【高校生必見】塾で成績が上がらないたった3つの原因と対策
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「塾に通っているのに、成績が上がらない…」
難関私立大学を目指す高校生の皆さん、努力の成果が見えず焦りや不安を感じていませんか?塾に通っても成績が伸び悩む原因は、塾側・親側だけに限らず、高校生本人にもあります。
この記事では、「親・塾・高校生」の3つの視点から、成績が上がらない理由を徹底解説します。高校生本人に向けてをメインにしてお伝えしますが、最初に塾と親御さんが原因になるケースから話しておきたいと思います!
【塾側】塾に通う高校生でも成績が上がらないことは『ある』
塾側による原因で成績が上がらないことは、少なからず『ある』といえます。これには、主に以下の4つが原因として考えられます。
- カリキュラムや授業レベルが生徒に合っていない
- 指導方法が生徒に適していない
- 教師の質や相性が悪い
- 個別指導・集団指導が合っていない
例えば、授業のペースが速すぎたり遅すぎたりすると、効果的な学習ができません。また、一方的な講義形式が苦手な生徒には、参加型の授業の方が適しています。
もちろん、性格や学習スタイルに合わない講師では、内容が頭に入らず、モチベーションも上がりにくいでしょう。
対処法
塾側による原因で成績が上がらない場合、以下の3点に注目して塾を見直すことが大切です。
- 授業についていけないときのフォローはあるか
- キミが無理なく続けられるほど「相性」が合うか
- 対策の内容は志望校に合うか
例えば、分からないところを質問できる環境があるか、自分のペースで学習を進められるか、志望校の出題傾向に沿った対策が行われているかなどをチェックしましょう。
マナビズムでは、受験相談を通じて悩みや不安を解消し、必要に応じて適切なカリキュラムもご提案します。また、無料体験授業も実施中ですので、実際の授業の雰囲気を体験することも可能です!
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関連記事:【完全版】失敗しない塾・予備校の選び方|おすすめの決め方と判断軸を徹底解説【どこがいい?】
【親側】塾に通っても成績が上がらない原因
大学受験を控えた高校生の親として、子どもの成績向上を願うのは当然です。しかし、塾に通わせているにもかかわらず成績が伸び悩む原因の1つに、親の関わり方が影響している可能性も捨てきれません。
以下は、大学受験を控えた子どもに避けたい親の行動の例です。
- 家庭内の環境悪化を引き起こす
- 過剰に干渉する
- 極端に無関心になる
- 他所の子どもと比較する
- 親の想いを押し付ける
- 子どもの努力や結果を否定する
要するに、親の過度な期待や干渉、あるいは無関心さが、子どもの学習環境を悪化させ、塾での学びが十分に活かされない状況を生み出している可能性があるわけです。
対処法
親として、子どもの成績向上をサポートするためには、適切な関わり方が重要です。
- 週に1回など、定期的に子どもと話し合いの時間を持つ
- 子どもから得た情報を基に、塾と積極的に連絡を取り合う
- 過干渉や無関心を避け、子どもが自ら学ぶ姿勢を育てる
- 努力や小さな進歩を認め、励ましの言葉をかける
- 家庭内で静かに集中して勉強できる空間を確保する
- 必要な教材や参考書をそろえる
大切なのは子どもの自主性を尊重しながら、適切なサポートを提供することです。詳しくは、下記ページもご覧ください!
関連記事:大学受験時に親ができるサポートは?関わり方やしない方がいい行為
高校生が塾に通っても成績が上がらないたった”3つ”の原因
※動画でもご覧いただけます!
高校生で塾に通っても成績が上がらない原因は、たったの3つだけです。たくさんの情報がありますが、総じてこの内容に集約できます。
- 目的意識が欠如している
- 自習量が足りていない
- 挑戦が不足している
目的意識が欠如している
多くの高校生が陥りがちな落とし穴は、「なぜ勉強しているのか」という目的意識の欠如です。単に塾に通い、与えられた課題をこなすだけ、または以下のような行き当たりばったりの復習では、本当の意味での理解や知識の定着は望めません。
- とりあえず全訳を読んで終わり
- 授業でメモったことを見て終わり
このような姿勢では、難関私立大学合格への道のりは遠のくばかりです。
対処法
高校生らしく、各科目や単元を学ぶ意義を理解し、自分の目標達成のためにどのように活用できるかを常に考えましょう。例えば、英語の文法を学ぶ際は、「この文法を使えば、より複雑な内容を正確に表現できる」といった具体的な目的を設定します。
また、定期的に自分の学習目標を見直し、それに向かって進んでいるかを確認することも効果的です。目的を意識することで、適切な復習方法を選択でき、より効率的な学習が可能になります。
自習量が足りていない
塾に通っているから大丈夫、と思っていませんか?
