偏差値50から関関同立は可能?実例やおすすめ参考書も紹介

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「偏差値50の高校に通っているけど、関関同立に合格できる?」

このような疑問を持っている高校生は、少なくないのではないでしょうか。結論からお伝えすると、偏差値50からでも関関同立への合格は十分に可能です。

高校の偏差値と大学受験の結果は、必ずしも比例しません。実際に、マナビズムでは偏差値50以下の高校から関関同立に合格した生徒が数多くいます(合格実績)。

この記事では、偏差値50からの関関同立の合格をめざす具体的な方法、実際の合格事例、おすすめの参考書などを紹介します。この記事を読み、キミも関関同立合格への道筋を明確に描きましょう!

偏差値50の高校から関関同立への合格は可能?

偏差値50 関関同立 合格

冒頭でお伝えしたとおり、偏差値50からでも関関同立合格は十分可能です。

ここでいう「偏差値50以下」とは高校の偏差値を指しています。高校の偏差値が50以下であっても、学校の模試で偏差値50を超えている生徒は「すごい」と評価されるのが現状です。

とはいえ、一部のマナビズム講師陣の出身高校は偏差値60程度だったにもかかわらず、模試では偏差値30〜40程度しか取れていませんでした。そのため、高校の偏差値と個人の学力は必ずしも一致しません。

ただ、この経験があるからこそ、マナビズムでは「そもそも大学受験をするのか」と周囲に思われるような学校環境であっても、その気持ちを汲んだうえで関関同立を目指す受講生をサポートしています。

関連記事:高3から関関同立合格は目指せるのか?ケース別の可能性と必要な勉強法を解説

【大学別】偏差値50から関関同立へ合格した実例

偏差値50 関関同立 実例

では、実際にマナビズムを利用して、偏差値50前後の高校から関関同立に合格した実例を大学別に紹介します。

関西大学

『関西大学に合格するなんて、偏差値50以下の私には無理だろう…』

そう思っていた高校3年生の受講生は、7月という遅いスタートで偏差値36からマナビズムに入塾しました。

関関同立を目指すには厳しい出発点で、課題は「勉強習慣の完全な欠如」。マナビズムのコンサルタントは「英単語の絶対的不足」という根本原因を特定し、単語学習の方法を提案しつつ基礎から徹底的に固めていきました。

「とりあえず1回勉強してみる」という姿勢からはじまり、継続することで成績は着実に上昇。「本気で努力したら実力もつくし、これなら受かるんじゃないか?」という自信が生まれ、見事に関西大学合格を勝ち取りました!

詳細はこちら:門真なみはや・自習コンサルティングのおかげで第1志望合格!!

関西学院大学

『偏差値40台から関関同立合格!環境の力で実現した逆転』

偏差値40台の高校に通い、高3の7月から本格的に勉強をはじめた受講生の実例です。受講生が成功した要因は「環境の力」。マナビズムで全員が関関同立以上を目指す仲間に囲まれ、「自分もこの一員だ」という自覚が芽生えたことが転機となりました。

途中では、モチベーションが下がる時期もありましたが、講師や友人に積極的に相談することで壁を乗り越えています。結果として、「自分で解決しようとすることが一番時間がかかる」という気づきから積極的に学び、見事に関西学院大学への合格を勝ち取っています!

詳細はこちら:環境に鼓舞され掴んだ合格!

同志社大学

『基礎固めからはじめる同志社大学合格への道』

次は、高校1年生の終わりから同志社大学への進学を決意し、見事合格を勝ち取った受講生の事例です。この生徒さんは2年生の夏頃から少しずつ勉強をはじめ、YouTubeでマナビズムチャンネルを見つけたことがきっかけで入塾してくれました。

この実例では、「基礎をじっくりと固めたからこそ、英語が得意になった」と、基礎教材が転機に。「英文解釈バイブル」ではほかの参考書で理解できなかった内容がスムーズに頭に入り、「基礎英文読解」の復習問題を完璧になるまで繰り返し学習しています。

見る間に英語力は向上し、偏差値50前後からでも正しい基礎固めによって同志社大学への合格を果たしました!

