【保護者必見】部活引退から受験勉強への切り替え方は?受験生のあるべき姿

更新日: (公開日: COLUMN

部活を引退したばかりの皆さん、そして受験生をサポートする保護者の皆様、お疲れ様でした。

長い間頑張ってきた部活動の終了は1つの節目ですが、今度は新たなチャレンジである受験勉強が待っています。

「部活が終わったら勉強モードになる」と考えて、ホッと一息つきたいところですよね。

しかし、実際には行動を起こせずに時間だけが過ぎてしまうケースも少なくありません。

本当に志望校の合格を勝ち取るなら、この時期に生活リズムを作り、十分な勉強時間を確保してください。

この記事では、部活引退後に「受かる受験生」になるための方法を解説します。

また、保護者の方にも向けて「どの程度サポートすべきか」にも触れていきます。

YouTubeでもご覧いただけます!

この動画は、部活を引退した高校生とその保護者の方へ向けて撮影しました。

「受かる受験生」に必要な生活リズムや勉強時間の基準、親の正しい関わり方について解説しています。

部活を引退しても生活習慣が変わらないのは危険信号。

勉強は「量」を確保したうえで「質」を高めるのが合格への必須条件です。

以下では、動画を見られない方に向けてテキストでも紹介します。

部活引退前と同じ生活リズムを過ごすのはNG

部活引退 生活リズム

受験生は部活引退後の達成感から、「少しゆっくりしよう」とホッと一息つきたくなるものです。

しかし、難関大学を目指す場合には、引退後にどれだけ早く気持ちを切り替えるかが大変重要です。

「部活前と同じ過ごし方をしている=危ない」という認識を持ってください

部活をしていたときの土曜は遠征で塾に行けなかった子が、引退後も以下のような状況にある場合は要注意です。

  • 引退後も土曜に朝起きられていない
  • 部活がないのに日曜も塾に行かない

確かに、部活をしていたときは勉強できる時間が物理的に減っていました。

マナビズムでも、睡眠を削らずにやれる範囲で頑張っていた子もいたほどです。

しかし、そのリズムと引退後の生活リズムが変わっていないなら危険信号です。

そして、関関同立を志望校としている場合、部活引退後からの勉強はやや遅いスタートであるといえます。

引退したらすぐ、受験勉強へ気持ちを、そして行動を切り替えましょう。

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部活引退から受験勉強への切り替え方

部活引退 受験 切り替え

受験生や親御さんが知っておきたい部活引退から受験勉強への切り替え方は、以下の3つのステップで進めます。

  1. 生活リズムをまず整える
  2. 勉強メニューを「部活練習」のように組む
  3. 自らの限界を試す

① 生活リズムをまず整える

まず、受験生は部活があったときと同じ時間に起きてください。

親御さんもサポートして、その時間を「勉強の時間」に置き換えます。

辛いかもしれませんが、朝から自習室や机に向かえば、一日のリズムを固定化できます。

身体が「部活リズム」を覚えているうちに、勉強リズムへスライドしてください。

部活で培った規則正しい生活習慣は、受験勉強においても原動力となります。

② 勉強メニューを「部活練習」のように組む

次に、受験生は生活リズムに応じて、時間ごとに「科目・教材・範囲」を細かく決めてください。

  • 午前 = 英語長文
  • 午後 = 数学演習
  • 夜 = 復習と暗記

などのようなイメージで、部活で「メニューをこなす」感覚を勉強に活かします。

また、実際にスタートしたら、計画通りにできたか「自己チェック」して1週間おきに見直します。

引退直後の1週間で一気に「受験生モード」に切り替える意思を持って、スケジュールしましょう。

③ 自らの限界を試す

用意ができたら、どこまで受験勉強を行えるか、受験生は本気で1度試してください。

限界を知るために、「少しずつ勉強時間を増やす」のでは意味がありません。

本当にできなくなるまでやって、はじめて自らの限界がわかるからです。

例えば運動系の部活をやってきたなら、勉強はむしろ部活より楽に感じるはずです。

部活では、暑い環境で走り込みや練習をしていました。