実は、授業を受けるだけでは成績は上がりません。多くの高校生が陥る落とし穴は、塾の授業時間を勉強時間とみなし、自習時間を確保していないことです。
塾の授業は新しい知識を得る機会ですが、その知識を自分のものにするには、自習による反復と応用が不可欠です。授業をたくさん受けることによって成績が上がるのではなく、自習に時間を割くことによって初めて成績が上がっていくものです。
対処法
理想的な自習時間は、1日あたり約4時間、週に換算すると約28時間を目標にしましょう。難関私立大学を目指す高校生にとって、決して過大な目標ではありません。
自習時間を確保するためには、以下の方法が効果的です。
- 時間管理アプリを使用して、日々の学習時間を記録する
- 塾の授業前後に自習時間を設ける
- 休日を利用して集中的に自習する
- 通学時間や隙間時間を活用して学ぶ
量だけでなく質も重視すること。集中力を保ちながら、効率的に学ぶことが大切です。自習で演習を重ねることで、授業で学んだことが確実に身につき、成績向上につながります。
挑戦が不足している
成績が伸び悩む高校生によく見られるのが、難しい問題や新しい学習方法への挑戦を避ける傾向です。「自分が超えるべき壁から逃げていては成績は絶対に上がらない」からです。
単に難しい問題に挑戦すればいいわけではありません。例えば、「単語500個しか覚えてないのにMARCH・関関同立の過去問をやる」といった、自分のレベルとかけ離れた挑戦は逆効果です。
対処法
何よりも、現在の学力レベルよりも少し上の問題に挑戦しましょう。例えば、正解率70%程度の問題集を選ぶのが理想的です。
3か月後にはこのレベルの問題が解けるようになる、といった具体的な目標を設定し、1つの教材(参考書など)が終われば、新しい学習方法や教材にも積極的に挑戦しましょう。
この中で何度も乗り越えなければならない「間違いや失敗」は学習の一部です。むしろ、そこから学ぶことで大きく成長できます。
塾・家のどちらでも勉強しているのに成績が上がらないのはなぜ?
高校生が、努力しているのに成績が上がらない原因は主に5つあります。
- 基礎力の不足
- インプットへの偏り
- 学習内容の理解不足
- 復習の欠如
- 不適切な参考書の使用
これらの問題点は気づきにくいものばかりですが、心配ありません。各原因を見直し、適切な対策を立てることで、必ず成績アップにつながります。詳しくは、以下のページをご覧ください。
塾や家で成績が上がらない高校生に共通する3つの特徴
塾や家で成績が上がらない高校生に共通する特徴は、以下の3つです。
- 覚えきれていない知識がある
- 復習をしない・または1回きり
- 工夫をしない
1.覚えきれていない知識がある
基礎知識の不足は、成績が伸びない大きな原因の1つです。入試では、暗記した内容を前提に、正しい知識を選んで使えるか、知識を組み合わせることができるかが問われます。
つまり、基礎とは「ズバリ暗記すべき内容すべて」です。
知識を「早く」「正確に」思い出せる状態が「覚えきれている」状態です。もし、以下に1つでも当てはまるなら、基礎学習に力を入れる必要があります。
- 応用が効かなくなる
- 成績が伸び悩んでしまう
- 過去問で点数が伸びなくなる
基礎知識の定着が不十分だと、どれだけ応用問題に取り組んでも成果が出にくくなります。基礎をしっかり固めることが、塾に関係なくキミが目指すべき成績向上の第一歩です。
2.復習をしない・または1回きり
有名な話ですが、人は1日経つと学んだ内容の半分を忘れてしまいます。せっかく勉強した内容が抜けては、偏差値は上がりません。
効果的な復習ができていない例としては、以下が挙げられます。
- 解答の丸暗記を行う
- 原因の分析だけで終わっている
単に復習するだけでなく、適切なタイミングで繰り返し復習を行うことが求められるのです。
3.工夫をしない
解けなかった問題や覚えきれなかった知識は、受験勉強を進める上で「改善が必要な点」です。しかし、多くの生徒はこの改善のために必要な工夫を怠っています。
- 同じミスを2度と繰り返さないよう対策できていますか?
- 単語帳や参考書への取り組み方に問題はなかったですか?
- 問題があったならば、どう変化させましたか?
