大学合格だけじゃない⁉｜マナビズムの教育方針を解釈してみた③

 

私たちマナビズムは

「大学受験の成功」を通して、

「学生や社会人になった後も歩みを止めることなく成長し、

社会で強く生き抜くことができる人財」を輩出する。

を教育理念として掲げ、日々取り組んでおります。

 

そしてこのビジョンを達成するために、『マナビズム10の教え』を生徒たちと共有します。

 

今回も前回同様、10の教えをご紹介しながら、

マナビズム名古屋駅前校舎長としての解釈や想いをお伝えしていきます。

 

◎前回までの記事はこちら◎

～マナビズムの10の教え01～05～

https://manaviism.com/nagoyaekimae/001/

https://manaviism.com/nagoyaekimae/002/

 

 

マナビズム10の教え

6．楽しむこと。また、人を楽しませること。

 

 

 

まず、楽しむこと。

 

そう言われても、こと受験勉強は楽しいことばかりではありません。

頭では『楽しもう』とわかっていても、

どう楽しめばいいのか分からくなることも多いと思います。

 

 

ひとつの方法は、高い壁を感じたときに、

その中に楽しめるポイントを見つけることができれば良いですね。

 

もうひとつの方法は、『物事の捉え方を変える』ということです。

なかなか楽しめないような状況の時に、不平不満が先に出て来てしまうこともあるでしょう。

事実、全く同じ状況の時に、不平不満の部分が目につく人と、楽しんでいる人がいます。

 

例えば、自分なりにはどんなに頑張っても覚えきれない時、

夏休み40日間を最大限頑張ったのに、夏休み明けの模試で夏休み前と成績が変わらなかった時、

秋に過去問を解いて合格点に全く届いていなかった時……。

いくらでもネガティブになるシーンはあります。その時に何を考えると楽しめるでしょうか。

 

楽しめない人と楽しめる人の違いは、未来を見ているかどうかだと思っています。

 

過去はどうしても変えることができませんし、

現状の原因は過去ですから、過去を振り返ってばかりだと沈んでいきます。

 

未来はどうでしょうか。

まだ経験したことがないのが未来ですから、どんな未来を描くのかは自由です。

『こうしたい』『こうなりたい』『何か月後にこうなっているんだ！』。

そんなことを考えると、現状を変えるためにはどうするのか、という発想になるはずです。

 

このマナビズムの教えの中での『楽しむこと』は、

私は『楽しむ癖をつけること』と解釈しています。

受験勉強を通じて、

「『いつでも明るい未来を掴むためにどう行動しようか』と考える人に成長しましょう」

という意味だと考えています。

 

次に、人を楽しませること。

 

これは、次の段階です。

楽しむことは自分軸。人を楽しませるとなると、他人軸になります。

自分は弱いものです。つい自分を甘やかしたくなることもあるでしょう。

これが、『誰かを楽しませる』『あの人を楽しませる』に変えることができると、

つい妥協しそうになった時に、自分を律する心を強くすることができます。

楽しませようと考えている方が、結果的に自分が一番楽しんでいるということもよくあることです。

 

この『自分が楽しむ』『人を楽しませる』の2つを心に留めて生きるだけでも、

人生を100倍華やかなものにできるはずです。

 

7．努力は結果で示すこと。自分の努力に陶酔しないこと。

 

 

 

結果ではなく過程が大切、という考え方があります。

その考え方は正しく、どんなに頑張ったとしても、

努力が報われないこともあります。

 

その時に

『努力は結果で示すこと。自分の努力に陶酔しないこと』と言われると、

落ち込むと思います。

 

「あれだけやったのにこれ以上どうしろというんだ」

「自分はダメなんだ」と思ってしまうと思います。

 

結果はあとからついてくるものであり、

どのような課程を踏んだかが重要で価値があるもので、

どんなに良い結果だったとしても怠けて得た結果は未来につながりません。

 

その前提で、『自分の努力に陶酔しないこと』が重要です。

頑張ったからいいじゃないか、と

自分を納得させる癖がついてしまうと

大学受験はうまくいきませんし、社会に出た後も成長を阻害する要因になってしまいます。

 

受験生にとってわかりやすいのは英単語の暗記ですね。

 

例えば毎日2時間、英単語の暗記時間を欠かさずにとったとしましょう。

確かに頑張っていると思います。

ただ、単語テストの結果はイマイチ……。

 

そんな時にどう考えますか？

頑張ったから良しでしょうか？

残念ながらそれだと入試では不合格になってしまいます。

 

「2時間で足りないのであれば3時間やりましょう。」

「時間は取ったけれども効果が出ない方法であるならば、工夫を重ねなければなりません。」

「結果が出るまでやり続けましょう。」

という行動が必要です。

 

頑張っていることそのものに満足せずに、

成功に向けての取り組みを継続していく土台を、受験勉強を通じて身につけてほしいと思います。

 

次回は、『マナビズム10の教え』の08からお伝えします。

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