関関同立の年間スケジュールは?英語での例とおすすめ参考書まで解説

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関関同立(関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学)は関西の私立大学の最難関グループとして知られています。この大学に合格するためには、計画的な学習が欠かせません。

この記事では、関関同立合格を目指す高校生のための年間スケジュールを紹介します。どの時期に何をすべきか、どのレベルに達していれば良いのかを明確にしますので、ぜひ参考にしてください。

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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない

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関関同立合格のための理想的な年間スケジュール

【動画でもご覧いただけます!】

関関同立合格のための理想的な年間スケジュールは、以下のとおりです!少し長いですが、英語の例も添えるのでぜひ一気見してください!

【目的の学習レベル】

学習レベル
期間
月数
基礎レベル 2〜5月 約4か月
産近甲龍レベル 6〜8月 約3か月
関関同立レベル 9〜1月 約5か月

【最終目標時期】

時期
目標
11月末 過去問で合格最低点に「タッチ」する(週1回の演習で少なくとも1〜2回は合格最低点を超える)
12月 過去問で50%以上の確率で合格最低点を超える状態
1月 安定して合格点を取れる状態(例:6回中3〜4回合格できる)

【スケジュール】

時期
学習段階
具体的な目標
2月 基礎レベル 単語学習開始、英文解釈の基礎教材終了、英文法学習開始
3〜4月 基礎レベル 英文法の深掘り、英語長文基礎演習開始
5月末 基礎レベル完了 ソリューション1/ザ・ルールズレベルの問題が解ける状態
6〜8月 産近甲龍レベル 産近甲龍レベル演習(3か月間)
8月末 産近甲龍レベル達成 産近甲龍過去問で60〜70%正答率
9〜11月 関関同立レベル 関関同立レベル演習(3か月間)
11月末 関関同立レベル前期 合格最低点にタッチ
12〜1月 関関同立レベル後期 安定期、合格点を安定して取る

【時期別到達目標】

時期
目標
詳細
2月〜5月 基礎固め期間 – 5月末時点でソリューション1レベル/関先生のザ・ルールズの長文が訳せる状態
– 英単語1500語程度の習得
– 英文解釈の基礎(7時間分解法など)を終了
– 英文法の基礎を身につける
6月〜8月 産近甲龍レベル習得期間 – 8月末時点で産近甲龍レベルの過去問で60〜70%の正答率
9月〜11月 関関同立レベル演習期間 – 関関同立レベルの問題を集中的に演習する期間(約5か月必要)

英語を例にした関関同立の合格スケジュール(時系列順)

【2月】

  • 英単語学習開始(10週間で1500語習得ペース)
  • 英文解釈の基礎教材「7時間分解法」などを完了
  • 英文法学習の開始(英文解釈と並行して学習)
  • 文法概念(副詞節など)の本質的理解を重視

【3月〜4月中旬】

  • 英単語学習の継続
  • 英文法の深掘り学習
  • SVO構造の把握など基本的な解析力向上

【4月中旬〜5月】

  • 基礎レベルの長文演習開始
  • 英文法学習と並行して長文読解力を養成
  • 正確な構文把握能力を身につける

【5月末】

  • 英語長文ソリューション1レベル/ザ・ルールズレベルの問題が解ける状態に
  • 基礎レベルの完成

【6月〜8月】

  • 産近甲龍レベルの問題演習
  • より複雑な文法・語彙・長文読解の習得

【9月〜1月】

  • 関関同立レベルの演習に移行
  • 11月末には合格最低点にタッチできる状態
  • 12月〜1月で安定して合格点を取れる状態へ

関関同立に合格のための勉強時間

関関同立 勉強時間

マナビズムでは、関関同立・MARCHレベルの大学に合格するためには、約1,500時間の学習時間が必要としています。この1500時間という目安は偏差値55程度の高校で成績が中程度の学生を基準としています。

ただし、個人の学力によって必要な勉強時間は変わってきます。

  • 学力が低い場合:2000時間〜2500時間に増加する
  • 学力が高い場合:1000時間〜1200時間に短縮できる

残りの受験までの期間を考慮し、1日にどれだけ勉強時間が必要かを計算することが大切です。たとえ難しくても、1〜2時間でも毎日続けて、土日でまとめて平日の不足分を補うようにしましょう。

高校2年生は基礎を確実に習得し、高校3年生になったら徐々に勉強時間を増やしていくことをおすすめします。特に、夏以降は勉強量を増やすのが重要です。

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関関同立のスケジュールに合わせた合格へのマインドセット

関関同立 マインドセット

関関同立合格を目指すうえで、学習計画と同じくらい重要なのが精神面の準備です。ここからは、サクッと紹介した『長期間にわたる受験勉強』を乗り切るためのマインドセットについても解説します。

