2025年にMARCHの入試はどう変わる?変更点を徹底解説!

更新日: (公開日: COLUMN

「MARCH」の2025年の入試では、この大学でも新たな変更点が予想されています。

「従来の対策で大丈夫?」「どのような準備をすればいいの?」

そのような不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、MARCHを含む関東私大の2025年入試のポイントを詳しく解説し、効果的な対策方法をお伝えします。変化する入試制度に戸惑うことなく、自信を持って受験に臨むためにもぜひ最後までご一読ください。

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そもそも「MARCH」とは

そもそも「MARCH」とは

MARCH(マーチ)は、「明治大学(M)」「青山学院大学(A)」「立教大学(R)」「中央大学(C)」「法政大学(H)」という5つの大学の頭文字を組み合わせたものです。

MARCHは学生や受験生、企業の採用担当者など、幅広い層に認知されており、日本の大学界における大学群の1つです。各大学は独自の特色を持ちながらも、総合的な教育水準の高さや卒業生の就職実績などで共通点があります。

MARCHについてより詳しく知りたい方は、下記ページをご覧ください。

関連記事:【決定版】大学群MARCH(マーチ)の意味や各大学の特徴から序列まで徹底解説

MARCHを含む関東私大の2025年における入試のポイント

2025年度の入試において、MARCHを含む関東私大の受験制度は変化を迎えています。複雑化する入試制度の中で、受験生や保護者、さらには指導者にとっても、その全容を把握することが難しくなっています。

まずは、2025年度入試における主要なポイントを見ていきましょう。

  • 関東私大の受験制度の複雑化
  • 2025年度入試における新方式の本格適用
  • 多様な受験形式の影響
  • 共通テスト利用の増加とその対策

関東私大の受験制度の複雑化

関東私大、特にMARCHと呼ばれる大学群において、入試制度の複雑化が顕著になっています。各大学が独自の入試方式を採用し、さらに学部や学科ごとに異なる受験形式を設けているためです。

例えば、明治大学では学部によって一般選抜、共通テスト利用入試、英語外部検定試験利用入試など、複数の入試方式が存在します。

青山学院大学では、共通テストプラス学部独自試験方式を導入し、立教大学では英語外部検定スコア利用方式を採用するなども変化の1つです。

この複雑化は、受験生1人ひとりの適性や能力を多角的に評価するという観点からは有効ですが、同時に受験準備の難易度を上げる要因ともなっています。

2025年度入試における新方式の本格適用

2025年度入試では、各大学で新しい入試方式が本格的に適用されます。

2024年度入試で導入されたテストスコア利用方式や共通テスト併用方式が、さらに拡大・定着する見込みだからです。この変化に伴い、従来の対策だけでは不十分となることが多くなっています。

例えば、英語外部検定試験のスコアを上手に使う大学が増えているため、早い段階から英語力の向上と資格取得を目指す必要があります。

多様な受験形式の影響

受験形式の多様化は、受験生や指導者にとって理解しづらい面がある一方で、個別の学力や適性を評価しやすいというメリットもあります。例えば、小論文や面接を重視する入試では、受験生の思考力や表現力を直接評価できます。

また、共通テストと個別試験を組み合わせた方式では、基礎学力と専門的な知識・能力の両方を見ることもできるでしょう。そのため、ポイントはこの多様化を受験生自身の強みを活かす機会として捉え、自分に合った入試方式を選択して対策を立てることです。

共通テスト利用の増加とその対策

2025年度入試では、共通テストプラス学部独自試験方式やテストスコア利用方式の導入がさらに進むことも予想されます。この傾向は、大学側にとっては入学者の質を確保しつつ、受験生の負担を軽減する狙いがあります。

しかし、受験生にとっては共通テストの重要性が増すということです。共通テストで高得点を取ることが、より多くの大学・学部の受験機会につながるからです。

対策としては、早期から共通テストを意識して基礎的な学力を着実に身につけながら、過去問や模擬試験を活用して実践力を養うことが効果的です。共通テストと各大学の個別試験の両方に対応できる、バランスの取れた学習を心がけてください。

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MARCHで2025年において変更された入試のポイント

2025年度のMARCH入試において、注目すべき変更点は多くあります。特に青山学院大学では、ほとんどの学部・学科で共通テストを必須とする方式に移行しました。

一方、立教大学は英語の評価方法を刷新し、共通テストの英語スコアまたは英語外部検定(英検、IELTSなど)のスコアのうち、より高い方を採用する方式を導入しています。

要するに、2025年度のMARCH入試では、総合的な学力と英語力の両面で、より柔軟かつ高度な対策が求められるようになったのです。

考えるべきは「対策のバランス」

MARCH受験を目指す学生にとって、鍵となるのは共通テストが必須の学部とそうでない学部をバランス良く受験する戦略です。早期からの基礎固めと適切な志望校選定、そして各入試方式に応じたバランスの取れた対策計画が不可欠となります。

さらに、早慶やMARCHにおいて共通テストの導入が進む中、受験対策の一層の高度化が予測されます。大切なのは、変化する入試制度に柔軟に対応しつつ、自分の学力と志望校の特性を見極め、効率的かつ効果的な受験準備を行うことです。

