の間でもバラバラです。
特に授業以外の時間、どのように復習しているかは人によって様々です。
自分の勉強のやり方は果たして周りと差を付けれているのか、質は良いのかを常に考えて勉強するようにしましょう!
とは言ってももちろん、最低限の勉強量は確保する事が前提です。
いかがだったでしょうか。
今の勉強法に少しでも不安がある生徒は是非校舎にお越しください。
全力でキミに合った勉強法をアドバイスさせて頂きます!
詳しくは無料受験相談へお申し込みください。