【保護者必見】夏休みの受験生にやってはいけない親のサポート方法は?【大学受験】

更新日: (公開日: COLUMN

夏休みがはじまると、大学受験を控えたお子様を持つ保護者の皆様は

  • 「どのようにサポートしたら良いのか」
  • 「わが子の大学受験、親はどのように支えれば良いのだろう?」

と悩まれ、よくご相談に来られます。

確かに、大学受験は子どもの人生における節目で、親としても心配や戸惑いを感じるのは当然です。

しかし、模試の結果が思うように出ない、勉強時間が増えているのに成績は伸び悩むタイミングでは、

  • 「もっと勉強しなさい」
  • 「このままで大丈夫なの?」

といった声かけが逆効果になってしまう時期でもあります。

本記事では、夏休みの受験生に対して親が「絶対にやってはいけない」サポート方法を解説します。

お子さんの力になるサポートの方法にも触れるため、ぜひ参考にしてください。

YouTube動画でもご覧いただけます!

動画では、大学受験を控えるお子様を持つ保護者に向けて、夏休みや受験期のサポート方法を解説しています。

模試の結果に焦って口を出すよりも、子どもの努力を認めて信じてください。

受験は親のリベンジではなく、子どもの人生を豊かにする手段です。

愛を持った接し方が、成績・親子関係に良い結果をもたらします。

以下では、動画を見られない方に向けてテキストでも紹介します。

夏休みの受験生にやってはいけないサポート方法

夏休み 受験生 サポート

夏休みの受験生にやってはいけない親のサポート方法は、以下の3つです。

  • 努力を素直に褒めない
  • とやかく口を挟む
  • 受験の主人公を親にしない

努力を素直に褒めない

まず、親御さんがお子さんの努力を素直に褒めないケースです。

好きで勉強ができる子は少数派で、大半の受験生は「嫌い」、「しんどい」という気持ちから勉強をはじめています。

「頑張っている」という事実そのものを、まずは心から認めて褒めてください。

子どもは「親が自らを理解してくれている」と感じ、さらに頑張ろうという気持ちになるからです。

苦手で辛いものに毎日挑戦し続けている行為は、それ自体が価値のある取り組みです。

受験生は、親からたくさんの支えをもらって感謝している一方で、申し訳ない気持ちも抱えています。

結果が出ていない時期でも、過程を評価する保護者のサポートが受験生の支えになります。

とやかく口を挟む

次に、模試の結果や参考書の進み具合を見て、保護者が不安になり口を出してしまうケースです。

模試で偏差値48、E判定、問題が解けていない等の結果を見ると、「大丈夫か?」と心配になるのは当然の親心です。

しかし、保護者の方は子どもを自らの定規で”定義”せず、信じて任せる姿勢を持ってください

不安を口に出しても「何も好転しない」からです。

「もっと勉強しなさい」といわれても、そのほとんどは次のように受け取ります。

  • 「うるさい」
  • 「俺、頑張ってるもん」
  • 「塾での様子見てないやん」

いずれの場合も、結果として状況は改善せず、むしろ親子双方が不幸になってしまいます。

「結果は出ると信じてあげる」というのは、親御さんだからこそできる支援です。

受験の主人公を親にしない

最後に、夏休みに限らず、大学受験全体を通じて気をつけたいのが受験の主人公を親にしないという点です。

保護者と接するなかで見つけたのは、結果が出ないご家庭に共通する以下の点です。

  • 「受験の主人公が親になっている」
  • 「親の人生のリベンジを子どもにさせている」

このような状況になると、子どもの主体性がなくなり、結果も出にくくなります。

親が「勉強、勉強、勉…」と押しつけると、健全なコミュニケーションが成り立たなくなってしまうからです。

本来の受験勉強は、子どもの人生を豊かに、幸せにするために受けるものです。

しかし、以下のような状況を招いてしまっては本末転倒です。

  • 家庭環境が壊れる
  • 親子関係が悪化する

押し付けで大学受験までたどり着けても、大学生・社会人になれば通用しません。

受験の主人公は常にお子様であることを忘れずに、保護者は適切な距離でサポートしてください。

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夏休みの受験生に親が実施したいサポートの方法は?