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【明治大学】2025年の入試における変更について

【明治大学】2025年の入試における変更について

明治大学は2025年度入試において、学部別入学試験の内容を一部変更することを発表しました。主な変更点は以下のとおりです。

入試方式と募集人員の変更

年度 入試方式(募集人員)
2024年度まで 学部別3科目方式(130名)、英語4技能試験活用方式(100名)
2025年度から 2科目方式(80名)、英語4技能試験活用方式、大学入学共通テスト併用型3科目方式(70名)、大学入学共通テスト併用型英語4技能試験活用方式(20名)

試験科目の変更

入試方式 試験科目
2科目方式 国語、外国語(英語)
英語4技能試験活用方式 国語、英語4技能資格・検定試験スコア
大学入学共通テスト併用型3科目方式 国語、地理歴史(共通テスト)、外国語(英語)
大学入学共通テスト併用型英語4技能試験活用方式 国語、地理歴史(共通テスト)、英語4技能資格・検定試験スコア

すべての方式で併願可能となり、国語の出題範囲が「現代の国語、言語文化」となり、漢文の独立問題は出題しないとなっています。

今後さらなる変更も予想されるため、最終的な情報は2025年度の大学ガイドブックおよび一般選抜要項・各入学試験要項で確認してください。

公式参考:https://www.meiji.ac.jp/exam/information/change/index.html

【青山学院大学】2025年の入試における変更について

【青山学院大学】2025年の入試における変更について

青山学院大学は、2025年度入試において大きな変更を行いました。大きな変更は、ほとんどの学部・学科で大学入学共通テストを必須とする方式に移行したことです。

一般選抜における変化は、以下のとおりです。

一般選抜(個別学部日程)で4つの方式を導入

  • 独自問題 + 大学入学共通テスト
  • 独自問題 + 大学入学共通テスト + 英語資格・検定試験
  • 独自問題 + 英語資格・検定試験
  • 独自問題のみ
  • ※学部・学科により採用する方式が異なる

一般選抜(全学部日程)

  • 全学部・学科で同一日に実施
  • 3種類の独自問題のみで受験可能
  • すべての教科・科目でマークシート方式(解答用紙1枚)を採用

大学入学共通テスト利用入学者選抜

  • すべての学部・学科で実施
  • 3~6科目型を設定
  • 複数の科目型に出願が可能

併願について

  • 一般選抜(個別学部日程)、一般選抜(全学部日程)、大学入学共通テスト利用入学者選抜の3つの選抜種別間で併願可能
  • 一般選抜(個別学部日程):試験日が異なれば併願可能、同一試験日でも午前・午後で併願可能な場合あり
  • 一般選抜(全学部日程):特定の5学部(文学部、法学部、経営学部、国際政治経済学部、理工学部)で学部内学科間併願が可能
  • 大学入学共通テスト利用入学者選抜:すべての学部間併願および学部内すべての学科間・学科内(科目型)併願が可能

上記の変更により、受験生にとってより多様な受験機会と選択肢が提供されることになります。最新情報は更新され続けるため、公式サイトも必ず確認してください。

公式参考:https://www.aoyama.ac.jp/admission/undergraduate/examination/exam_digest.html
選抜情報:https://www.aoyama.ac.jp/admission/undergraduate/examination/

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【立教大学】2025年の入試における変更について

【立教大学】2025年の入試における変更について

立教大学の2025年度一般選抜に関する主な変更点を以下にまとめました。変更においては英語外部試験の活用や情報科目の導入など、多様な学力評価方法を採用する傾向にあるようです。

一般入試

  • 本学独自の英語試験を課さない日程(全学部)と課す日程(文学部のみ)の2種類を継続
  • 試験科目の出題範囲を新教育課程に合わせて変更
  • 2025年度に限り、旧教育課程履修者に配慮した出題範囲を設定
  • 文学部日程(2月11日実施)を除き、国語の「言語文化」から漢文を除外

大学入学共通テスト利用入試

  • 3科目型(理学部を除く全学部)、4科目型(理学部のみ)、6科目型(全学部)の3つの科目型を継続
  • 各試験科目の出題範囲を新教育課程に合わせて変更
  • 英語資格・検定試験のスコア利用を継続
  • 3科目型の一部学部学科と6科目型の全学部学科で「情報I」を選択科目として導入
  • 国語の配点は大学入学共通テストの満点を各学部・学科が定める配点に換算

その他

  • 旧教育課程履修者への配慮として、経過措置科目を設定
  • 選択する科目による有利不利への統計処理導入は2025年度入試では見送り

入試制度は年度によって変更される可能性があるため、最新かつ正確な情報は立教大学の公式Webサイトで必ず確認してください

公式参考:
https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/news/2023/mknpps000002416g.html
https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/news/2023/mknpps000002416g.html

