【大学入学共通テスト】浪人生は不利ではない!増えた時間を有利に使おう
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大学入試共通テストに挑む浪人生のなかには、不利なのではないかと不安になっている人もいるでしょう。
浪人生は不利ではなく、反対にメリットとなる強みももっています。
本記事では、なぜ浪人生が不利ではないのか、また、どのような点に気をつければ有利になるのかをまとめました。
大学入学共通テストを浪人生で受験するのに不安がある人は、参考にしてみてください。
共通テストは浪人生にとって不利ではない理由
共通テストは、浪人生にとって不利ではありません。
理由として、以下の3つを確認しましょう。
- 基礎学力が身についている
- 一度は実際のテストを受験している
- やるべき勉強に大きな変更はない
基礎学力が身についている
浪人生は、基礎学力が身についています。
なぜなら、浪人中にきちんと勉強したり、受験勉強も経験していたりすれば、基礎自体はあるからです。
基礎学力自体が身についている状態であれば、そこから応用問題に発展させるだけのため、現役の受験生よりも有利性が高くなります。
基礎学力が身についていないと感じる人は共通テストを受験する段階で少ないはずなので、浪人について極端に不安に感じる必要はありません。
一度は実際のテストを受験している
一度はテストを受験しているので、会場の雰囲気や独特の緊張感を経験していない現役生と比べると強みがあります。
現役の受験生は模試を受験したり、学校でテストを受けたりしていますが、受験会場独特の雰囲気を味わったことはありません。
人によっては雰囲気にのまれてしまい、思ったように試験問題に取り組めないこともあります。
浪人生は一度であってもテストを受験した経験があるため、時間配分や雰囲気、緊張感へのプレッシャーは軽減されやすくなるでしょう。
やるべき勉強に大きな変更はない
センター試験から共通テストに変わっても、やるべき勉強には大きな変更はありません。
そのため、現役生と大きな違いや差が生まれてしまうかもしれない心配は不要です。
ただし、図や表を使った問題が多くあることから、図や表の読解力を高め、長文の問題により慣れるようにしていく必要があります。
それ以外の対策については、大きな変更がないため、不安視しすぎないようにしましょう。
共通テストに挑む浪人生が不利にならないようにすべき点
共通テストに挑む浪人生が不利にならないようにすべき注意点として、以下の4つがあります。
- 学習塾で計画を立てる
- 1年間勉強に集中できる環境を整える
- 家族を説得して協力してもらう
- 油断しない
学習塾で計画を立てる
学習塾で計画を立て、いつまでに何をすべきかを明確にしましょう。
学習塾によっては、専任のコンサルタントがついて、学習計画を立ててくれるところもあります。
自分でスケジュールを立てるのが苦手な人や、何から始めたらいいのか分からない人は、学習塾を頼ってみることをおすすめします。
1年間勉強に集中できる環境を整える
1年間、勉強に集中できる環境を整えましょう。
自室にテレビがあったり、ゲーム機があったりする場合には、まだ期間に余裕があるからとつい手が伸びてしまいがちです。
自室の環境を変えるだけでも、余計なことに気を取られずに済みます。
可能であれば、スマートフォンからSNSのアプリを削除したり、通知をオフにしたりするだけでも変化が見られるでしょう。
家族を説得して協力してもらう
浪人して共通テストを受験する場合、家族にも協力してもらう必要があります。
勉強に集中できるように、余計な情報を伝えない環境を作れないか検討してみてください。
家族での旅行やお出かけの計画など、息抜き以上に自分の負担になると考えた場合には、計画しないように伝えておくのもよい手段でしょう。
家族に「浪人して絶対に志望校に合格したい」という気持ちを伝え、どのくらい真剣なのかを理解してもらうことが大切です。
油断しない
まずは自分の受験に集中し、これまでの勉強の成果を存分に発揮できるよう準備してください。
実際のテストを受験した経験があったり、現役生よりも1年間猶予があると感じたりした場合には、油断する可能性があります。
当然ながら、浪人生だけでなく現役生も本気で受験に挑んでいるため、油断していると思っていた結果と異なる結末を向かえる可能性もあるでしょう。
共通テストに挑む浪人生が不利にならないマナビズム
マナビズムには浪人生のコースがあり、自習コンサルタントが徹底的に自学自習を指導します。
浪人生で大切なのは、自学自習の時間です。
専任のコンサルタントが、日々の学習計画が明確になる月間・週間計画を立てるため、日々なにをすべきかが明確になります。
期間に余裕があるからと、ついサボってしまう浪人生にとっても安心のサポートです。
自分で予定が決められない、なにから手をつければよいのか分からない浪人生も、ぜひマナビズムの浪人生コースを検討してみてください。
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大学入学共通テストに浪人生が申し込む方法は?
