偏差値が上がらない本当の原因は?進捗度ばかり追い熟度を確認しないと
更新日: (公開日: ) COLUMN
「こんなに勉強しているのに、模試の偏差値がまったく上がらない」
参考書を何冊もこなして、毎日机に向かっているのに、結果が出ない。だんだん「自らの勉強法が間違っているんじゃないか」「この参考書がダメなんじゃないか」と不安になってきますよね。
でも、ちょっと待ってください。あなたが偏差値が上がらない本当の原因は、参考書でも勉強法でもないかもしれません。
私たちは関関同立専門塾として、毎年たくさんの「頑張っているのに伸びない受験生」を見てきました。そのうえで断言できることがあります。偏差値が上がらない人にはハッキリした共通点があり、それは今からでも必ず修正できます。
この記事では、「進捗度」と「熟度」という2つのキーワードを軸に、勉強しているのに偏差値が上がらない本当の原因と、その抜け出し方を、できるだけ具体的にお伝えします。
偏差値が上がらない本当の原因は熟度を確認していないこと
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結論からお伝えします。偏差値が上がらない本当の原因は、「進捗度」だけを追いかけて「熟度」を確認できていないことにあります。
受験勉強には、成績を伸ばすために絶対に必要な2つの指標があります。「進捗度」と「熟度」です。
- 進捗度:参考書を何冊こなしたか、今日何ページ進んだか、という「こなした量」を示すもの
- 熟度:その内容を本当に理解して、人に説明できる状態になっているか、という「身につき具合」を示すもの
この2つがはじめてそろったときに、成績はあとからついてきます。ところが、伸び悩む人のほとんどは進捗度ばかりを追いかけ、熟度を測れていないのです。
この記事の核心は、次の2つの見出しへ集約しています。
こなした量を示す進捗度だけでは成績は伸びない
進捗度とは、「参考書のルートをどこまで進んだか」「今日1日で何ページやったか」という、目に見える量のことです。
進捗度を確認するのは大切です。しかし、ここに落とし穴があります。進捗度ばかりを追い求めると、参考書をこなすこと自体が目的になり、本当にできるようになっているかを見なくなるのです。
例えば、野球の素振りを思い浮かべてください。「とりあえず100回振りました」という人と、「相手ピッチャーをイメージして、この球が来たらこう振る、と1球ずつ考えながら振りました」という人。同じ100回でも、中身はまったく違いますよね。
勉強も同じです。今日1日のノルマをこなすことだけが目的になってしまうと、机に向かった時間は長いのに、点数にも成績にもつながらない、という状況に陥ります。「これだけやったんだから」という感覚だけが残って、結果が出ない。これが伸び悩む人の典型です。
言語化して説明できる熟度を測れているかが分かれ目
では、進捗度と並んで大切な「熟度」は、どのように測ればいいのでしょうか。答えは「言語化」です。人に説明できる状態になっていれば本当に理解できている証拠で、これこそが熟度を測る一番の方法です。
「人に説明できる状態なら、きちんと理解している」という話は、あなたも聞いた経験があるかもしれません。まさにその通りです。
例えば英文を訳すとき、「なんとなくSVOCかな」という感覚で復習しても力になりません。そうではなく、「こういう理由でここがSVCになる。だから訳はこうなる」と、自らの言葉で説明しながら解いていく。これが熟度を測るということです。
実際にだれかに教える機会は少ないかもしれません。しかし、頭のなかで自らに説明しながら問題を解き、復習していく。これは全科目に当てはまる、もっとも大切な習慣です。

偏差値が勉強量と比例して直線では上がらない理由
「これだけやっているのに、なんで成績が上がらないんだ」とイライラしてしまうのは、人が「勉強量と成績は比例する」と思い込んでいるからです。
でも、ここが受験のしんどいところで、勉強量と成績は比例しません。感覚としては、最初にガッと頑張っている。なのに成績の上がり方は、低いところから徐々に上がっていく曲線を描きます。だから努力と結果がかみ合わず、苦しく感じるのです。
なぜ比例しないのか。理由はハッキリしています。今の時期のインプットや暗記は、あとで点数を上げるための「土台づくり」だからです。
土台を作っている間は、目に見えて実践的な問題が解けるようにはなりません。単語を覚えた、文法をやった。しかし、長文がスラスラ読めるようになるわけでも、初見の文法問題がすぐ解けるようになるわけでもない。これは当たり前です。