【中央大学】2025年の入試における変更について

【中央大学】2025年の入試における変更について

中央大学の2025年度入試における変更点は、新学習指導要領に対応した試験内容に変更したことです。2025年度入学試験における主な変更点を以下にまとめました。

法学部

  • 英語運用能力特別入学試験の実用英語技能検定の出願要件を「準1級以上の合格」から「1級合格」に変更

経済学部

  • 高大接続入学試験の出願資格から「高校生地球環境論文賞」での表彰を除外
  • 海外帰国生等特別入学試験の募集を停止

商学部

  • 学部別選抜英語外部試験利用方式の募集を開始
  • 英語運用能力特別入学試験のGTECの出願要件に検定版Advancedタイプを追加
  • 外国人留学生入学試験(A方式)の実施方法を変更(英語能力要件の追加、2次選考を対面式に変更)

文学部

  • 自己推薦入試、指定校推薦入試、スポーツ推薦入試の出願資格等を変更
  • 自己推薦入学試験【外国語型】と学部別選抜英語外部試験利用方式のGTECの出願要件に検定版Advancedタイプを追加

総合政策学部

  • 学部別選抜英語外部試験利用方式の英語資格・検定試験の種類と基準を変更

国際経営学部

  • 5学部共通選抜(現行:6学部共通選抜)から除外
  • 学部別選抜英語外部試験利用方式のGTECの出願要件を変更
  • 海外帰国生等特別入学試験(2025年9月入学)の募集を開始

国際情報学部

  • 学部別選抜英語外部試験利用方式の合否判定方法を変更(英語スコアを得点化して判定に使用)
  • 学部別選抜英語外部試験利用方式の英語資格・検定試験の基準を変更

受験を検討している方は、各学部の詳細な入試要項を確認することをおすすめします。繰り返しますが、最新かつ正確な情報は、中央大学の公式サイトで必ず確認してください。

公式参考:https://www.chuo-u.ac.jp/connect/admission/modification/

【法政大学】2025年の入試における変更について

【法政大学】2025年の入試における変更について

法政大学は、2025年度の一般選抜入試において、高等学校学習指導要領(平成30年告示)に対応した変更を予定しています。法政大学の2025年度一般選抜における主な変更点は、以下のとおりです。

一般入試(T日程入試・英語外部試験利用入試・A方式入試)

  • 新教育課程に対応した出題教科・科目に変更
  • 2025年度は旧教育課程履修者にも配慮した出題を実施
  • 「情報I」は出題しない

大学入学共通テスト利用入試 B方式(3科目型)

  • 一部の学部学科で「情報I」を選択科目の1つとして導入
  • 学部・学科により科目選択方法や配点が異なる
  • 外国語の配点方法が変更(例:英語はリーディングとリスニングの比率が調整)

大学入学共通テスト利用入試 C方式(5教科6科目型)

  • 「情報I」は課さない
  • 文系学部と理系学部で異なる科目・配点設定
  • 全学部で『国語』『数学I・A』『数学II・B・C』が必須

理工学部機械工学科(航空操縦学専修)一般選抜

  • 大学入学共通テストを利用した新たな選抜方式を導入
  • 『英語』『数学I・A』『数学II・B・C』が必須
  • 『国語』または理科から1科目選択

新しい学習指導要領に基づく教育内容に対応するためのものであり、受験生にとっては準備の仕方や学習計画の見直しが必要になります。最新かつ正確な情報は法政大学の公式入試情報サイトで確認してください。

公式参考:https://nyushi.hosei.ac.jp/important/news-20230328094607

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2025年度の入試に向けての計画立案と準備は何をする?

2025年度の入試に向けての計画立案と準備は何をする?

2025年度のMARCH入試に向けて、効果的な計画立案と準備が不可欠です。

まず、3月から6月にかけては基礎固めの期間として、共通テスト対策よりも基礎学力の強化を優先しましょう。この時期に基礎をしっかり固めることで、後の学習がより効果的になります。

また、8月から9月には、志望校に応じた具体的な共通テスト対策に移行します。そして10月以降は、共通テストと私立大学独自試験の対策のバランスを取る期間です。

ここで大切なのは、基礎力なしでは共通テストでも高得点を期待できないという点です。

また、受験の複雑化に対応するため、信頼できる指導者や塾のサポートを活用し、個々の受験生に合わせたカスタマイズされた戦略を立ててください。

必要に応じて、共通テスト必須学部だけでなく、3教科で受験可能な学部も併願することでリスクを分散する戦略も考慮しましょう。

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まとめ

2025年度のMARCH(マーチ)入試では、各大学で大きな変更が行われます。

大学 2025年度入試の主な変更点
青山学院大学 ほとんどの学部・学科で共通テストが必須に
立教大学 英語の評価方法を刷新
明治大学 学部別の入学試験の内容を一部変更
中央大学 新しい学習指導要領に合わせて試験内容を変更
法政大学 新しい学習指導要領に合わせて試験内容を変更

全体的に見ると、共通テストがより重要になり、英語の外部試験を活用する傾向が強まっています。また、受験生の選べる試験の形式が増えた一方で、入試の仕組みが複雑になってきています。

このような変更に対応するために、受験生の皆さんは早めに、バランスの良い学習計画を立てることが大切です。各大学の入試の特徴をよく理解し、自分に合った準備を進めていくことをおすすめします。

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