諦めないことが武器となる

関関同立合格のスケジュールを進めるなかで、理想的なペースで進められない時期があっても、決して足を止めないでください。年内に合格最低点を超えられなくても、入試直前の1月にはじめて合格点に到達し、最終的には高い確率での合格も十分に目指せます。

受験勉強においてもっとも大切なのは、継続することです。合格は「頭がいいから」実現するのではなく、「受かるために必要な勉強量とそれに対する質」があってこそ実現します。

自分は暗記が苦手、勉強に自信がないと感じる人でも、日々の積み重ねで必ず力はついていきます。関関同立合格を目指すキミは、この点を強く意識してください。

全体像を見据えた学習計画を立てること

関関同立合格のためには、単に「いい参考書」を消化するだけではなく、

いつまでにどの程度の点数を取れるようになるべきか

という全体像の意識が重要です。本当の理解を伴った学習こそが、初見問題でも得点できる実力につながります。

ほかの受験生と比べて焦ることなく、自らのペースを守りましょう。「人より少ない努力で効率よく結果が出るタイプ」もいれば、「人より頑張らないと結果が出ないタイプ」もいます。自らの特性を理解し、自分に合った方法を見つけてください。

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□1人で勉強を進められない
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関関同立のスケジュールと一緒に知りたい参考書3選

【動画でもご覧いただけます!】

関関同立合格を目指すうえで、参考書選びも重要なポイントです。ここでは、マナビズムの講師から「今の受験生たちほんま幸せやなって」といわれるほど良質な参考書を3冊紹介します。

いずれも「初見の問題でどう考えたらいいか」が学べ、自分で問題を解く時の考え方をきちんと言語化している参考書です。抽象的すぎず具体的すぎず、ちょうどいいバランスの3冊を見ていきましょう。

特訓リーディングの標準問題(英語)

特訓リーディングの標準問題(英語)には、とても詳しい解説がついており、文の構造から設問の解説も全部書かれています。全30題、10題ずつレベルが上がっていく構成になっており、最後の方はマーチ・関関同立レベルの問題も収録しています。

一度絶版になったものの、人気で復活した超実力派の参考書です。「絶対持ってマイナスにならない」、「勉強時間に対してちゃんとリターンが返ってくる」本としておすすめできます。難関私大・マーチ・関関同立志望の人や、難しい長文へ入る前に基礎固めをしたい人には特におすすめです。

英語長文プラスの速読トレーニング問題集

宮下先生著、応分社から出版している英語長文プラスの速読トレーニング問題集は、前半に「速読ルールブック」を収録。「目を早く動かすことが速読ではない」とちゃんと教えてくれる一冊です。

関関同立・マーチ・早慶レベルの長文10題が収録されており、1000ワードを超える超長文も含みます。すべての文に構造が振ってあるわけではありませんが(実際の試験と同じ状況)、文章の「凹凸」の見わけ方はバッチリ教えてくれます。

「ルールズ」と似ているものの、どちらかというと本文読解に特化した内容となっています。「薄くて10題だし、パッとできそうだけど、ちゃんと力がつく」と感じる参考書としておすすめです。

新現代文レベル別問題集

新現代文レベル別問題集は、フルカラーで本文が色わけされ、解説が口語調で分かりやすいのが特徴です。「ここは抽象的な内容だからゆっくり読もう」といった実況中継風の解説で、現代文の読み方を教えてくれます

記述問題の答え方も「ここ削ったら分位変わらんよね」というように親切に教えてくれるため、現代文ができる人の頭の動きを見て学べる参考書です。レベルは1〜4まであり、レベル4は実質「上級編」(関関同立レベル)となっています。田村先生の「ムービースタディ」と組み合わせるとさらに効果が上がるので、おすすめです。

もっと参考書選びについてさらに詳しく知りたい方は、参考書ルート 一覧 | 難関私大専門塾マナビズムをご覧ください。

まとめ

関関同立 ロードマップ

関関同立合格のためには、計画的な学習スケジュールが欠かせません。高校3年生の2月からはじまる基礎固めの期間、夏にかけての標準レベル習得期間。そして秋から冬にかけての応用・発展期間と、段階的に学力を高めていくことが重要です。

1年間の学習計画では、5月末までに基礎レベルを完成させ、8月末までに産近甲龍レベルに到達し、11月末には関関同立の合格最低点にタッチできるようになることを目指しましょう。そして12月から1月にかけては、安定して合格点を取れる状態に持っていくのが理想的です。

少しでも迷ったら、ぜひマナビズムの講師に相談してください!キミの合格まで一緒に伴走します!

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