土台だけで戦える人は、相当センスのある一部の人だけです。人は、土台を作っている時期にはそこまで成績が伸びません。それなのに「これだけやったんだから成績が上がってほしい」と求めてしまう。だから「上がらない=勉強法が間違っている」と勘違いして、自分を見失っていくのです。
土台づくりの時期に成績がすぐ比例しないのは、努力が足りないからでも、参考書が悪いからでもありません。そういう仕組みなのだと、まず知っておいてください。
頑張っているのに偏差値が上がらない人の3つの共通点
毎年たくさんの受験生を見てきて、「頑張っているのに偏差値が上がらない人」には、はっきりとした3つの共通点があると感じています。逆にいえば、この3つを自覚して直すだけで、伸び方は変わります。順番に見ていきましょう。
進捗度だけを追って熟度を確認していない
1つ目は、すでにお伝えした通りです。参考書のルートをバーッと突き進むことを追い求めて、本当にできるようになっているかを見ていない状態です。
進捗度だけを追っていると、言語化して人に説明できる状態を確認しないまま先に進んでしまう。これでは、いくらやっても成績は思うように上がりません。
特に英文法は、言語化できていない人がとても多い科目です。ポンポン問題が解けてしまう特性があるぶん、深く考えず「なんとなくこれっぽい」で選んでしまう。例えば「alwaysという習慣を表す言葉があるから現在形を選ぶ」というように、1問1問の理由を言葉にしながら解かないと、やっているだけで身についていない状態になってしまうのです。
すぐに結果を求めて成績が上がるのを待てない
2つ目は、忍耐力の問題です。成績が上がるのを待てず、早々に「やっても無駄だ」と思って投げやりになったり、諦めたりしてしまうパターンです。
これは本当に多いです。今まで勉強してこなかった人が、高3の5月や6月からはじめて、たった1〜2か月で「定期テストも勉強せずに点が取れる」「模試で英語が読める」という状態には、普通はなりません。指導する側からすれば「すぐにはならないよ」という当たり前の感覚です。しかし、自分が受験のプレイヤーとして挑んでいると、「これだけやってるのに、なんで成績が上がらないんだ」となってしまうのですよね。
私自身、受験生のときは部活を引退してから本格的に勉強をはじめましたが、思ったより成績は上がりませんでした。むしろ伸びるのは遅いほうでした。それでも崩れずにすんだのは、点数ではなく「今まで培ったものが出せているか」に目を向けられていたからです。
すぐに結果が欲しくなる気持ちはよく分かります。単語を頑張ったんだから長文も読めてほしい、文法をやったんだから初見問題も解けてほしい。しかし、勉強は積み重ねの科目です。そんなに簡単ではありません。せっかちな人ほど、ここでつまずきます。
頑張っているという感覚のまま当たり前の基準が上がっていない
3つ目は、少し感覚的で難しい話です。「頑張っている」という感覚があるうちは、まだ成績は上がりにくいということです。
これは、たくさんの合格者を見てきて感じることですが、本当に受かる子は「めっちゃ頑張ってます」とは言いません。これについては、後ほど「当たり前の基準」のところで詳しくお話しします。
「頑張っている」と思っている時点で、呼吸をするように勉強する基準にはまだ届いていない、ということです。この感覚のズレが、伸びる人と伸び悩む人を静かにわけています。
偏差値が上がらない原因は参考書や勉強法ではない
ここまで読んで、「じゃあ参考書を変えれば解決するの?」と思った人もいるかもしれません。しかし、答えはノーです。偏差値が上がらない原因は、参考書の選び方でも勉強法でもありません。問題は、その使い方と、熟度を測れているかにあります。
良い参考書を正しく使っても熟度を測らなければ伸びない
伸び悩むと、人はこう考えはじめます。「この参考書がダメなんじゃないか」「勉強法が間違っているんじゃないか」。せっかく良い参考書を使っているのに、別のものに乗り換えてしまう。
でも、考えてみてください。良い参考書を正しい使い方でやっていても、熟度を測っていなければ成績は上がりません。「これを使っても成績が上がらない」「これをやっても長文が読めるようにならない」と、さらに多責思考になっていく。これは参考書のせいではなく、熟度を確認していないことが原因です。
ちなみに、マナビズムの参考書ルートで古典文法に「ステップアップノート30」のような問題集を組み合わせるのも、まさに熟度を測るためです。理解(映像授業や参考書の講義部分)・暗記(一問一答やミニブック)・演習(テスト演習プリント)という「理解→暗記→演習」をワンセットで回し、本当にできるようになっているかを確認できる構成だから、失敗しにくいのです。
