【高校生向け】数学がわからないと泣くほど苦手な君へ。計算の説明もいらない逆転の勉強法
更新日: (公開日: ) COLUMN
- 「授業についていけない」
- 「解説を読んでも何が書いてあるかわからない」
- 「頑張っているのに点数が一向に伸びない」
もし今、あなたが数学のせいで泣きたくなっているなら、最後まで読んでください。
マナビズムが動画でも語った、「数学ができない人が陥っている罠」と、そこから抜け出すための「具体的な行動」を紹介します。
精神論ではありません。今日から机の上で実践できるテクニックです。
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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない
上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。
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数学がわからないと泣くほど苦手な理由は?

数学がわからないと泣くほど苦手な理由の正体は、「計算」ではなく「言葉を使って考える力(国語力)」の使い方が間違っているからです。計算力が低いからでも、数字のセンスがないからでもありません。
数学の定義はすべて「AはBである」という日本語の文章で書かれています。数式はその一部にすぎません。問題を解くとき、いきなり手を動かして計算をはじめても難しいのです。
「できる人」と「できない人」の違い
数学が得意な人と苦手な人の違いは、以下のようにまとめられます。
| 数学が苦手な人(できない人) | 数学が得意な人(できる人) | | | | | 定義(言葉の意味)を理解していない。 | 定義を「言葉(文章)」として理解している。 | | 公式を意味のわからない記号として「丸暗記」している。 | 公式を自分で導き出せる(作れる)。 | | 計算はただの「苦痛な作業」だと思っている。 | 「計算が面倒だから工夫しよう」と言葉で考えてラクをする。 | | 1つの問題に対して、1つの解き方しか思い浮かばない。 | 1つの問題に対して「ベクトルで解くか? 座標で解くか?」と複数の手札を持てる。 |
比較してみると、「丸暗記 vs. 理解・工夫」という違いが浮かび上がってきます。
国語力が数学の解き方そのものを変える
数学では、「~だから、〇〇をする」という理由付け(言語化)ができているかが、すべての分かれ道です。
キミも今のタイミングで思い出してください。以下のような考え方をしてきたでしょうか。
- 「この式は3次式で、そのまま計算すると分数やルートが入って面倒くさいな。だから、まずは『次数下げ』という処理をして式を簡単にしよう」
- 「図形の問題だ。図形の性質で解くか? それとも座標に置くか? 今回は直角が多いから『座標』に設定して解こう」
直感に反するかもしれません。しかし、数学ができるようになりたいなら、この「言葉(日本語)を大切にする」ということが再スタート地点になるのです。
数学が泣くほどわからないキミにおすすめの勉強法

数学が泣くほどわからないキミにおすすめの勉強法は、以下のとおりです。
- 3つのステージを理解する
- 「苦手」と「得意」で参考書を変える
- 「複合問題」は焦らずに読み解く
数学が「苦手だから全部基礎からやらなきゃ…でも時間がない」とパニックになる必要はありません。わからない・つらいと感じる今から、「単元別・レベル別戦略」を取り入れましょう。
3つのステージを理解する
数学の勉強には以下の明確な段階があり、飛び級はできません。
| レベル・対象大学 | 学習の目的・到達点 | | | | | 1. 教科書レベル | 定義や公式の意味を、言葉で理解する段階。 | | 2. 典型問題レベル (日東駒専・産近甲龍) | 入試によく出るパターン(定石)を身につける段階。 | | 3. 入試問題レベル (MARCH・関関同立・早慶) | 実際の過去問などで応用力を試す段階。 |
キミはどのレベルにいるのかによっても対策は変わります。
とはいえ、すぐにマッチする方法を探さなくても構いません。試してほしいのは次のステップである参考書選びです。
2. 「苦手」と「得意」で参考書を変える
数学がわからない以上、全単元を同じレベルの参考書で進める必要はありません。レベル別に応じて、参考書を変えれば苦手を補い、得意は伸ばせます。
「確率は見るのも嫌」「数列は吐き気がする」などの苦手な単元(守りの勉強)であれば、無理に難しい問題集に手を出さないのがベターです。
「教科書レベル」や「基礎的な問題集(チャート式の基本例題や基礎問題精講)」を徹底してください。「応用問題は捨てていい。その代わり、基本問題だけは絶対に落とさない」と割り切ります。
一方で、「関数ならまだ戦える」「図形は嫌いじゃない」などの得意な単元(攻めの勉強)だけはレベルを上げて、応用問題集(『文系数学の良問プラチカ』など)に挑戦し、得点源(武器)にします。
実際、マナビズムの今井先生自身も受験生時代、苦手な「確率・場合の数」は基礎(チャート式)をやり込み、得意な「微積・関数」は10月まで応用(プラチカ)をやり込むという使い分けをしていました。
3. 「複合問題」は焦らずに読み解く
入試の数学では「確率×数列(漸化式)」や「関数×図形」のような融合問題が出ます。泣きたくなるほど一見難しそうに見えますが、分解すれば「基礎的な解法の組み合わせ」です。
解けないときは、それぞれの単元の基礎(守りの勉強)に戻れば必ず突破口が見えます。何にどの方法を使うのか、実際にミスした問題の解答からでも分解の練習を試してください。
数学が泣くほどわからないキミが試したい「2つのトレーニング」