詳細はこちら:No Pain No Gain!

立命館大学

『専門高校から関関同立へ!偏差値36からの逆転合格』

最後は、情報技術を専攻していた高校生が、英語偏差値36という厳しいスタートから立命館大学合格を勝ち取った実例です。入塾当初は勉強習慣すらなく、毎日の学習継続に苦しんでいました。

マナビズムでは、まず勉強を習慣化することからはじめ、少しずつ学習時間を増加。数学と物理は得意科目でしたが、途中で伸び悩む時期もありましたが、諦めずに2か月間参考書の完成度を高め続けました。

結果、得意科目を最大限に活かす戦略が功を奏し、共通テスト併用入試で見事立命館大学への合格を勝ち取りました!

詳細はこちら:共テ併用入試で念願の立命館合格!―得意科目を最大限に生かす戦略で―

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関関同立に合格するレベルの受験生が得る力

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関関同立に合格する過程で身につく力は、単なる知識だけではありません。実例で触れた受講生も、以下に紹介する5つの力を手に入れて、大学受験だけでなく社会に出てからも役立つ本質的な能力を養っています。

目標からの逆算能力

偏差値50から関関同立への合格を目指すにあたって、マナビズムがもっとも重視するのは「目標からの逆算」の思考法です。合格を「当たり前」と考え、そのために今何をすべきかを明確にします。

自習コンサルティングでの指導では、「いつまでにこの結果を出すか→そのためには今何をすべきか」という考え方を徹底します。

部活で忙しい生徒で例えるなら、「A単語を1週間50個ずつ」という漠然とした計画ではなく、合格に必要な期日から逆算した計画を立てるということです。この逆算思考が、合格できるペースでの学習を可能にします。

目的意識を持った行動習慣

偏差値50から関関同立を目指すなら、「今やろうとしていることが最終目標のどこにつながるのか」を常に意識する習慣も大切です。この意識の差が「成績の上がり方を変える結果」につながります。

「基準で勉強するのは当たり前、合格するのも当たり前」という気持ちを持って、「行き当たりばったりの勉強を絶対にしない」のが基本です。

単語学習だけ見ても、「1週間1週間その場しのぎ」ではなく、目的を持って取り組むこと。それだけでも、学習効果が変わってきます。常に目的を意識した行動習慣が、合格へのルートとなるのです。

自制心と我慢する力

偏差値50から関関同立を目指すなら、自制心と我慢する力も身につきます。「自制精神」は高校の偏差値が上がるにつれて強くなる傾向があります。

これは、心理学の「マシュマロ実験」が有名です。幼稚園児にマシュマロ1個を与え、15分間我慢できればもう1つ追加するというものです。約1/3の子どもが我慢でき、2/3は我慢できませんでした。

追跡調査の結果、マシュマロを我慢できた子どもたちは社会的に成功する傾向が高かったことがわかっています。

同様に、高校生活の誘惑(遊び、花火大会、体育祭、文化祭など)に対する自制心が、受験勉強においても役割を果たします。つまり、「我慢しないといけないところで我慢できる力は、結果を出さないといけない受験や将来に作用する」わけです。

価値判断と優先順位付けの能力

16・17・18年生きていたら分かっているかもしれませんが、「手に入れたいものをすべて手に入れる」のは難しいです。そのため、「何を取るか」より「何を取らないか」の判断が社会生活においても大切なことです。

関関同立を目指す受験生であっても同様です。マナビズムの八澤先生は、秋の文化祭を頑張った生徒は大学受験で「大失敗」するケースを見てきました。「セリフを覚える余裕があったらA単語1個の方が時間的価値が高い」と判断して、今につながっています。

