後悔する大学の選び方 3選
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後悔してしまう大学の選び方あるある
今回は後悔してしまう大学の選び方について紹介したいと思います。
やはりせっかく頑張る大学受験です。頑張ったのに…思っていたのと違う!!というのは避けたいところですよね!!
今回の記事を読めば、後悔しない大学選びのコツが見えてくるかも!!ぜひ考えながら読んでみてください。
大学名だけで大学を選び後悔
関西であれば「とりあえず関関同立」のように大学を決めている人も多いのではないでしょうか?
もちろん、それで後悔しない人もいます。
しかし、後悔する人もいるのは事実です。
では、なぜ大学名で大学選びをしてしまうと後悔するのでしょうか?
後悔する子の多くは以下2点が大きいようです。
立地が悪く通学時間がかかる
大学名で大学を決めてしまう子の多くが合格して初めて実際にキャンパスに行ってしまいます。その際に「駅からこんなに遠いの!?」となることも往々にしてありえます。
よくある大学で言うと、立命館大学の衣笠キャンパスがあります。京都駅からバスで40分〜60分ほどかかります。そもそも満員のバスで長時間移動すること自体、4年間の通学には大きな障壁になります。
なので、大学を選ぶ際は通学時間などはしっかり調べておきましょう。
大学での勉強に興味がなく、苦痛になってしまう
大学を卒業するには、単位を取らないといけません。つまり、大学に入ってからも勉強は続くのです。しかも、分野によってはかなり専門的に学ぶことも多い。
専門的に学ぶにあたり、興味がないことを続けることは可能なのでしょうか?
答えはNoです!!
大学とはそもそも自分の興味のある分野をより詳しく学ぶものです。受験勉強もそうですが、興味のない勉強は長続きしません。なので、少しでも興味のあることを専門に学ぶことをオススメします。
受かる範囲の大学を選び後悔
私が行けるのはこの大学くらいかな…そんな風に志望校を決めている人はいませんか?
それは後悔する大学選びの典型例です。
同じ大学でも学部によっては合格最低点が低いこともあります。
よくある失敗例は下記のような感じです。
学部によってキャンパスが違う
あるあるなのが『「この学部、この偏差値だったら!」ということで大学を目指し、受かってみると、メインキャンパスではなかった』ということはよくあります。
同じ大学でも偏差値が低い学部の大きな要因は人気がないからです。
人気がないことには
・メインのキャンパスではない
・大学に入ってからの勉強が難しい
・その学問を学ぶことが今後の人生で役に立たないとか思われている
の大きく3要素が大きく関係しています。
偏差値が低いことには理由があるのです。後悔しないように、上記を理解して大学を選びをしましょう。
努力をすれば行けていたかも…
受かる範囲で考えてしまうデメリットはもう1つあります。それは最大限努力すれば行けたかもしれない大学に行けないということです。
周りで同じようなレベルだった友達が、自分より良い大学に行っているとそう感じるそうです。確かに「自分も頑張れば…」などと感じてしまうのは理解できます。
なので、必ず目標校は高く設定し、そこに全力を尽くすようにしましょう。
偏差値だけで大学を選び後悔
高い学部を選ぶと…みたいな感じ
この大学は賢いし、この大学に行きたい!というふうに考えて、大学を選んでいる子も多いのではないでしょうか?
ただ偏差値だけで大学を決めることは私は反対です。
特にこれは理系の学生に当てはまることです。理系の学生の多くが将来やりたいことがなく、とりあえず偏差値の高い学科に決めてしまいます。
イメージ通りの大学生活が送れない
理系で偏差値が高いと言えば、薬学部や建築学部などが思い当たるのではないでしょうか?
しかし、安易にこれらの学部を専攻してしまうと危ないのです。
例えば、薬学部の場合は1年間で取れる一般教養の単位数が無制限な場合があります。これは1回生や2回生の間に一般教養の単位はすべて取っておきなさいという大学からのメッセージです。それは上回生になれば実習や専門科目、国家試験の勉強で忙しくなり、勉強している暇がないからです。なので、薬学部の学生の多くは1回生の頃から毎日テスト勉強に励んでいます。
また、建築学部では、徹夜が当たり前という風潮があります。それはゴールがない課題に対して時間をかけて自分なりの正解を導かないといけないからです。なので、多くの建築学生は課題提出前になると学校で寝泊まりしていたり、お家で朝まで課題をしていたりと、正直興味がない子には耐えられない時間になると思います。
なので、安易に人気な学部学科を志望せず、自分の興味のあることを専攻できるようにしましょう。
思った勉強ができない
理系学生において、どんな研究をしていたかは就職や今後の将来においてかなり重要になってきます。
また、教授によって研究分野が全く違うので、同じ〇〇学科でも大学によって専門性が異なります。同じ物理分野でもブラックホールを専門にしている教授もいれば、地球の磁場などを専門にしている教授もいます。
なので、事前にどんな教授がいて、自分はどんな研究がしたいのかを明確にして大学を選ぶようにしましょう。
最後に
どうだったでしょうか?
少しでも皆さんが後悔しないような大学選びのヒントになったでしょうか?
大学受験も重要ですが、4年間の大学生活も同じくらい重要です。
なので、安易に志望校を決めずにしっかりと考えて後悔のない大学選びをしましょう。
行ってよかった!!と4年後後悔なく思えるような大学選びと受験勉強をみなさんにはしていただければと思います。
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ぜひ、そちらもご覧いただいて、少しでも大学受験に後悔が残らないようにしていただければと思います。