受験生 親 サポート

夏休みの受験生に親でなければ成し得ないサポートは、日ごろからの愛情を示すことです。

合格発表時など、子どもが感謝を述べるときに出てくるのは、ほぼ日常の愛情に関する内容だからです。

以下のような感謝の言葉は、マナビズムに通っていた受験生からよく聞きます。

  • 「美味しいご飯を作ってくれてありがとう」
  • 「塾から帰ったら起きててくれてありがとう」

「厳しくいってくれてありがとう」という感謝の言葉は、残念ながら出てきません。

言葉にしなくても、子どもは日々の愛をきちんと感じているのです。

例えば、マナビズムの講師の高校時代は、塾からの帰宅が夜11時半でした。

それでも親は必ず起きて待っており、「何か食べる?」と声をかけてくれました。

さらに、受験期間中は以下のような声かけもありました。

  • 「今日顔暗いけど、どうした?」
  • 「なんかあったら、いつでもいってきて」

この一言の積み重ねが、子どもにとって強烈な”愛”を感じる瞬間です

第三者である塾では到底できない、保護者だからこそ提供できる貴重なサポートとなります。

親も受験生もいわない・いわれない生活を作るのが重要

受験生 いわない いわれない

大学受験の成功には、以下の2点が重要です。

  • 保護者が「いわなくても良い状況」を作る
  • 受験生が「いわれない生活」を自分で作る

「いわれてる時点で隙がある」と考え、親に「何もいわれない生活」を自分で作ります。

「塾で勉強する」のは、お金を払って通っている以上”当たり前”だと考えてください

勝負は、それ以外の時間での『あと1時間、せめて30分単語を覚える』といった小さな努力です。

小さな努力の積み重ねが力になり、親にも伝わって自然に「いわれなくなる」環境が生まれるのです。

保護者の方も、こうした姿を見れば納得感を得られるでしょう。

  • 明らかに合格基準に届く勉強をしていない
  • 受験するといったのにずっとゲームをしている

こうした状況では、親がいっても効果は出にくいです。

そういうときは、第三者にガツンといってもらったほうが変わる場合もあります。

マナビズムでは、保護者の方も含めた無料相談を実施しています。

お子様の大学受験に関するお悩みがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

オンラインでも可能今すぐ無料受験相談

 

まとめ

子どもの努力を”承認し、信じてあげる”姿勢が大学受験における保護者サポートの最優先事項です。

子どもにとって受験は「親のリベンジ」でも「親の物語」でもありません。

そして、親の不安を口にしても逆効果になってしまいます。

大学受験は子どもの人生における節目で、親としても心配や戸惑いを感じるのは当然です。

しかし、受験の本質は「子どもの人生を豊かにし、幸せにすること」にあります

  • 保護者は愛を持って支える
  • 子は「いわれない生活」を作る

この両輪がうまく機能すれば、大学受験の成功がぐっと近くなります。

ぜひ本記事をきっかけに、これからを考えてみてください。

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よくある質問(FAQ)

子どもの模試の結果が悪いとき、親はどう接すればいいですか?

不安を口に出したり叱ったりしても、子どもは「うるさい」、「頑張ってるのに」としか受け取りません。結果よりも「努力している姿」をまず認めてあげることが大切です。そのうえで「結果は出る」と信じてあげましょう。

子どもが全然勉強していないように見える場合は?

本当に大学受験勉強に取り組んでいないなら、親が言うより第三者に任せたほうが効果的です。塾や指導者など外部からの厳しい言葉が、子どもの行動を変えるきっかけになります。

どのような声かけが子どもに響きますか?

子どもが一番感謝するのは「毎日の愛情」です。「ご飯を作ってくれてありがとう」や「帰宅時に起きていてくれてありがとう」といった日常のサポートなどです。

親が子どもに「勉強しなさい」といい続けるのはダメですか?

親が子どもに「勉強しなさい」といい続けると、「いわなきゃやらない子」に育ってしまいます。主体的に学ぶ姿勢がなくなり、大学生・社会人になってから苦労します。保護者は「信じて承認する」姿勢を持ち、主体性を育てましょう。

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