「文化祭に出たかったけど、やると達成したい結果が出せないから断った」、この行動が、「人生において何を大切にして何を大切にしないか」の決断力を養うものです。受験でも、この考え方で進めると良いでしょう。

社会に出てからも通用する思考習慣

少しまとめますが、ここまで伝えてきたのは「大学に入ってから、そして社会に出てからも」通用する思考習慣です。「大学という名前を手に入れながら、最終的にはさらに大きいものを手にできる」ということに気づいてください。

  • 行動習慣
  • 自制心
  • 判断能力

これらは、「大学名なんかよりもよっぽど価値がある」もので、受験を通じて身につけることができます。この能力は偏差値が高い高校ほど、生徒が持っている傾向があります。

関関同立を目指す今、これを養うための勉強だと思えば、ゴールは関関同立への合格ではなく、『社会人としての力』をつけることになります。それが勉強の原動力になるのです。

やる気はあるけどどうしたらいいか分からないときには

偏差値50 関関同立 やる気

とはいえ、「やる気はあるのに成績が伸びない」「どう勉強したらいいのかわからない」という悩みを抱えている高校生は少なくありません。偏差値50前後の高校に通っている場合、周りに関関同立を目指す仲間が少なく、適切な勉強法もわからないはずです。

マナビズムでは、まさに「やる気はあるけど勉強が下手でどうしたらいいか分からない人を救うため」の自習コンサルティングを行っています。この自習コンサルティングでは、生徒1人ひとりに専属の「自習コンサルタント」が担当し、志望校や現状の学力に合わせたオーダーメイドの「勉強計画」を設計します。

週に一度の面談では、暗記方法や復習方法などの「勉強法」の指導も行うので、キミは勉強をすることだけに集中可能です。偏差値50からでも関関同立合格を目指すなら、ぜひマナビズムの自習コンサルティングをご検討ください。

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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
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上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。

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偏差値50以下から関関同立の合格を目指すおすすめ参考書

【動画でもご覧いただけます!】

偏差値50以下から関関同立合格を目指すには、参考書選びも重要です。独学を目指すキミにも向けて、ここではマナビズム講師陣が厳選した科目別のおすすめ参考書を紹介します。

英語

偏差値50以下から関関同立の合格を目指すキミに、英語でおすすめしたいのは、2024年夏に出版された矢沢先生の「たった7時間で英文解釈」です。

  • 特徴:英文解釈からスタートする独自のアプローチ
  • 目安時間:2〜3週間で完結(チャプター5つ、各1.5時間程度)

マナビズムの経験上、文法書(例:関先生のポラリス)から入り、専門用語を理解できない受講生が意外に多いです(副詞節、関係詞など)。例えば、偏差値65程度の高校でもOCの違い、または三単現のルールを理解していないといった具合です。

一方で、通常の参考書ルートでは「単語→文法→長文」という順序が一般的ですが、それでは長文練習が遅れてしまいます。そして、単語だけの学習では、A2級程度までしか点数が取れません。

この点、英文解釈から入ることができれば、長文読解のスキルが早期に身につきます。「たった7時間で英文解釈」を終えたあとは、ハイパー1などの長文問題集に移行するのがおすすめです。

英文解釈の基礎をしっかり固めたうえで、長文演習量を確保しましょう。

現代文

偏差値50以下から関関同立の合格を目指すキミの現代文対策では、蒼先生の「4時間現代文」(ムビスタシリーズ)がおすすめです。

  • 特徴:本質的な文章読解法と設問対策
  • 目安時間:2週間程度で終わらせる

蒼先生の解説は本質的で、テクニックだけでなく読解の根本を教えてくれます。このあとは「新現代文レベル別」シリーズへ進むことで(レベル1〜4)、設問の解き方、文章の読み方の基礎が身につきます。

「新現代文レベル別」だけでは情報量が多すぎて、現代文が苦手な人は重要点を吸収できなくなります。教材だけをこなしたとしても、何を理解し何を覚えるべきか分からなくなってしまいます。