例題が解けても類題が解けない状態を見逃している
参考書のせいにする前に、見逃してほしくないものがあります。「例題は解けるのに、類題になると解けない」という状態です。
例題が解ける状態と、類題が解ける状態は、イコールではありません。特に偏差値50台〜60台前半の高校に通う人は、ここを見落としやすいです。例題を丸暗記してしまったり、人に説明できない状態のまま先に進んでしまったりするからです。
だからこそ、アウトプット用の参考書を並行して使うべきです。例えば数学で「やさしい高校数学」のようなインプット参考書だけでなく、「ドラゴン桜式 数学力ドリル」のようなアウトプット教材を組み合わせる。これは、例題が解けるだけで満足せず、類題でも解けるか、つまり熟度を確認するためです。
丸暗記と人に説明できる状態は別物
ここで改めて強調したいのが、丸暗記と理解の違いです。
丸暗記している状態と、人に説明できる状態は、まったくの別物です。丸暗記は、その問題が出れば答えられるだけ。少し角度を変えられると対応できません。一方、人に説明できる状態は、「なぜそうなるのか」という理由まで分かっているので、初見の問題でも応用が効きます。
進捗度を追うだけだと、つい丸暗記で先に進んでしまいます。「覚えた=理解した」と勘違いしてしまうのです。しかし、本当に身についているかは、説明できるかでしか分かりません。だからこそ、次にお伝えする「言語化」が決定的に重要になります。

言語化で熟度を測って偏差値を伸ばす3つのカギ
ここまでで、熟度を測ることがいかに大切かは伝わったと思います。では、具体的にどのように熟度を測ればいいのか。カギは「言語化」です。
言語化を習慣にできれば、進捗度だけでなく熟度を毎日確認できるようになり、偏差値は後から伸びていきます。次の3つを意識してください。
なぜその答えになるのかを自らの言葉で説明する
熟度を測る一番シンプルな方法は、「なぜその答えになるのか」を自らの言葉で説明することです。
問題を解いて答え合わせをして終わりにせず、「なぜこの答えなのか」を自分で説明できるかを毎回チェックしてください。説明できなければ、まだ理解できていないということです。
イメージとしては、自分が先生になって、目の前のだれかに教えるつもりで解く。「この文はここがSVCだから、訳はこうなる」と。だれかに実際に教えなくても構いません。頭のなかで自らに説明しながら解いていく。それだけで、丸暗記で素通りしていた部分があぶり出されます。
英文法ほど言語化しないまま解いてしまう
すべての科目で言語化は大切ですが、特に注意してほしいのが英文法です。
英文法はポンポン問題が解けてしまうぶん、深く考えずに「なんとなくこれっぽい」で選んでしまう人がとても多いのです。現場で受験生を見ていても、これは本当に多い。
例えば「alwaysという習慣を表す言葉があるから、ここは現在形を選ぶ」。このように、なぜその選択肢になるのかを1問1問きっちり言語化しながら解いてください。これをやらずに答えだけ合わせていると、やっているだけで身につかない状態になります。英文法こそ、言語化の差が出る科目だと思ってください。
理解と暗記と演習をワンセットで回して熟度を上げる
熟度を上げるには、「理解→暗記→演習」をワンセットで回すのが効果的です。
理解(なぜそうなるかを分かる)・暗記(覚える)・演習(テストで確認する)、この3つをセットで回してはじめて本当にできるようになります。どれか1つが欠けると、熟度は上がりません。
| ステップ | やること | 確認するもの |
|---|---|---|
| 理解 | 映像授業や参考書の講義部分で「なぜそうなるか」を理解する | 仕組みが分かったか |
| 暗記 | 一問一答やミニブックで覚える | 知識が定着したか |
| 演習 | テスト演習プリントや問題集で解く | 本当にできるようになったか |
このサイクルを意識して、参考書を1冊ずつ「理解→暗記→演習」で仕上げていけば、進捗度と熟度の両方を確認しながら前に進めます。これが、言語化で熟度を測りながら偏差値を伸ばす土台になります。
成績が上がるのを待てない人がやるべきこと
「忍耐強く待て」といわれても、不安で待てないのが受験生のリアルだと思います。ここでは、ただ我慢するのではなく、不安と上手に付き合いながら待つための具体的な方法をお伝えします。
ポイントは、「点数」ではなく「日々の熟度」に目を向けることです。
点数ではなく培ったものが出せているかに目を向ける
