【誰でもわかる】私大受験の制度をわかりやすく解説する
更新日: (公開日: ) BLOG
こんにちは
阪急北千里駅から徒歩1分
マナビズム北千里校舎です!
今回は大学受験の制度について
わかりやすく解説をしていきます
大学の入試制度が多様化している中で
どれを選択すればいいかって
イメージしづらいですよね
この記事を読めば大学受験の制度について
理解できますので
ぜひ最後までご覧ください
私大受験制度の種類と説明
大学受験制度の種類を
わかりやすくまとめました
下のポイントについて解説
①総合型選抜 | 入試入学者比率は学校推薦型選抜より低い選抜方式
「その大学で学びたい」という強い意欲や、入学後の目標が重視されるのが特徴 学校長の推薦は基本的に必要なし書類審査や面接で合否が決まる |
②学校推薦型選抜 | a.指定校推薦
大学が定めた指定校の生徒のみが出願することができる制度 自分が通っている高校が指定されていなければ成績が良くても出願する権利がない。 人気の大学は高校内で選考が行われ推薦者を決定 高校内の選考さえ勝ち抜けば入試での合格率はかなり高いのが特徴 b.公募推薦 指定校推薦と違い大学の求める条件を満たしていれば、どの高校の生徒も出願することができる ただし、全国の受験生がライバルになるので指定校制に比べ合格難易度は格段に上がる 入試の前哨戦と呼ばれている |
③一般選抜 | 3教科の受験が基本となり
●文系では 英語 国語(現代文・古文) 社会か数学から1科目選択(日本史・世界史・政治経済など)で試験を実施 ●理系では 英語、数学、理科で試験を実施 |
私大受験制度の種類と説明
ここからは各受験制度について
詳しく説明をしていきます
下のポイントについて解説
①総合型選抜
以前はAO入試と呼ばれていたものが
2021年度から名称と内容に関しても
変更されました
総合型選抜は大学の方針と受験生の
希望のマッチングを重視する
入試であることがポイントです
学力ではなく、受験生のパーソナルな部分を
重視する受験制度になります
具体的には、大学への適性、個性、能力、
学習意欲など、受験生の可能性を評価
するものになります
マッチングするかがカギとなるので、
出願を複数した中で合格(マッチング)
となった大学・学部の中から選ぶことになります
そのため、学部まで志望が明確に
決まっている場合は、その希望に
合う確率は低くなってしまいます
総合型選抜を選択した場合の
スケジュールのイメージとしては、
6月 準備
8月 出願
10月 試験
11月 合否発表
となります
大学ごとにスケジュールは様々ですが、
年内には発表がある大学がほとんどです
②学校推薦型選抜
a.指定校推薦
大学側が推薦枠(人数と推薦基準)を
提示した高校の生徒にしか
受験資格がないということ
さらに受験する際は
校長の推薦が必要となります
また、推薦基準に関しては、
高校1年1学期~3年1学期までの
評定が必要となる場合が多く、
一般入試とは違い、
継続した努力が必要となる
ことが特徴となります
推薦基準を満たす受験生は高校から
選定されて大学に推薦されます
この時点でほぼ合格が確約される点が
指定校推薦の特徴です
そのため、指定校推薦は専願となり、
合格をすれば原則的に
入学する必要があります
併願は利用できません
この点には注意が必要です
指定校推薦を選択した場合の
スケジュールのイメージとしては、
高1~高3 1学期 準備
高3の8月・9月初旬 合否発表
合否発表が基本的に一番早くなります
ただ、上の特徴でも書いたように
継続した努力が必要となります
b.公募推薦
指定校推薦と違い
大学の求める条件を満たしていれば、
どの高校の生徒も出願することができます
しかし、全国の受験生がライバル
になるので指定校推薦と比べて
合格難易度は格段に上がると言えます
入試の前哨戦と呼ばれていて
学校推薦型選抜の中にあり
指定校推薦と類似していると
思われがちですが