今は、涼しい部屋で座ってペンを持つだけです。

もちろん、得手・不得手はありますが、「できる、絶対にできる」という感覚を持ってください。

関連記事:部活引退後に大学受験で関関同立を目指す受験生へ|勉強法やおすすめ参考書を紹介

部活引退後の受験生が目安にしたい勉強時間

部活引退 勉強時間

部活引退後の受験生が目安にしたい勉強時間の基準は、以下のとおりです。

  • 7〜8時間
  • 12〜14時間

マナビズムの講師も、16時間やっていた経験があります。

睡眠6〜7時間を確保しても十分残りますし、ご飯や移動時間を除いても、やれる時間は必ずあります。

もちろん、2〜3時間で受かった人もいますが、自らの子がその例に当てはまる確証はありません。

本気で志望校の合格を目指すなら、「やれる時間を全部勉強の時間に使う」というのが大前提です。

関連記事:大学受験生の平均勉強時間は1日何時間?合格を目指すスケジュールを組もう

量と質はどっちを優先する?

部活引退後の受験生は、まず質よりも量を必ず確保してください。

量を確保したうえで勉強の計画を修正し、習熟度を確認しながら質を高める流れです。

部活でも同じように、最初は基礎の練習量が多かったはずです。

慣れてきてから実践を繰り返し、ようやく質を高める段階に入ります。

受験も同様に基礎から努力してはじめて「受かる受験生のレール」に乗れます。

部活引退後に親が受験生にできるサポートは?

部活引退 親 サポート

部活引退後に、親が受験生にできるサポートは後押しです。

子どもが「頑張る」といったら、信じて後押ししてください

一方で、よくある間違ったサポートは以下のとおりです。

  • 「今まで部活しかしてないのに、本気でやれるのか」と信用しない
  • 「この子はそんなに頑張れない」と勝手に限界を決める
  • 「徐々に増やしたほうがいい」と甘やかす

昭和的な考え方かもしれませんが、子どもの限界は勝手に決めてはいけません。

厳しく接する姿勢は、愛情の裏返しでもあります。

それが1〜2か月後に過去問を解く力になり、7〜8か月後の合格につながります。

実際にマナビズムでは、95%以上の問い合わせが本人からです

親が主導するケースでは、意外に失敗率が高くなる傾向にあるとも捉えられます。

お子さんが「頑張りたいけど方法が分からない」状態であれば、マナビズムの無料受験相談をご活用ください。

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まとめ

部活を引退したら生活リズムが変わるのは当たり前です。

親御さんから見て、変化がないなら危険信号と捉えてください。

勉強時間の基準は平日7〜8時間、休日12〜14時間です。

辛い受験期間に入って、お子さんが荒れてしまうかもしれません。

それでも、保護者の方は「頑張れ」と信じ、後押しする役割を担ってくださいね。

関連記事:【保護者必見】大学受験で親が絶対にやってはいけないこととは?過干渉はなぜダメなのか

よくある質問(FAQ)

部活を引退したばかりはどのくらい勉強すればいい?

部活を引退したばかりであれば、平日は7〜8時間、休日は12〜14時間が目安です。部活をやっていた体力があるなら十分に可能で、これが「受かる受験生の基準」です。

今までほとんど勉強していなかったのに、いきなりそんな時間できますか?

できます。部活で過酷な練習をこなしてきた高校生なら、体力面から見れば勉強は楽です。少しずつ増やすのではなく、限界まで挑戦して成長につなげてください。

部活引退後も生活リズムが変わっていないのですが大丈夫でしょうか?

危険信号です。休日に朝から自習室に行かない、部活前と同じ過ごし方をしている場合は、受験モードに切り替えられていない証拠です。今からでも、動き出しましょう。

親として子どもにどう接すればいいですか?

親御さんは、子どもの「頑張る」という言葉を信じて後押ししてください。限界を勝手に決めつけたり、甘やかしたりするのは逆効果です。声かけや生活面のサポートに徹し、勉強の中身は任せてください。

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