成績が上がるのを待てない人ほど、模試の点数や偏差値という「結果」ばかりを見ています。だから、結果が出ないと一気に不安になり、投げやりになってしまうのです。
点数が上がっていないのではなく、「今まで培ったものがきちんと出せているか」に目を向けてください。これができると、結果が出ない時期でも崩れずに勉強を続けられます。
私自身、受験生のとき成績の伸びは遅いほうでした。それでも続けられたのは、自習コンサルティングで担当の先生と一緒に勉強計画を作り、テストを見直す機会があったからです。点数ではなく「培ったものが出せているか」に目を向けられていたので、きちんと修正できる状態でいられました。1人で点数だけを見ていたら、きっと折れていたと思います。
半年たっても伸びず手遅れになる不安への答え
ここで、受験相談でよく聞かれる鋭い質問があります。「成績が上がらないのを我慢して、半年勉強して、それでも上がらなかったら? そこで勉強法を変えようとしても、もう手遅れじゃないですか?」というものです。
これは本当にもっともな不安です。その答えこそが、この記事で一貫してお伝えしている「熟度の確認」です。
普段から進捗度だけでなく熟度を確認していれば、「半年後に手遅れ」という事態は起きません。日々の熟度確認で「できるようになっているか」を毎日測っているからです。
逆に、危ないのは次のパターンです。日々の熟度を確認せず、小テストでも点が取れていない。それなのに「すぐには上がらないといわれたから、とりあえず黙って勉強しよう」と続けてしまう。これは求めている姿ではありません。実践的な模試で点が取れないのはまだ大丈夫ですが、日々の熟度確認すらできていない状態は、軌道修正のサインを見逃しているのです。
日々の熟度確認が起動修正のタイミングを早める
日々の熟度確認こそが、手遅れを防ぐ保険になります。
毎日「説明できるか」「類題が解けるか」で熟度を確認していれば、つまずいている部分にすぐ気づけて、軌道修正のタイミングが早まります。半年後にまとめて「ダメだった」と気づくのではなく、日々の小さなチェックで早めに手を打てるのです。
模試の偏差値は、土台が完成するまですぐには上がりません。だからこそ、模試の結果を待つのではなく、日々の熟度を物差しにしてください。日々の熟度が着実に上がっているなら、実践的な成績は後からついてきます。それまでは、忍耐強く続けて大丈夫です。
当たり前の基準を上げると偏差値は後からついてくる
最後に、3つ目の共通点として挙げた「当たり前の基準」について、もう少し深くお話しします。これは少し感覚的ですが、伸びる人と伸び悩む人をわける、とても大切な考え方です。
結論はシンプルです。「頑張る」のではなく「当たり前にやる」基準まで自分を引き上げると、偏差値は後からついてきます。
受かる子は頑張っているとはいわない
合格者をたくさん見てきて、共通して感じることがあります。本当に受かる子は、「めっちゃ頑張ってます」とはいわないのです。
実際にあった話です。難関大学に現役で合格した生徒に「夏はしっかり勉強できてる?」と聞いたら、涼しい顔で「まあ、14時間ぐらいはできてます」と返ってきました。「頑張って14時間やってます」ではなく、「まあ14時間ぐらいはやってます」。この差が、当たり前の基準の違いです。
「頑張って14時間」と「まあ14時間ぐらい」では、勉強に対する当たり前の基準がまったく違います。前者にとって14時間は特別なこと。後者にとって14時間は呼吸をするように当たり前のこと。受かる子は、後者の感覚を持っているのです。
14時間を当たり前にやれる基準をつくる
ここで誤解しないでほしいのは、「14時間やれ」と根性論を言いたいわけではない、ということです。
大切なのは、「頑張っている」という特別な感覚ではなく、勉強することが当たり前になっている基準まで自分を引き上げることです。「頑張っている」という感覚があるうちは、その基準はまだ甘い、ということです。
だれかに認められたい、頑張りを評価されたいという気持ちが悪いわけではありません。「自分はきちんとやれている」という自負はあっていい。しかし、「頑張っている」という意識が前面に出ているうちは、まだ呼吸をするように勉強できる基準には届いていません。長時間の勉強を「特別なこと」ではなく「当たり前のこと」にできるか。ここが分かれ目です。
夏休みまでの2か月で勉強の基準を引き上げる
では、その当たり前の基準は、いつ上げればいいのか。答えは「今すぐ、夏休みまでに」です。
夏休みに入ってから「頑張っている」といっているようでは間に合いません。夏がはじまる前の今のうちに、当たり前の基準を引き上げておく必要があります。
