成績の悪い人が大学受験を目指す勉強のコツや進め方を解説

高校の成績が悪い人でも大学受験を諦める必要はありません。

一般入試の場合、成績は関係ありませんから、受験勉強をして入試で得点できる学力をつければ十分に大学合格を狙えます。

この記事では、学校の成績で悩む高校生に向けて、大学受験を目指すコツや勉強の進め方などをまとめています。

時期ごとにどのような勉強をすればいいのかがわかりますから、ぜひ参考にしてください。

大学受験は高校の成績で諦めなくていい

高校生のなかには「学校の成績が悪いから」という理由で、大学受験は難しいと考える人もいるかもしれません。

しかし、高校の成績が悪いだけで大学受験を諦めるのは早計です。

推薦入試の場合には出願基準に高校の成績が加味されるため、影響は大きいです。

一方、一般入試は私立・国立どちらであっても点数が取れれば合格できますから、成績は関係ありません。

現在、高校の成績が悪い人も、適切な学習計画を立てて勉強すれば十分に大学合格が狙えます。

記事を最後まで読んで、大学受験成功へ向けた対策を始めましょう。

受験勉強を始める際の準備

大学受験を志したら、まず下記の準備から始めてください。

• 志望校を決める
• 現時点の学力を把握する
• 入試の日程を確認する
• 学習計画を立てる

大学受験を成功させるには、志望校と学力の差を把握して適切な学習計画を立てる必要があります。

詳細は下記の記事で解説していますから、参考にしてください。

【関連記事】大学受験は何から始める？準備や勉強方法を解説

成績が悪い高校生が大学受験を目指すためのコツ

成績が悪い高校生が大学受験を目指すために、実践してほしいコツが4つあります。

• 参考書・問題集は基礎から始める
• 問題演習する
• 短期目標を立てる
• 塾・予備校で学習計画を立ててもらう

参考書・問題集は基礎から始める

大学受験を成功するためには、基礎力が重要です。

そのため、成績が悪い・テストで点数が取れないという人は、基礎を学ぶ参考書・問題集から取り組んでください。

志望校に合わせたレベルの高い参考書・問題集から始めると、理解が深まらず時間だけが過ぎてしまいます。

焦らず基礎から確実に学力をつけて、徐々にステップアップしましょう。

問題演習する

授業や参考書などで学習した範囲は、早いうちに問題演習してください。

インプットした知識がしっかり理解できているかを確認して、苦手な問題を確実になくしていきます。

確実に学力を伸ばすためには、授業や参考書でのインプットと併せて問題演習によるアウトプットが大切です。

学習範囲が知識として定着しているか確認するために、問題演習にも力を入れましょう。

短期目標を立てる

大学受験は勉強し始めてから本番を迎えるまで、長期間の挑戦です。

ゴールまでが遠いため、「志望校合格」という大きな目標だけで最後まで駆け抜けるのは、モチベーション維持が大変です。

そのため、短期で目標を設定して適度な達成感が得られると、途中で挫けずに受験を乗り切れます。

長期の学習計画を細分化して、「1日10個の英単語を覚える」「1週間で参考書50ページ分を理解する」など、直近で達成できる目標を作りましょう。

定期的に「できた」という達成感を得れば、高いモチベーション維持につながるはずです。

塾・予備校で学習計画を立ててもらう

効率的な成績アップを目指す際には、塾・予備校で学習計画を立ててもらうのが有効です。

「成績が悪い」「思うように学力向上しない」というのは、勉強方法が間違っている、適切な計画が立てられていないなどの可能性もあります。

大学受験のプロである塾・予備校に勉強方法や学習計画のアドバイスを受ければ、順調にステップアップしやすいです。

そのため、効率よく成績向上を目指したい場合は、塾・予備校を利用するのがおすすめです。

個別指導×映像授業で大学合格を目指すマナビズム

マナビズムは、個別指導と映像授業で大学受験をサポートします。

志望校とあなたの学力を把握して、最適な学習計画を提案し自学自習のコツも教えます。

志望校別の対策で効率的に学力アップできる指導が受けられますから、「成績が悪いけど、大学合格を諦めたくない」という人は、ぜひ無料相談にお申し込みください。

成績が悪い高校生に実践してほしい大学受験勉強の進め方