この工夫は、難しいことや厳しいことに見えるかもしれません。しかし、同じミスを繰り返すような受験生や、覚えられていない勉強法を工夫せずにひたすら続ける受験生は現状から抜け出せません。
家庭でできる!塾の学習を補完して成績を上げる3つの方法
塾に通っているのに成績が思うように上がらないなら、家庭で補完してみましょう。ここでは、家庭でできる塾の学習を補完する3つの方法を紹介します。
- 基礎を固める
- 原因を分析して復習する
- 工夫を凝らして学びを積み重ねる
基礎を固める
基礎固めで大切なのは、単語の暗記と文法のルール理解です。
単語力は英語力の土台であり、文を読むための基本です。毎日30分でも構いません。友達と問題を出し合うなど、楽しみながら単語をスラスラ言えるようになることを目指しましょう。
大学受験レベルでは、単語・文法・英文解釈のすべてが必要になります。古文も同様で、例えば尊敬語、謙譲語、丁寧語の違いを理解するなどです。
基礎固めは地道な作業ですが、必ず成果につながります。基礎なくしては応用問題も解けないと考えて、できていない部分は「完璧」にしておきましょう。
原因を分析して復習する
成績が伸び悩む大きな原因の1つに、効果的な復習ができていないこともあります。正しい復習のステップは以下の3つです。
- 間違えた原因を具体的に分析する
- 初見で解くための方法を考える
- 必要な勉強方法を検討する
例えば、英語の語彙問題で間違えた場合、なぜ間違えたのかを深く掘り下げます。単に「知らなかった」で終わらせず、その単語の掲載箇所や派生語の理解度など、具体的な点まで分析します。
次に、その問題を初見で解くには何が必要か考えてください。品詞の理解、因果関係の把握、英文解釈力など、様々な側面からの分析を踏まえて、日々の学習に何を取り入れるべきかを検討します。
- 派生語も含めて単語を暗記する
- 0.1秒で意味が出るまで繰り返す
- 文脈から意味を推測する練習をする
単に問題を解き直すだけでなく、このような深い分析と具体的な改善策の立案を行うことです。同じ間違いを繰り返さず、確実に実力を伸ばすことができます。
工夫を凝らして学びを積み重ねる
成績向上のための工夫は、1人ひとり異なります。最適な勉強法は個人の目標、現在の成績、受験までの残り時間、さらには性格によっても変わってくるからです。
ここで大切なのは、自分に合った勉強法を見つけるためのトライ&エラーです。新しい勉強法を試してみて、それが自分に合っているか、本当に合格に近づいているのかを常に考えながら進めていきましょう。
- 音声教材を活用してみる
- マインドマップによる情報整理を試してみる
- ポモドーロ・テクニックを使ってみる etc…
自分の学習スタイルを客観的に観察し、常に改善を図ることが大切です。「この方法で成績が上がっているか?」「もっと効率的な方法はないか?」と自問自答しながら、自分だけの最適な学習法を見つけていってください。
工夫を凝らすことは、単調になりがちな受験勉強に新しい風を吹き込み、モチベーションを保つ上でも有効です!
まとめ
塾に通っても成績が上がらない原因は、塾、親、そして高校生本人にあります。これから難関私大等を目指す高校生は、目的意識を持ち、十分な自習時間を確保し、適切なレベルの課題に挑戦することが重要です。
また、基礎知識の定着、効果的な復習、そして学習方法の継続的な改善も成績向上につながります。もし、何をすべきかが見えなくなっていたら、無料受験相談からマナビズムへ相談してください!
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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない
上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。
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塾で成績が上がらない人から寄せられるよくある質問(FAQ)
塾に行ったら必ず成績は上がるのでしょうか?
塾に通えば、必ず成績が上がるというわけではありません。塾は学習のサポートを行うものの、成績向上の鍵を握るのは生徒自身でもあるからです。
塾での学習を効果的に活用し、自主学習と組み合わせること、個々の学習スタイルや目標に合った塾を選ぶことが大切です。
高校生は1日何時間勉強するのが理想的ですか?
難関私大を目指す高校生の場合、平日は少なくとも5時間以上の学習時間を確保することが理想的です。休日や長期休暇中は、10時間以上の学習時間を設けることも珍しくありません。
大切なのは単に時間を費やすだけでなく、質の高い学習時間を確保し、定期的に休憩を取りながら集中力を維持することです。
塾講師から見た、成績が伸びる生徒の特徴は何ですか?
塾講師の経験から、成績が向上する生徒には以下の共通点があります。
- 基礎学力の定着
- 復習の習慣化
- 効果的な学習方法の工夫
基礎をしっかり固めた上で内容を繰り返し復習し、知識の定着を図ります。自分に適した学習法を見つけ出し、実践することで効率的に成績を伸ばしていくと良いでしょう。
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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない
上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。
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