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へろう
マナビズム茨木校舎の中桐です！

先日、卒塾生にたまたま会いました。今日はその時の話をしようと思います。

「大学受験がんばって良かったです」

彼は高校3年生の4月に入塾してくれました。関西大学志望で、高校の偏差値は高いと言えるものではなかったので、毎日塾に来て勉強するように伝え、彼もそれに応えるように一生懸命勉強していました。

一般前期の合格発表で、第1志望の関西大学は不合格。狭き門であることを覚悟の上で、後期日程まで挑戦することを選択しました。周りの受験生が合格して遊んだり新生活の準備をしている中でも、彼は最後まで勉強を止めませんでした。

しかし、後期の発表でも関西大学は不合格。彼は滑り止めで合格していた京都産業大学に進学することになりました。

「今なにしてるん？」と聞くと想像してた以上の返事が返ってきました。

「今は英語の部活に入ってます！英語の勉強するのはもちろん、テーマ決めて英語で議論したり、外国人の旅行案内とかも行ったりするんです。めっちゃ楽しいですよ！」
「受験してたときよりは喋れるようになったんですけど、やっぱりまだまだって感じるんで、留学とかも行って、もっと自分の力つけたいんですよねー。」
「あとサークルも自分で作って、今60人くらい集まってるんですけど、これからおもろいことしていきたいと思ってます！」
「大学受験がんばって良かったです」

一番大切なのは勉強じゃない

今回のタイトルは僕が大学2年生のときに友達に教えてもらった曲の一節です。

僕は常に、「大学受験や大学の名前に価値なんてない。それはあくまで保証書のようなものでしかなくて、本当に大切なことは学歴なんかではない」と思いながら指導しています。生徒にも事あるごとに言っています。

「大学受験」という面では、彼の挑戦は失敗でした。ただ、今の彼を見て、誰が失敗した人生を歩んでいると感じるでしょうか？「一番大切なのは勉強じゃない」という僕たちの信念を、入学後もしっかり受け継いでくれていると感じて、非常に嬉しい気持ちになりました。

ただ、中途半端に受験勉強をしたところで、その言葉を口にしても中身が伴ってきません。「大学に合格するのは通過点。そこからどんな人間になりたいか」を考えながら残り期間もがんばっていきましょう！