受験勉強の進め方を時期ごとに紹介します。

• 【高1～2まで】授業で基礎力を固める
• 【高3春～夏】簡単な参考書・問題集に取り組む
• 【高3冬～本番まで】過去問・模擬試験に取り組む

【高1～2まで】授業で基礎力を固める

高2までは、授業の予習・復習を大切にして、「わからない」をなくしましょう。

学校の授業は基礎を押さえた内容ですので、高3から本格的な受験勉強に入る際の土台が作れます。

授業を疎かにすると高3の時点で基礎力が固まっていないため、簡単な問題から始めなくてはいけません。

高3になって基礎力固めから始めるのと、すぐに実践的な問題から取り組めるのとでは差が出ますから、授業の予習・復習をしっかりやって、受験を有利に進めてください。

【高3春～夏】簡単な参考書・問題集に取り組む

高3の春からは、参考書・問題集に取り組みます。

高2までに受験対策をしてこなかった場合には、高3の夏までに基礎力を固めてください。

簡単な参考書・問題集がスムーズに解けるようになったら、徐々にレベルアップした問題に取り組んでいきましょう。

基礎力がついていると思っている場合でも、取り組んでいる問題が理解できないときには基礎から学び直して知識を固めていきます。

高3の春から夏までは、過去問や模擬試験の問題に臨む準備段階として、参考書や問題集で基礎力を確認する期間です。

【高3冬～本番まで】過去問・模擬試験に取り組む

高3の冬からは、過去問や模擬試験に取り組みます。

この時期から受験勉強をスタートした場合には、スケジュール的に厳しさが増すため、周りの受験生よりも多くの学習時間を確保してください。

食事やお風呂、睡眠など日常的に必要なもの以外はすべて受験勉強に使うくらいの覚悟で臨みましょう。

冬からは、下記の要領で勉強を進めます。

• 共通テスト対策をする
• 過去問を解く
• 暗記系を勉強する
• 冬休みには10時間以上勉強する
• 入試で配点が高い科目を優先する

志望校と学力の差に不安が残る場合には、過去問はレベルを1つ落とした大学のものから始めてください。

また、入試でできるだけ多く正解できるように、すぐ得点に結びつきやすい暗記問題や試験で配点が多い科目を優先して勉強します。

入試が近づくと不安や焦りを感じる人も多いと思いますから、立ち止まってしまいそうになったら学校や塾・予備校に相談して適切なアドバイスを受けるとよいでしょう。

成績が悪い高校生へ向けた大学受験の豆知識

最後に、成績が悪い高校生にとって参考になる大学受験の豆知識を紹介します。

• 成績が悪くても行ける大学はある？
• 「評定1」は大学受験で不利になる？
• 高校1年で成績が悪いと大学受験は難しい？

成績が悪くても行ける大学はある？

成績が悪くても、適切な学習計画を立てて受験勉強を進めれば難関大学を目指せます。

一例として、逆転合格を目指しやすい難関私大をお伝えします。

• 青山学院大学
• 法政大学
• 立命館大学
• 日本女子大学
• 立教大学

逆転合格を目指しやすい理由や勉強法などは、下記の記事で詳しく説明していますから、ぜひ参考にしてください。

【関連記事】大学受験を逆転合格！高3の夏・冬から目指すための心構えと勉強法

「評定1」は大学受験で不利になる？

一般入試の場合は点数で合否が決まるため、成績で「評定1」を取っても影響はありません。

しかし「評定1」を取った結果、成績不良で高校を卒業できなかった場合には、志望校に合格しても入学できなくなりますから、注意してください。

高校1年で成績が悪いと大学受験は難しい？

一般入試は成績の影響がないため、高3の春から勉強すれば十分に大学受験を目指せます。

推薦入試を希望する場合は、高1からの成績も評価の対象となりますから、成績を意識した勉強習慣が必要です。

授業の予習・復習をして、定期テストに力を入れましょう。

まとめ

大学受験に挑戦する際には、まず基礎力をつけるところから始めましょう。

授業や参考書でインプットして、問題演習でアウトプットを繰り返せば、徐々に理解度が高まり学力アップできるはずです。

現在、成績が悪く大学受験に悩んでいる人も、ぜひ諦めずにチャレンジしてください。

適切な学習計画で受験勉強に集中したい場合には、マナビズムが丁寧にサポートします。

いつでもお気軽にご相談ください。