「4時間現代文」であれば情報量が多すぎず、現代文が苦手な人でも吸収しやすいのが特徴です。「4時間現代文」で基礎を固めてから「新現代文レベル別」に進むと、理解度が上がります。

古文

古文でおすすめしたいのは、学参社の参考書ランキングで1位を獲得(「速読英単語」を超えた)、「6時間古典文法」(ムビスタシリーズ)です。

学習者が「何をどう理解し、どう覚えるべきか」を明確に示しているのが特徴です。そのため、理解→暗記→演習がオールインワンで完結します。

また、映像授業でポイントを理解し、ミニブックでQ&A形式で覚える解説も分かりやすいです。実際の問題演習も含まれているので、古文で悩んでいるキミはぜひ手に取ってみてください。

数学

数学を苦手としているキミにおすすめなのが、分厚いですが基礎理解を徹底的に固める、「優しい高校数学」です。「基礎問題精講」は薄くて進みやすいのですが、丸暗記に陥りやすい傾向があります。

理系志望者は、基礎理解が不十分だとあとで壁にぶつかることになります。特に、11か月〜1年で逆転合格を目指す場合、基礎の理解度を高めることが重要です。

「優しい高校数学」であれば、例題を人に説明できるレベルまで理解できます。偏差値50以下、偏差値40代からスタートする場合は、無駄なく基礎固めをする必要があります。この参考書はそのための最適な教材です。

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まとめ

偏差値50の高校からでも、適切な学習方法と計画があれば、関関同立への合格は十分可能です。

実際に、マナビズムでは偏差値36という低い数値からスタートして関西大学に合格した例や、偏差値40台の高校から関西学院大学に合格した例など、多くの逆転合格事例があります。

偏差値50からの関関同立合格を目指すなら、この記事で紹介した参考書も活用し、ゴールを目指した学習を心がけましょう。「やる気はあるけどどうしたらいいか分からない」という場合は、マナビズムの自習コンサルティングのようなサポートを受けることもぜひ検討してください。

マナビズム講師一同、関関同立合格を心から応援しています!

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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない

上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。

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よくある質問(FAQ)

大学受験で偏差値50だと上位何%ですか?

大学受験における偏差値50は、平均的な位置にあたります。高校によって基準が異なるため一概にはいえませんが、公立高校の場合、偏差値50は中堅レベルで、進学校では下位、非進学校では上位に相当します。全体としては、ちょうど真ん中の50%ラインに位置すると考えられます。

関関同立に受かる確率は?

偏差値50の高校全体では10〜20%程度、自称進学校(偏差値50前後)では30%程度といわれています。ただし、あくまで平均的な数値であり、個人の努力次第で変わります。適切な学習計画と勉強法を実践すれば、合格確率は上昇するでしょう。

関関同立でどこが一番賢い?

一般的には同志社大学がもっとも難関といわれています。次いで関西学院大学、関西大学、立命館大学の順となります。ただし、学部によって難易度は異なる点に注意が必要です。偏差値だけでなく教育内容や就職実績も考慮して志望校を選ぶことをおすすめします。

偏差値50は高いですか?低いですか?

全国平均で見れば「平均的」なレベル、大学受験においては「やや低め」といえます。関関同立(偏差値55〜70)と比べると低いですが、産近甲龍(偏差値45〜55)と比べると同等か高いレベルです。とはいえ、現在はあまり差がないと考えられています。受験勉強をしっかり行えば十分伸びる可能性があるため、諦めずに取り組みましょう。

偏差値50だと5教科で何点くらい取ればいいですか?

一般的に500点満点中、250〜300点程度とされています。ただし、高校や模試によって基準は異なります。関関同立合格には350〜400点以上必要だと考えるのが1つの目安になるでしょう。目標は400点以上を設定し、計画的に学習を進めていくことをおすすめします。

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