同志社大学の公募推薦に学力試験はある?対象学部を確認
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同志社大学の公募推薦(正式名称:推薦選抜入学試験)は、学校長の推薦があればだれでも出願できる学校推薦型選抜の一種です。一部の学部でのみ実施されています。
対象は神学部・文学部・社会学部社会福祉学科・文化情報学部・グローバル地域文化学部です。これらの学部にはマーク式の学力試験が無く、小論文と面接・口頭試問で合否が決まります。
「学力試験が無いなら気軽に受けられるのでは」と考える受験生も多いはずです。
しかし公募推薦という名称から間口が広いと誤解されやすいものの、実際は評定平均3.5〜4.0以上という高めの基準を課す学部がほとんどです。
今回は、公募推薦を実施している学部の一覧から、小論文・面接の形式、出願条件、出願期間・試験日まで解説します。あわせて、対策をはじめるべきタイミングも確認していきましょう。
この記事でわかること
- 同志社大学公募推薦を実施している学部と、対象外の学部
- 学力試験ではなく小論文・面接・口頭試問で合否が決まる仕組み
- 評定平均3.5〜4.0以上という高めの出願条件
- 出願期間・試験日程から逆算した対策の始め時
同志社大学の公募推薦を実施している学部は限られる
同志社大学の公募推薦は、一部の学部だけで実施されています※1。 対象は神学部・文学部・社会学部社会福祉学科・文化情報学部・グローバル地域文化学部です※1。
経済学部・商学部・法学部など、それ以外の学部には公募推薦(推薦選抜入学試験)自体がありません※1。
まずは、自らの志望学部が対象かを確認してください。

同志社大学の理工学部は普通科生の対象外
理工学部にも「推薦選抜入学試験」という同名の制度があります※1。ただし対象は、工業高等学校等の卒業生・工業高等専門学校第3学年修了生に限られます※1。一般の普通科高校出身者には、出願資格そのものがありません※1。
選考内容も、マーク式の学力試験ではありません※1。書類審査に加えて、小論文・面接・口頭試問(数学・理科・英語について問う)で行われます※1。2026年度実績は、募集10名に対し志願者12名・合格者4名でした※2。
対象が工業高校等出身者に限られるため、普通科高校生の選択肢にはならない参考データです。
同志社大学公募推薦は小論文と面接で決まる
同志社大学の公募推薦は、学部を問わず小論文(または論述問題)と面接・口頭試問で合否が決まります。
ただし選考の進み方や小論文の形式は、学部によって違いがあります。
書類選考を経てから小論文に進む学部もある
文学部・グローバル地域文化学部は、2段階方式です※2。まず書類選考(第1次選考)で一度絞り込み、通過者だけが小論文・面接(第2次選考)に進みます※2。
| 学部 | 志願者数 | 第1次選考合格者 | 最終合格者 |
|---|---|---|---|
| 文学部(学部合計) | 61名 | 45名 | 37名 |
| グローバル地域文化学部(学部合計) | 126名 | 57名 | 25名 |
倍率で見ると、文学部は志願者61名に対し最終合格37名で約1.65倍です※2。グローバル地域文化学部は志願者126名に対し最終合格25名で約5.0倍です※2。同じ2段階方式でも、学部によって最終的な倍率には大きな差があります。
文学部のなかでも、学科によって絞り込みの度合いは異なります※2。美学芸術学科は志願者25名に対し第1次選考合格10名で、絞り込みが大きめです※2。一方、英文学科は志願者31名に対し第1次選考合格31名で、全員が通過しています※2。
同じ学部でも学科によって書類選考の厳しさが異なる点に注意してください。
一方、神学部・社会学部社会福祉学科・文化情報学部・理工学部(工業高校等)には第1次選考の段階がありません※1。出願後にそのまま、小論文・面接・口頭試問の試験日を迎えます※1。

