高3から関関同立合格は目指せるのか?ケース別の可能性と必要な勉強法を解説
更新日: (公開日: ) COLUMN
大学受験の勉強を高3になってから始める人も多いと思います。そして、関西圏のなかでも難関大学に該当する関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)を志望する人もいるでしょう。しかし、関関同立は高3から対策を始めて簡単に合格できる大学ではありません。
そのため、本記事では、「高3から関関同立合格は間にあうのか」という疑問とあわせて、必要な勉強法についてまとめました。ぜひ参考にしてください。
高3から関関同立に逆転合格するのは難しい?
高3から目指す関関同立逆転合格について、3つのパターンで見ていきましょう。
- 偏差値50から関関同立を目指す場合
- 偏差値45から関関同立を目指す場合
- 偏差値40から関関同立を目指す場合
偏差値50から関関同立を目指す場合
関関同立の合格者が多い高校の偏差値は、63~70です。その点を考えると、偏差値50から関関同立に合格できるのは少数であるといえるかもしれません。また、相当の努力をする覚悟が必要です。そして、現在通っている高校自体が偏差値50前後のところである場合、レベルの高い学校と勉強の量・質が違う可能性も高いです。
そのため、意識を高く持って、適切な勉強量・効率的な学習法が必須になります。逆転合格は難しい道のりですが、1年間努力すれば手が届く可能性はあるでしょう。
偏差値45から関関同立を目指す場合
偏差値45からでも、関関同立に合格できる人はいます。しかし、合格のための強い覚悟と手厚いサポートが大切になります。まずは、「絶対に合格する」「高3の1年間は受験勉強を全力で頑張る」という気持ちを持ってください。
そして、塾や予備校などの学習サポートを受けましょう。志望校に強く、個別指導に対応している塾や予備校がおすすめです。夏以降のスタートになると合格の可能性がグッと厳しくなるため、高3進級後、すぐに動き出しましょう。塾・予備校に管理・サポートしてもらい、正しい勉強法で受験に臨んでください。
偏差値40から関関同立を目指す場合
偏差値50・45と比べて、さらに厳しくなります。しかし、可能性は0ではありません。関関同立合格に強いこだわりがある場合には、高3になるまでに塾や予備校の無料相談に参加して、入塾の準備を進めておきましょう。高3の春までに受験勉強をスタートできるのが大変重要になります。
偏差値40前後の高校生は、これまで自習時間0で過ごしてきた人もいるでしょう。そのため、早い段階で長時間の勉強習慣がつけられるかどうかという点が大切なポイントになります。塾や予備校で万全のサポートを受けて、関関同立の合格率が上がるポテンシャルを作ってください。
高3から関関同立逆転合格を目指すならマナビズム
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高3から関関同立は間に合うのか|時期別
続いて、高3からの関関同立対策について、時期別に見ていきます。
- 春から1年で関関同立を目指す
- 6月から関関同立を目指す
- 夏から半年で関関同立を目指す
- 9月から4か月で関関同立を目指す
春から1年で関関同立を目指す
関関同立を目指す場合、基礎固めから始めて段階的に過去問演習まで十分な対策をとるためには、春(4月)までに勉強を始めてください。そして、高3春までに受験をスタートして十分な勉強時間が確保できれば、期間としては間にあう可能性が十分にあります。
しかし、高3春から基礎力固めを始めて、過去問演習まで進める場合、適切な学習計画や効率的な勉強法が大切になります。「勉強習慣がついていない」「何から勉強を始めればいいのかわからない」など、独学に自信がない人は、塾や予備校のサポートを受けましょう。
6月から関関同立を目指す
6月から関関同立を目指した受験生のなかには、合格した人もいます。そのため、決して不可能ではありません。元々、一定の基礎力がついている場合には、期間が短くても間にあう可能性はあります。
しかし、学力や勉強量によってかなり厳しいという状況も否定できません。まずは自分の学力を正確に把握して、残りの期間で必要な勉強量をこなせるのか判断しましょう。あわせて、塾や予備校の無料相談に足を運んで、実現可能かどうか話を聞いてみてください。
夏から半年で関関同立を目指す
部活に力を入れている受験生のなかには、夏から本格的な勉強をスタートさせる人もいるでしょう。正直なところ、夏休みが終わってからのスタートでは大変厳しいといえます。
そのため、関関同立への志望が決まっている場合には、夏休み中に受験勉強を開始してください。4月から始めている人たちと比べると短い期間になりますが、一般的な学習スケジュールをタイトにして1日の勉強時間を増やせば、間にあう可能性は0ではありません。
9月から4か月で関関同立を目指す