受験前に慌てずに済むように、大学入学共通テストに浪人生が申し込む方法を確認しておきましょう。
共通テストへの申込みで、受験生が申込む際に用意すべきものは、以下のとおりです。
- 受験案内の入手
- 卒業証書入手
- 検定料振込
- 志願票
- 書類の郵送
上記必要書類を集めて作成し、検定料を振り込んで願書を提出しましょう。
受験票が郵送で届くため、テスト当日に忘れないよう保管してください。
浪人生の場合、卒業証明書の原本が必要になるため、直接学校に取りに行くもしくは、郵送やWebで入手できる学校もあります。
どのように入手できるのか、出身校に問い合わせましょう。
大学入学共通テストを浪人生で受験するメリット
大学入学共通テストを浪人生で受験するメリットとして、以下の2つが挙げられます。
- 浪人生なら1年間ほかの人より勉強時間が増える
- テスト受験の経験があるため対策しやすい
それぞれ具体的に見ていきましょう。
浪人生なら1年間ほかの人より勉強時間が増える
浪人生なら、現役生と比べて1年間ほかの人よりも勉強時間が増えています。
基礎学習も身についているなかで、時間にも余裕があるとなれば、躓いた問題の対策や苦手な箇所の克服に時間を使えるでしょう。
学習塾に通えば、より効率よく受験対策ができるため、無駄な箇所を復習する時間もなくなります。
どこをどのくらい、なにをいつまでに勉強すべきなのかが明確になるため、浪人期間を有効的に過ごせます。
テスト受験の経験があるため対策しやすい
浪人生は、実際のテストを受験した経験があるため、対策が立てやすくなります。
問題への時間配分の対策や緊張感への対策など、自分が受験会場で感じた気持ちを思い出し、最高のパフォーマンスを発揮できる状態で挑めます。
テスト受験の経験がある人とない人では、当日の緊張感や立ち回りが異なるため、有利といえるでしょう。
大学入学共通テストを浪人生で受験するデメリット
退学入学共通テストを浪人生で受験するデメリットとしては、以下の2つがあります。
- 自己管理できないと無駄な1年を過ごしてしまう
- 一人で浪人生を続けるのは難しい
自己管理できないと無駄な1年を過ごしてしまう
自己管理できないと、無駄な1年を過ごす可能性があります。
- まだ半年以上あるからもう少しのんびりしていても大丈夫
- あと1週間後から本気を出そう
このような気持ちで浪人生活を始めてしまうと、ダラダラとサボり癖がついたまま過ごすことになります。
現役生が本気で受験対策をするなかで取り残される形になってしまい、本番で全く歯が立たないといった悔しい思いをする結果になる可能性もあるのです。
そのため、スケジュールを管理し、なにをいつまでに終わらせるのか明確にしたうえで浪人生活をスタートさせる必要があります。
一人で浪人生を続けるのは難しい
一人で浪人生を続けることは、心身共に辛く感じることがあります。
自分ひとりで対策しようとしても、どこをどのように対策すればよいのか、重要なポイントはどこなのかがわからず、結局なにもできない状態になる可能性も否定できません。
浪人生にこそ、サポートしてくれる環境が必要です。
マナビズムでは浪人生コースを設け、浪人生が不利にならないように、浪人期間を有効的に過ごせるようにサポートしています。
具体的な勉強方法ややるべきこと、期間など、スケジューリングも行うため、余計な心配をせずに安心して受験対策に集中できるでしょう。
一人で浪人生活を送るのではなく、マナビズムを頼ってみる選択肢も検討してみてください。
合わせて読みたい
共通テストで浪人生が不利か気になる人向けQ&A
共通テストで浪人生が不利か気になる人に、解決しておくと気が楽になりそうなQ&Aをまとめました。
- 共通テストに浪人生はどのくらいの割合で存在する?
- 浪人生は共通テストにどんな服装で行けばいい?
- 共通テストを受験する浪人生は会場が別?
共通テストに浪人生はどのくらいの割合で存在する?
独立行政法人大学入試センターによれば、22年度は志願者の約14%が浪人生となっていました。
現役志願率が上昇して過去最高となった理由は、以下のとおりです。
- 共通テストが3年目になるため対策が立てやすくなった
- コロナ禍による不況で国公立大学を志望する受験生が増えた
- 共通テスト利用で受験料が安くなる
今後、浪人生の割合も減少傾向になると予想されます。
浪人生は共通テストにどんな服装で行けばいい?
浪人生だからといって、制服を着てはいけないわけではありません。
そのため、私服でも制服でもどちらでも問題なく共通テストを受験できます。
スーツといったかしこまった服装を選んでしまうと、当日リラックスできずに緊張感ばかりが高まってしまう可能性があるため、慣れた服装を選ぶことをおすすめします。
共通テストを受験する浪人生は会場が別?
浪人生の場合、個人での出願になります。
そのため、志願票に記載した住所に基づき、近くの地域の試験会場が指定されます。
また、席順はその会場にいる受験者の名前順となっているため、浪人生でも現役生でも同じ学校でかたまることはありません。
浪人生であることを後ろめたく感じている人も、学校ごとに固められる心配はないため安心しましょう。
まとめ
今回は、大学入学共通テストに浪人生は不利なのかについて説明しました。
浪人生であっても不利になることはなく、反対にメリットになる点も多くあります。
全力で挑む現役生に負けないよう、有利に立ち回るためのポイントを理解すれば、浪人生だからといって不利にはなりません。
なにをいつまでに勉強すべきかスケジュールを立てられるように、学習塾を頼ることも検討してみましょう。