小論文の形式は学部によって違う
学部ごとの小論文・面接の形式は、次のとおりです※1。
| 学部 | 小論文・面接の形式 |
|---|---|
| 神学部 | 小論文+面接・口頭試問 |
| 文学部 | 日本語による論文(筆記試験)+日本語での口頭試問 |
| 社会学部社会福祉学科 | 小論文+口頭試問 |
| 文化情報学部 | 筆記試験(論述問題)+口頭試問 |
| グローバル地域文化学部 | 日本語による小論文+口頭試問 |
同じ「小論文」という名称でも、学部によって形式が違います。志望学部の過去の出題形式を早めに確認し、対策を進めてください。
同志社大学公募推薦の出願条件を正しく知る
同志社大学公募推薦の出願条件を、評定平均の基準と併願の可否に分けて見ていきます。
評定平均の基準
学部ごとの評定平均基準は、次のとおりです※1。
| 学部 | 評定平均の基準 |
|---|---|
| 神学部 | 全体の学習成績の状況3.5以上(スポーツ活動実績者は3.0以上) |
| 文学部英文学科 | 全体の学習成績の状況4.0以上、かつ外国語(英語)4.1以上 |
| グローバル地域文化学部 | 全体の学習成績の状況4.0以上 |
{{未確定:社会学部社会福祉学科・文化情報学部の具体的な評定平均基準は確認できていません。学部により評定平均の基準が定められている(3.5〜4.0以上が目安)とお考えください}}
文学部英文学科は、TOEIC600点以上等の外部英語試験のスコアも出願資格の一部として求められます※1。
併願はできるのか
出願資格を満たしていれば、ほかの推薦選抜入学試験(学部間)との併願が可能です※1。{{未確定:ただし学部・学科によっては学科間の併願ができない制限がある場合もあり、どの学部が対象かまでは確認できていません。出願前に必ず志望学部の募集要項で確認してください}}
同志社大学公募推薦の出願期間と試験日
出願情報登録期間は2026年10月23日(金)〜11月5日(木)です※1。出願書類受付期間は2026年11月1日(日)〜11月5日(木)で、いずれも全学部共通です※1。試験日・合格発表は、学部によって次のように異なります※1。
| 学部 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|
| 社会学部社会福祉学科 | 2026年11月14日(土) | 2026年12月4日(金) |
| 文化情報学部 | 2026年11月14日(土) | 2026年12月4日(金) |
| 理工学部(工業高校等) | 2026年11月21日(土) | 2026年12月4日(金) |
| グローバル地域文化学部 | 2026年12月5日(土) | 2026年12月11日(金) |
神学部の試験日は2026年11月21日(土)です※1。文学部は2段階の日程です※1。第1次選考(書類選考)の結果発表は2026年11月20日(金)です※1。
通過者による小論文・口頭試問(第2次選考)の試験日は2026年12月5日(土)です※1。
入学検定料は35,000円で、納入期限は2026年11月5日(木)です※1。

同志社大学公募推薦の対策はいつ始めるべき?
動き出すべきタイミングは、出願情報登録がはじまる10月から逆算して、遅くとも夏までです。 小論文・口頭試問という同志社大学固有の選考形式には、まとまった準備期間が必要なためです。
書類選考がある学部を目指す場合は、調査書・学校長推薦書に加えて、第1次選考を通過できるだけの評定平均を維持しておく必要があります。小論文は学部によって形式が違うため、志望学部の過去の出題傾向を早めに確認し、書く練習を重ねておくことが欠かせません。
口頭試問は、その場で考えて言葉にする力が問われます。付け焼き刃の対策では通用しにくいため、早い段階から自らの考えを言語化する練習に取り組んだ人ほど有利になるでしょう。
「評定平均の基準が高いから」と諦める前に、志望学部の出願条件を今の時点で確認してください。そこから逆算して計画を立てることが、合格ラインに近づく近道になります。
万が一、公募推薦に落ちた場合は、一般選抜での巻き返しも選択肢になります。同志社大学に逆転合格する方法も参考にしてください。

小論文と口頭試問は独学だけで仕上がるでしょうか?
同志社大学の選考は独自色が強く、一般的な公募推薦対策のノウハウだけでは太刀打ちしにくい部分があるのが実情です。
小論文・口頭試問それぞれで何を優先すべきかは、志望学部の出願条件によって変わります。マナビズムの受験相談でその優先順位を一緒に洗い出せます。入塾が条件になりません。
同志社大学公募推薦の対策は、何からはじめるべきか一度整理してみましょう。