【早稲田大学志望者必見】早稲田大学にオススメの模試4選!
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早稲田大学は日本トップレベルの私立大学。当然、入試問題のレベルも高く、それに合わせたハイレベルな模試で力試しをしておきたい受験生は多いでしょう。
今回は、早稲田大学志望の受験生におすすめの模試を4つご紹介。
模試の判定結果の活用方法や、早稲田大学の科目別の入試対策についてもお伝えします。
模試の判定からみる時期別合格ライン
まず、模試の判定は、A〜Eの5段階評価。
それぞれの合格可能性は、以下のようになっています。
・A判定:合格可能性が80%以上
・B判定:合格可能性が60%
・C判定:合格可能性が50%
・D判定:合格可能性が30%
・E判定:合格可能性が20%以下
これはあくまで”可能性”であり、もちろん実際の合否とイコールではありません。
早い段階で良い判定を出すことができても、安心しきって成績が下がってしまったり、他の受験生に追い抜かされたりすることもあり得ます。
総合判定が良かった場合も、科目間のバランスや苦手な単元に注目し、夏以降に苦手科目を克服していく必要があります。
逆に、春にC〜Eの悪い結果だったとしても、それをバネにして頑張れば、夏以降に成績を伸ばして合格できる可能性は十分あります。
目安として、夏時点で6割程度の点数が取れていれば合格可能性はあると考えて良いでしょう。
早稲田大学を目指すならどの模試を受けるべき?
それでは、早稲田大学を目指す生徒におすすめの模試と、その概要についてお伝えしていきます。
早大・慶大オープン
・主催:河合塾
・日程:10月25日(日)※2020年度は終了済
・受験料:6,800円
・試験科目:(文1)英・国・社・小論文 (文2)英/数・小論文 (理3)英・数・理科2科目 (理4)英・数・理科2科目・空間表現
・会場:自宅(2020年度のみ・他の年度は公開会場)
「早大・慶大オープン」は、その名の通り早稲田大学・慶應大学に特化した模試。
通常の科目の他に、小論文や空間表現といった早慶独自の科目が用意されていることが特徴です。
早稲田大学専願の場合、スポーツ科学部以外は小論文は使わないため受けずに退出する人もいるようですが、建築学部志望の方は理4型の空間表現はぜひ受けておくべきでしょう。
早大入試プレ
・主催:代々木ゼミナール
・日程:10月25日(日)※2020年度は終了済
・受験料:5,700円
・試験科目:英・国・数・地/歴/公民・理・小論文・空間表現・総合問題(志望学部によって受験科目は異なる)
・会場:代々木ゼミナール 札幌校・仙台広瀬通校・本部校・新潟校・名古屋校・大阪南校・福岡校・明治学院大学白金キャンパス
「早大入試プレ」は早稲田大学受験生専用の模試。
志望学部ごとに必要な科目のみ受験することができ、2019年の入試では2科目で問題が的中するなど、精度が高いことが特徴です。
早稲田大学の中で、すでに志望学部がはっきり決まっている方におすすめです。
駿台全国模試
・主催:駿台予備校
・日程:10月11日(日)※2020年度は終了済
・受験料:5,900円
・試験科目:英・数・国・理・地歴・公
・会場:駿台主要校舎(全国25校)
駿台全国模試は、受験者数が非常に多いことが特徴。
早稲田大学に特化した模試ではありませんが、全国の受験生の中での自分の立ち位置を確認することができます。
志望校を絞りきらず、早稲田大学以外にも幅広い大学・学部を視野に入れている方におすすめです。
早慶上理・難関国公立大模試
・主催:東進ハイスクール
・日程:(第4回)11月23日(日) (第5回)1月24日(日)
・受験料:5,830円
・試験科目:(文系)英・数・国・地/歴/公 (理系)英・数・国・理
・会場:東進ハイスクール各校舎・東進衛星予備校各校舎・早稲田塾各校舎
「早慶上理・難関国公立大模試」は、トップレベル私大と難関国公立大学をターゲットにした模試。
5月に行われる第1回から、本番直前の第5回まで一貫して本番レベルの問題が出題されるため、早期から最終目標を見据えた計画的な学習ができることが特徴です。
上位国公立大・医学部・早慶上理といったトップレベルの大学を目指す受験生は、ぜひ受けておきたい模試です。
そもそも模試って受ける意味ある?
模試は実力の確認や本番の予行練習に利用できますが、受けること自体が重要だというわけではありません。ここでは、模試を受ける頻度や活用方法について知っていきましょう。
むやみに受ける必要はない
模試を受けるメリットは、主に次の2つです。
・全国の受験生の中での自分の位置を知ることができる
・試験や問題の雰囲気を体感できる
しかし、問題形式が本番と違うと、判定の意味は薄れてしまいます。また、判定が悪いと自信を失くしてモチベーションが下がる可能性もあります。
そのため、模試はむやみに受けるのではなく、志望校にあった出題形式の試験のみに絞りましょう。模試の受験頻度は、多くても1ヶ月に1回程度で十分です。
また、模試の判定=本番の結果というわけではないので、結果自体に一喜一憂する必要はありません。結果を利用してどのように成績を伸ばすかを考えていきましょう。
重要なのは欠点の分析
せっかく受けた模試は、受けて終わりにしないことが重要です。結果をしっかり分析して、科目間のバランスや、足を引っ張ってしまった問題など、自分に足りない部分を把握するようにしましょう。
苦手な部分を補う勉強計画を立てることで、本番までに効率的に成績を伸ばすことができます。
合格可能性を測るなら過去問でもOK!
合格可能性を知りたいのであれば、過去問でもある程度は測れます。できるだけ本番と同じ環境で志望校の過去問を解き、何割取れたか、合格最低点を上回ったかを確認しましょう。
過去問なら受験料もかかりませんし、自分の好きなタイミングで実力を確認することができます。また、自分の志望学部の出題形式にピンポイントで対策できることも過去問のメリットです。
【科目別】早稲田大学の受験対策
最後に、早稲田大学の科目別の受験対策についてお伝えします。
・英語:長文問題の分量が多く、時間配分が重要になる。特にレベルが高い政治経済学部・独特な問題が出題される理系学部は集中的な対策が必要。
・国語:学部によって傾向が異なるが、全体的に文章量は標準〜少なめ。古文・漢文は読解だけではなく知識を問う問題も多いので用語集などで対策を。
・日本史:問題の難易度が全体的に高く、通史・語句共に高いレベルの理解が問われる。最終的には教科書の内容を隅から隅まで暗記して臨むのが理想。
・世界史:学部によって問題数の差が大きい。空欄補充問題、正誤問題、選択問題、記述問題など出題形式が幅広く、分野も広いので、教科書レベルの知識をしっかり暗記する必要あり。
・政経:問題の難易度は非常に高いが、基本的には教科書の内容から出題される。合格には、難問を解けるかというより標準レベルの問題を取りこぼさないかが重要になってくる。
・数学:数Ⅲが重要視されていて、微分・積分の範囲からの出題が多い。計算量が多いため、時間配分に注意が必要。全て記述形式なので、最終的な解答だけではなく展開や処理も丁寧に。
早稲田大学の入試対策について詳しくは、「早稲田大学 入試傾向と受験対策」もご覧ください。
まとめ
早稲田大学志望の受験生は、早稲田大学の出題形式に合わせた模試がおすすめ。
問題の難易度が全体的に高いので、科目ごとの傾向を踏まえてしっかり準備して臨みましょう。
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