夏休みは、受験の天王山と呼ばれる勝負の時期です。その夏に1日10数時間を当たり前にこなすためには、それまでにスタミナと体力、そして勉強への基準を作っておかなければなりません。夏に入ってから基準を上げようとしても、エンジンがかかる前に夏が終わってしまいます。
だからこそ、今から夏休みまでの数か月が勝負です。「頑張る」から「当たり前にやる」へ。この基準を引き上げられた人から、偏差値は後からついてきます。
計画倒れしがちな人は自習コンサルで熟度を管理を
ここまで、偏差値が上がらない本当の原因と、その抜け出し方をお伝えしてきました。結論は一貫して、進捗度だけでなく熟度を確認し続ければ偏差値は後から伸びる、ということです。最後に、伸び悩む人と伸びる人の違いを表で整理しておきます。
| 伸び悩む人 | 伸びる人 |
|---|---|
| 進捗度(こなした量)だけを追う | 進捗度+熟度(説明できるか)を確認する |
| 点数・偏差値の結果ばかり見る | 日々の熟度が上がっているかを見る |
| すぐ結果を求めて投げ出す | 土台づくりの時期だと理解して忍耐強く続ける |
| 「頑張っている」が口ぐせ | 長時間の勉強が「当たり前」になっている |
偏差値が上がらないのは、参考書や勉強法のせいではありません。進捗度だけを追って、熟度を確認していないことが原因です。土台づくりの時期は成績がすぐ比例しないと理解し、言語化で熟度を測り続ければ、偏差値は後から必ず伸びていきます。
マナビズムでは、生徒1人ひとりに専属の自習コンサルタントがつき、週1回、全科目の勉強計画を一緒に設計し、テストを見直して熟度を管理します。
「自らの勉強、進捗度だけになっていないかな」と少しでも感じたら、まずは無料受験相談で今のやり方を一緒に見直してみませんか。偏差値が後から伸びていくための、最初の軌道修正になるはずです。
よくある質問(FAQ)
偏差値を10上げるには何か月かかりますか?
人によりますが、基礎固めの土台づくりにおおよそ半年近くかかると考えてください。最初の1〜3か月は基礎固めの期間で、偏差値の変化はほぼありません。4〜6か月目あたりから徐々に成果が現れ始め、6か月以降に伸びを実感しやすくなります。大切なのは、この土台づくりの時期に成績がすぐ上がらなくても焦らず、日々の熟度を確認し続けることです。
偏差値を1上げるのにかかる時間はどれくらいですか?
偏差値は1ずつ直線的に上がるものではなく、土台が完成してから曲線を描いて上がります。そのため「偏差値1につき何時間」と単純に計算することはできません。土台づくりの時期はなかなか数字が動かず、ある時期からまとめて伸びる、という上がり方をイメージしてください。点数を時間で割って一喜一憂するより、日々の熟度(説明できるか・類題が解けるか)を物差しにするほうが確実です。
成績が上がらない子の特徴はどのようなところですか?
大きく3つあります。1つ目は、進捗度(こなした量)だけを追って熟度を確認していないこと。2つ目は、すぐに結果を求めて成績が上がるのを待てないこと。3つ目は、「頑張っている」という感覚のまま、当たり前の勉強基準が上がっていないことです。逆にいえば、この3つを自覚して直すだけで、伸び方は変わります。
偏差値を50から70に上げるにはどうすればいいですか?
偏差値50台の人は、「例題は解けるのに類題が解けない」状態を見逃しているです。まずは基礎を丸暗記ではなく「人に説明できる状態」まで仕上げること。そのうえで、インプット参考書だけでなくアウトプット用の参考書を並行して使い、類題でも解けるか熟度を確認してください。「理解→暗記→演習」をワンセットで回しながら、当たり前の勉強量の基準を引き上げていくことが、偏差値70への道筋になります。
勉強しても偏差値が上がらないのは病気のサインですか?
土台づくりの時期に成績がすぐ上がらないのは、ごく自然なことで、病気のサインではありません。勉強量と成績は比例せず、最初は低いところから徐々に上がる曲線を描くからです。ただし、不安で眠れない・体調を崩しているなど、生活に支障が出ている場合は無理をせず、周りの大人や専門機関に相談してください。勉強面の不安については、無料受験相談で今のやり方を一緒に見直すこともできます。
参考・出典情報
※1 文部科学省 中央教育審議会 配付資料「高校生の学校外における平日の学習時間の推移」(出典:総務省「社会生活基本調査」ほか)
https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2012/10/03/1326458_2.pdf