早慶上智の偏差値序列を学部別に紹介!受検・就職に有利なのはどこ?

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早慶上智といえば、日本のトップレベルの私立大学ということは誰もがご存知でしょう。
今回は、その早慶上智それぞれの大学の特徴や、早慶上智内での序列について詳しく解説。それぞれの大学のイメージや、就職状況についてもご紹介します。早慶上智に合格するためのポイントや対策方法もお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。

「早慶上智」それぞれの特徴とは

早慶上智とは、「早稲田大学」「慶應義塾大学」「上智大学」の3つの大学をまとめた略称です。東京理科大学を入れて「早慶上理」と呼ぶこともあります。早慶上智は私立大学の中でトップレベルの偏差値ということで知名度が高く、早慶上智に進学する学生はかなり優秀というイメージを持たれます。そんな早慶上智のそれぞれの大学について、特徴を知っていきましょう。

早稲田大学

早稲田大学は大隈重信が創立した大学。次にご紹介する慶應義塾大学と並んで、日本で最も古い部類の私立大学です。4万人を超える学生が所属する大所帯で、歴史も長いため著名な卒業生も多数います。六大学野球や箱根駅伝でも優秀な成績を収めている、文武両道の大学というイメージです。

慶應義塾大学

慶應義塾大学は、福沢諭吉が1920年に創立した大学です。学生数は3万人で、部活動やサークル活動が活発なことで知られています。付属の幼稚舎・中学校・高等学校があり、内部進学生には大企業の御曹司や有名人の子供も多いため、裕福な家の子供が通う学校というイメージも強いです。

上智大学

上智大学はキリスト教系の大学で、カトリック修道会「イエズス会」が開設。英語の大学名である「ソフィア」と呼ばれることもあります。
上智大学の特徴は、女子学生の数が多いことです。1万2,000人の学生のうち、約7,000人が女子となっています。語学教育に力を入れていて、海外の姉妹校への留学も可能なため、将来グローバルに活躍したい学生におすすめです。

早慶上智のランク・難易度

それでは、早慶上智の中でのランク付けや、他の大学の比較を見ていきましょう。
参照:みんなの大学情報

早慶上智の偏差値

早慶上智それぞれの大学の偏差値は、以下の通り。
・早稲田大学:62.5~70.0
・慶應義塾大学:60.0~72.5
・上智大学:57.5~67.

早慶上智の中で最も偏差値が高いのは、慶應義塾大学です。慶應義塾大学には医学部があるため、トップの偏差値が頭ひとつ抜けています。学部によっても差がありますが、早慶上智の全学科を偏差値順にランキングにすると、上位10位までを全て早稲田と慶應が占める結果になります。偏差値でいうと、早慶上智はひとまとまりではなく「早慶・上智」というイメージです。

早慶上智の倍率

早慶上智はそれぞれ違った個性を持つ大学なので、倍率の高い学部はそれぞれ異なります。早慶上智それぞれの大学で一番人気の学部と、その倍率は以下の通り。(2019年度一般入試の倍率を掲載します)

・早稲田大学 社会科学部:12.9
・慶應義塾大学 環境情報学部:10.1
・上智大学 総合人間科学部:6.9
早慶上智の中で、一番人気で倍率が最も高いのは早稲田大学社会科学部です。

早慶上智の序列

早慶上智と呼ばれる大学群の序列は「慶應義塾大学≧早稲田大学>上智大学」の順番となります。
先にも触れたように、偏差値でいうと「早慶・上智」というイメージで、早稲田と慶應>上智という風に序列が分かれます。

また、早稲田には偏差値が低い学部もあることや学生数が多く間口が広いこと、慶應には医学部があることから、慶應義塾大学の方がランク付けは高くなります。ただし、上智や理科大の上位学部は早慶の下位学部より偏差値が高いです。志望校選びでは、大学自体のイメージやネームバリューより、入学する学部や入学後に受ける教育の質の方が大切になります。

ランクの近い大学は?

早慶上智にランクが近い大学は、以下のものがあります。

国際基督教大学(ICU)

国際基督教大学(ICU)の偏差値は、65.0ほど。早慶上智の中~上位学部と同じランクの大学です。学生は留学生や帰国子女の割合が非常に高く、語学教育に力を入れているのが特徴です。
早慶上智と区別して考えることが多いのは、国際基督教大学の入試問題が非常に特殊なため。学力的には近いですが、国際基督教大学を受験するなら早慶上智とは違った対策が必要です。

MARCH

MARCHは明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の5つの大学から頭文字をとった略称です。MARCHの偏差値は50.0~65.0くらいに集中していて、ランクでいうと早慶上智より少し下のイメージです。早慶上智を第一志望とする人が、滑り止めとして利用することも多くなっています。

関関同立

関関同立は、関西の難関私立大学の略称です。関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学の4大学で構成されています。
関関同立の偏差値は50.0~65.0くらいで、MARCHと同程度。関西の受験生が上智を受験する場合、関関同立を併願することが多いです。

早慶上智の就職状況

志望校を選ぶとき、気になるのが就職状況。ここでは、早慶上智の就職の傾向についてご紹介していきます。

就職率は高い

結論から言うと、早慶上智は就職に強いです。
日本のトップレベルの私立大学群ですから、その肩書きだけで就職が有利になるのは当然とも言えるでしょう。就活は自分の頑張り次第という部分もありますが、早慶上智の卒業ということで「下駄を履ける」のは事実です。

OBとの繋がりも強い

長い歴史を持つ早慶上智は、卒業生の数が多くOB・OGとの繋がりが強いです。そのため、インターンや就職の斡旋などは他の大学より有利です。
また、大手企業の中には「学閥」といって、役員などが特定の大学の出身者ばかりの会社もあります。就職の際、そういったコネクションを利用できるということも早慶上智の強みと言えるでしょう。

早慶上智に合格するためのポイント

最後に、早慶上智に合格するためのポイントをご紹介します。

入りやすい・穴場な学部を狙う

早慶上智は旧帝大や医学部を除くとトップレベルの大学です。学力にかなりの自信があるという方以外は、入りやすい穴場な学部を狙うと早慶上智に手が届きやすくなります。早慶上智で偏差値や倍率が低く、入りやすいと言われている学部は以下の通り。

・早稲田大学 教育学部(理系)
・早稲田大学 理工学部
・慶應義塾大学 看護医療学部
・慶應義塾大学 薬学部
・上智大学 神学部
・上智大学 総合人間科学部
・上智大学 経済学部

ただし、これらの学部はあくまで「早慶上智の中では易しい」というだけなので、偏差値60前後の学力が必要なことには変わりありません。早慶上智に入学するためには、偏差値が低めの学部であっても受験生全体の上位5%に入る必要があるのです。

的を絞った受験勉強をする

私立大学の入学試験には、それぞれ出題傾向や配点に個性があります。やみくもに学力を上げる努力をするより、志望校に合わせた対策を行った方が効率的です。
難関私大専門塾マナビズムでは、志望校の傾向や一人ひとりの学力に合わせた学習方法を指導しています。周りと差がつく「自学自習」の質を上げるために、マナビズムの受験コンサルティングサービスをぜひ利用してください。
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まとめ

早慶上智は、私立大学の中でトップレベルの4大学の略称です。それぞれ違った個性を持つ大学ですが、全てかなりの高偏差値であることは共通しています。早慶上智にも手が届く、効果的な勉強方法を知りたい方は、ぜひマナビズムにご相談ください。

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