実は、一般選抜と類似しています
結論から言うと
学校の評定+当日の試験結果が
合否に影響するといわれています
しかし、評定を一切加味せず
当日の試験結果のみで判断する大学も
一定数存在するので、
評定が取れているからと
安心をしては危険です
関関同立よりも下の大学群で
行われる入試方式で
(産近甲龍、摂神追桃など)
志望校よりもワンランク下を滑り止めとして
公募推薦で押さえておき
一般入試で本命に臨む
学生がかなり多いです
公募推薦を選択した場合の
スケジュールのイメージとしては
総合型選抜と似ており
9〜11月初旬 出願
10〜11月 試験
12月初旬 合否発表
となります
総合型選抜と同様に
大学ごとにスケジュールは様々ですが、
年内には発表がある大学がほとんどになります
③一般選抜
紹介した中で一番
学力で実力が出る入試制度になります
複数の日程があることが最大の特徴で
受験チャンスも複数あります
私立大学の一般選抜には
各大学が独自に行う個別試験によるものと
大学入学共通テストを利用したものがあります
近年は、共通テストを利用する大学が
増えてきています
1つは、共通テストを受けた上で
「共通テスト利用入試」に出願すれば、
特に追加で試験を受けることなく
共通テストの成績のみで合否が
判定されるというもの
2つ目に、共通テストを受けたのち
大学独自の試験を行い
共通テスト+大学独自の試験
での試験の両方の得点で合否判定を行う
「共通テスト併用入試」を実施する
大学・学部も増加しています
次に大学が独自に行う個別試験についてです
これは共通テストを必要とせず
3教科の受験が基本となり
●文系では
英語
国語(現代文・古文)
社会か数学から1科目選択
(日本史・世界史・政治経済など)で実施
●理系では
英語、数学、理科で試験 を実施することが
多くなります。
一方、近年は、2教科や1教科で受験できる
私立大学・学部・学科も増えてきています
一般選抜を選択した場合の
スケジュールのイメージとしては様々で
大学ごとに試験日を紹介しておきます
日東駒専・産近甲龍 1月末
MARCH・関関同立 2月初~初旬
早慶 2月中旬
となります
上でも書いたように複数の日程を設けている
大学・学部・学科が多く、
複数出願が可能な場合もあります
必ず募集要項を確認しましょう
大学受験制度で何を選択すべきか
以上の説明を踏まえて
皆さんがどの受験方式を
選択すれば良いのか下の表を
参考にしてください
下のポイントについて解説
逆転 | 実力 | 継続 | |
総合型選抜 | ◎ | 〇 | × |
指定校推薦 | × | × | ◎ |
公募推薦 | 〇 | ◎ | △ |
一般選抜 | ◎ | ◎ | △ |
(逆転:逆転のしやすさ、
現状から巻き返しができるかどうか
◎逆転しやすい⇔×逆転しづらい
実力:実力が出やすい、
当日に必要となる実力
◎実力が必要⇔×求められづらい
継続:継続が必要かどうか
◎継続が必要⇔必要とされづらい)
皆さんは、自分自身の現状を分析し、
どの入試方式を選択できるのかを判断
しましょう
高1生は、継続が必要な指定校推薦が
選択できる可能性が高いです
高2,3生は、実力が必要となる一般入試に
向けて勉強を進めていく人が多いはずです
こちらの動画も併せてチェックすると
理解が深まりますよ
まとめ
大学受験制度について説明をしてきましたが
大学受験制度について理解はできましたか?
志望する大学の受験方式を
決めるのはもちろんのこと
併願戦略においても
どの選抜方式で受験に挑むのかは
とても重要です
受験に挑むにあたり、受験制度が理解できて
ある程度決まったら効率的に勉強
できるはずです
大学の合格の可能性、効率の良い受験勉強を
視野に入れて大学の受験方式を
選択して下さい
受験に対して不安をお持ちの方はぜひ
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