【大学受験】1日10時間の勉強が必要?だれでも継続できるモチベーションの保ち方
更新日: (公開日: ) COLUMN
関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)合格を目指す受験生にとって、悩みの1つが「どれだけ勉強すれば受かるのか」という基準でしょう。
本記事では、関関同立に合格した先輩たちが目標としていた具体的な勉強時間から、その長時間学習をどう継続・維持していくかという「勉強への取り組み方」までを徹底解説します。
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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない
上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。
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関関同立に合格する受験生の「理想の勉強時間」は?
マナビズムが時間基準と、その勉強量を確保するためのマインドを徹底解説します。
- 「勉強が嫌い」
- 「やる気が出ない」
と悩む人でも実践できる「作業興奮」を利用した勉強の始め方や秘訣も盛りだくさんです。
以下では、動画を見られない方に向けてテキストでもまとめています。
1日10時間勉強?関関同立への合格で「理想の勉強時間」

関関同立志望の受験生(なかでも高3)において、理想の勉強時間は以下のとおりです。
- 平日 → 7から8時間
- 休日 → 12から14時間
もし可能なら、16時間を目標にしてまずやってください。
この勉強時間は、受験生となった志望校への合格までずっと続けます。
1日10時間勉強するほど「全力を出し切る量」が必要

関関同立に合格した受験生では、勉強時間が人それぞれ違います。
例えば、4時間ぐらいで合格してしまうケースもあるほどです。
「3ヶ月で関関同立・MARCHに合格した」といった話も、全然あり得ると思います。
だからといって、キミもそれで良いとは言い切れません。
人事を尽くして天命を待つべきというのが受験生のあるべき姿だと思っているからです。
自分で限界を決めて勉強を進めるのはNG
自分で勝手に限界を決めていては、大学受験、ひいては難関私大の合格も厳しくなります。
今ではマナビズムの講師として働いていますが、高2の夏の時に自分が高3の夏に14時間も16時間も勉強するとは想像していませんでした。
「14時間もやれって、できるわけがあるか」と思ったほどです。
今でも、なぜできたのかを聞かれてもわかりませんが、普通にこなしていたのです。
志望校に合格したいから、できる限りの勉強を全部こなすしかなかったわけです。
- 朝早起きして顔を洗い目が覚めれば単語を回す
- 音読や長文の復習をする
- 社会を暗記する
- 物理の演習をする
- 数学の新しい解法を暗記する
人事を尽くすこと以外、もう結果は神のみぞ知る領域が大学受験というハードルです。
努力しかできない中で、全力を出しきらないというのはもったいないのではないでしょうか。
しかし、本当に難しいのは、今の(理想の勉強時間)を言われて、
- どう維持していくか
- どう上げていくか
というところです。
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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない
上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。
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1日10時間の勉強をだれでも継続できるモチベーションの保ち方

1日のうち、10時間勉強に充てるのであれば、基準であったりハードルは下げて良いです。
取り掛からなければ意味がないからです。
今まで2時間の勉強しかなかったのに、急に「土曜日休みだから14時間やります」というのは、気持ち的に多分難しいはずです。
僕自身、勉強が好きではありませんし、むしろ嫌いな受験生がほとんどです。
もちろん、「やらなければならない」という危機感があるのもわかります。
ただ、体が追いついていない状態では、難しいハードルであるのも事実です。
勉強嫌いでも継続できる「ハードルを下げる」アプローチをとる
まずは5分間の1ページ覚えることに集中しよう、というレベルまでハードルを下げてください。
この何時から何時の2時間はもうこれを頑張ってやろうという風にはじめるだけです。
「今日これだけやらなければならない」というマインドは捨ててOKです。
面白いことに、人間は何か物事をはじめたら作業興奮という心理が働きます。
小さなハードルを乗り越えてスタートする癖がつき、勉強のスタートが普通になっていくのです。
- やる気がないからできない ×
- やったらやる気が出てくる 〇
この後者が作業興奮です。今日からでも、騙されたと思ってやってみてください。
1日10時間勉強を行う際のスケジュール例

お話しした理想の勉強時間(平日7〜8時間、休日12〜14時間)を確保するための、1日のスケジュール例は以下のとおりです。
ご自身の通学時間や部活動の有無、もっとも集中できる時間帯に合わせて、「人事を尽くす」ための最適なスケジュールに調整してください。
| 時間帯 | 活動内容 | 勉強時間 | | | | | | 7:00 – 8:00 | 起床・朝食・準備 | | | 8:00 – 10:00 | 学習① | 2.0h | | 10:00 – 10:15 | 小休憩 | | | 10:15 – 12:15 | 学習② | 2.0h | | 12:15 – 13:15 | 昼食・休憩 | | | 13:15 – 15:15 | 学習③ | 2.0h | | 15:15 – 15:30 | 小休憩 | | | 15:30 – 17:30 | 学習④ | 2.0h | | 17:30 – 18:30 | 休憩・夕食準備 | | | 18:30 – 19:30 | 夕食・入浴 | | | 19:30 – 21:30 | 学習⑤ | 2.0h | | 21:30 – 23:30 | 学習⑥ | 2.0h | | 23:30 – 7:00 | 就寝 | | | 合計 | | 約12.0時間 |
平日なら通学中、食事の前後、休憩時間の5分など、「ながら」でできる勉強に徹し、トータルの学習時間を増やすのがコツです。
意味がない?1日10時間勉強で量・質はどう考えるべきなのか

すでに伝えたように、全力を出した人のなかで質が伴った人が合格するのが関関同立レベルです。
どちらかが足りてなくてもダメなので、量と質はどちらも合格に必要です。
- どれぐらいの量をやれば良かったのか
- どのような質でやれば勉強法でやれば受かるのか
それぞれは、蓋を開けてみなければわかりませんし、結果論でしか語れないのです。
「自分はこの努力をし、このやり方でやって合格を掴み取れた」
そういう経験があるからメソッドが生まれます。
逆に、勉強をやっている最中は”何が決定的な要因か”はわからないのです。
徐々に勉強時間を増やしていく
1日10時間勉強すると決めても、「徐々に上げていったらいい」という考えを持ってください。
マナビズムでもほかの動画では、以下のように伝えています。
- 6月の土日は夏休みだと思って過ごそう
- 隙間時間も有効活用しよう
- 平日も勉強していない時間を減らそう
しかし、実践している子が何人いるでしょうか。
憶測になりますが、20%から25%、1/4、1/5です。
関関同立は、人気学部でしたら倍率4倍とか5倍といったところもあります。
厳しい条件であるからこそ、徐々に増やす工夫からスタートしなければなりません。
まとめ:1日10時間勉強を”目指して”人事を尽くす
1日10時間勉強と口にするのは簡単ですが、人事を尽くさなければ達成できません。
- 勉強時間が足りない → 『量を増やす』
- 成績が上がらない → 『質を高める』
- どちらも足りない → 『質と量を高める』
ただ自分が受かるために必要だと思うことを、そして最善を常に選んで取れているか。
もしキミが不安なら、マナビズムへ無料で相談できます。
関関同立合格を目指す上で、「どれだけやるか(量)」と「どうやるか(質)」の両方を意識し、まずは「人事を尽くす」ことからはじめましょう。
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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない
上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。
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