数学が泣くほどわからないキミが試したいトレーニングは、以下の2つです。
- 公式の「導出」ストーリーを語る
- 「解説の1行目」チラ見せ法を試す
実際に机に向かったとき、「思考力がない」「ひらめかない」という悩みの解決に役立ちます。
公式の「導出」ストーリーを語る
数学が苦手だからと、公式を「記号の羅列」として丸暗記していませんか? それではすぐに忘れるし、応用が利きません。
すべての公式には「生まれのストーリー」があるため、自分で再現(導出)できるようにしてください。
例えば、教科書に出てくる『sin2θ = 2sinθcosθ』という2倍角の公式のストーリーであれば、以下のようにつながりで理解します。
- 三平方の定理(中学レベルの基礎)がある
- そこから余弦定理を使って cos の加法定理を導ける
- sin と cos の関係を使って sin の加法定理を導ける
- 加法定理で α と β を同じ角にすると 2倍角の公式になる
入試で使われる数学の(1)→(2)→(3)という誘導問題は、実はこの「定理から公式を導く手順」と同じ論理構造をしています。普段から導出をやることが、そのまま応用問題対策になるわけです。
ここまで繰り返せば、試験本番で公式を忘れても、加法定理さえ覚えていればその場で作れます。突き詰めると、すべての公式は「定義」に繋がっているのです。
「解説の1行目」チラ見せ法を試す
数学がわかるようになっても、関関同立やMARCHレベルになると「解説を読めばわかるけど、初見でその解き方は思いつかない(ひらめかない)」という壁にぶつかります。
ここまできたら『公式のひらめき』ではなく、パターンの蓄積が有効です。
わからない問題で手が止まったとき、すぐに答えを全部見て「ふーん」と納得するのは最悪です。それでは「結果」しか頭に残りません。以下の手順を行ってください。
【1行目チラ見せ法のやり方】
- 問題がわからなかったら、解説ページを紙で隠す。
- 紙を少しずらして、解説の「最初の1行目(書き出し)」だけを見る。
- 「なぜ、この1行目からはじまっているの?」を必死に考える。
「なぜこの公式を使った?」「なぜここに補助線を引いた?」「なぜこの文字を置いた?」ー。数学ができるかの差は、「思考の1歩目を踏み出せるか」です。
答えを全部見るのではなく、「ヒント(1行目)をもらって、その理由を考える」ことで、初見の問題に対応する「思考の回路」を積み上げられます。
数学のなかでも理系数学(数III)がわからないときは?

理系を選択した場合、数III(スーサン)に対して「別格に難しい」「新しい科目」というイメージを持っていませんか?
ここまでの方法からお伝えすれば、「数IIIは、数I・A・II・Bの拡張にすぎない」ともまとめられます。数III独自の新しい概念は少なく、基本的には「今までやってきたこと(微積など)を、扱える関数の種類を広げてやっているだけ」です。
もし数IIIでつまずいているなら、難しいからではありません。土台となる数I・A・II・Bの理解が甘いことが原因だと考えてください。
焦って数IIIの難しい問題を解き散らかすのではなく、勇気を持ってII・Bの復習に戻りましょう。土台(既習範囲)を使って数IIIを理解するという思考回路を持つのが最短ルートです。
まとめ:数学が泣くほどわからなくても才能は不要
数学が泣くほどわからない状態であっても、「言葉」を大切にし、「理由」を考えて進めれば解けます。大切なのは、以下の3つです。
- 苦手な単元のレベルを落とす(基礎に戻る)。
- 公式を1つ選んで、教科書を見ながら自分で証明してみる。
- 問題の解説の「1行目」を見て、その理由を日本語で説明する。
行動を変えるのは難しいかもしれません。しかし、今日からこの3つを意識するだけで、世界は変わるはずです。
マナビズムでは、こうした勉強法に加えて、オリジナルの計画を立てて志望校への合格をサポートしています。少しでも不安な気持ちがあれば、ぜひ講師に聞かせてください!
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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない
上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。
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