9月から関関同立を目指す場合、本番まで約5か月ほどしかありませんから、ほかの受験生と同等の勉強量を確保するのは難しいです。そのため、一定の学力がついていない場合には、合格する可能性が大変低いことを覚悟しておきましょう。
ひとつの目安として、11月中に日大ルートを終わらせる、もしくは同等の学力が身に付いているというラインが、間にあうかどうかのポイントになります。日大ルートは受験に必要な基礎が詰まっています。そのため、日大ルートの知識が備わった上で、12月から志望校の過去問演習に入れれば、関関同立対策が間にあう可能性は残るでしょう。
「関関同立に行きたかった…」とならないために実践したい勉強法
高3から関関同立を目指すと決めたら、後悔しない過ごし方をしましょう。ここでは、「関関同立に行きたかった…」とならないために、実践してほしい勉強法を紹介します。
- 学習計画を立てる
- 1日8時間を目安に勉強する
- 基礎を怠らない
- 適切な参考書・問題集をやり込む
- 塾・予備校で効率性を上げる
学習計画を立てる
入試日から逆算した適切な学習計画を立ててください。勉強開始時にスケジュールが定まっていないと、本番間近で「必要な範囲まで終わらない」という状態になる可能性があります。計画は、大まかに下記の段階があります。
- 基礎力固め
- 参考書・問題集に取り組む
- 過去問・模擬試験に取り組む
- 本番(時間)を意識して過去問に取り組む
基礎力は受験勉強の土台として大変重要な知識です。そして、入試は大学ごとに出題傾向が異なるため、合格率を高めるためには過去問演習が必要です。どの段階も大切な勉強ですから、十分な時間を確保できるように、計画的に学習を進めてください。
1日8時間を目安に勉強する
高3から関関同立を目指す人は、1日8時間を目安に勉強してください。一般的に、関関同立合格のためには合計で2,000時間必要だといわれています。そのため、高3の4月から勉強を始めた場合、本番まで約10か月とすると、1日6~7時間ほどが目安になります。
休息日も考慮して、1日8時間と考えておきましょう。そして、4月よりもあとに勉強を開始した場合には、1日に必要な時間が増えていきますから、可能な限り早めに始めて、無理なく対策を進めてください。
基礎を怠らない
「スタートに出遅れた」「勉強が間に合わないかも」と焦ってしまった場合、いきなり過去問から始めてしまう人もいます。しかし、受験成功のために、基礎力固めは避けて通れないと覚えておいてください。
入試の難易度にかかわらず、受験で出題される問題は基礎が備わっていないと解けません。そして、基礎力が不足している状態で演習に入っても、結局わからずに基本的な知識のインプットまで戻って勉強し直すことになります。かえって非効率な勉強になるため、焦りすぎず、まずは基礎力固めから始めてください。
適切な参考書・問題集をやり込む
順調な学力向上を目指すためには、適切な参考書・問題集選びが大切です。関関同立を志望している人は、簡単な参考書・問題集から始めて、段階的に志望校レベルまで上げていきましょう。
十分な学力が備わっていないなかで、いきなり志望校レベルの参考書・問題集に取り組んでも内容がわからず、簡単な内容から勉強し直さなければいけなくなります。自分の学力にあう参考書・問題集から始めて、1つひとつ確実に理解を深めていきましょう。
塾・予備校で効率性を上げる
関関同立の合格率をできる限り上げたい人は、塾・予備校に通いましょう。同じ期間の勉強でも、独学と塾・予備校では効率性が違います。
塾・予備校は、長年受験に携わっているスタッフ陣が、志望校に合わせた効率的な勉強を提案してくれます。そして、受験の疑問や悩みに対して、適切なアドバイスも受けられるはずです。適切な計画・方法で安心して勉強でき、受験に集中できる環境が整います。
まとめ
高3から関関同立を目指すのは、簡単ではありません。そして、学力や開始時期によって、大変厳しいものになるといえるでしょう。対策期間が短くなっても、受験勉強でやるべきことは基本的に同じです。そのため、ライバルより短期間で間にあわせるためには、いかに効率的な勉強をするかがカギになります。
「スタートは遅れてしまったけど関関同立を諦めたくない」という人は、マナビズムで一緒に頑張りましょう。経験豊富な講師・スタッフが全力でサポートします!
高3から関関同立を目指す人に役立つFAQ
最後に、高3から関関同立を目指す人に役立つ質問をまとめました。
- 高3から関関同立に合格するにはどのくらい勉強すればいいですか?
- 関関同立に強い高校はどこですか?
高3から関関同立に合格するにはどのくらい勉強すればいいですか?
関関同立の合格を目指すためには、合計2,000時間の勉強を確保する必要があります。高3の4月から勉強を始めた場合、期間を10か月と想定すると1日6~7時間です。
関関同立に強い高校はどこですか?
関関同立に入学する人が多い高校の偏差値は、安全に受験するために60~70程と高いことが多いです。具体例を挙げると、須磨学園高等学校や西宮市立西宮高等学校があります。