【大学入試共通テスト】全科目の難易度を徹底分析!

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  • 共通テストの特徴は?
  • 共通テストの難易度はどのくらい?
  • 共通テストの具体的な対策方法は?

2021年度から大学入試がセンター試験から共通テストに変わり、2022年ではそれぞれの科目で新傾向に沿った問題が多く出題されました。

長年続いていたセンター試験の過去問はまったく意味がなくなるのか、具体的にどんな対策をすれば良いのか迷われている高校生や浪人生、保護者の方も多いでしょう。

そこで、今回の記事は大学入試共通テストの全科目における難易度を解説します。この記事を読んで、共通テストの特徴や難易度、来年度に向けての受験対策に役立ててくだされば幸いです。

※共通テスト全体の概要に関しては、「大学入学共通テストとは?必要な基礎知識と対策・平均点まとめ」をご覧ください。

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□ 共通テストの範囲が広すぎて、どこから手をつけていいかわからない

□ 共通テストまでの具体的な学習計画を立てたい

□ 自主学習だけでは効率が悪く、モチベーションが続かない

□ 勉強時間は確保しているのに、模試の点数が伸び悩んでいる

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大学入試共通テストとは?

大学入試共通テストとは?

大学入試共通テストは、各大学が大学入試センターと共同で実施する試験です。2021年度から導入され、従来のセンター試験の形式を刷新しました。実施日は1月下旬の土日2日間で変更ありません。

従来の「知識・技能」に加え、「思考力・判断力・表現力」を評価するテストが実施されることになりました。共通テストでは、これらの能力を総合的に問う形式となっています

項目 センター試験 共通テスト
主な評価対象 知識・技能 知識・技能、思考力・判断力・表現力
テストの特徴 知識重視 総合的な能力評価

このような背景があることを踏まえた上で、共通テストを見ていきましょう。

大学入試共通テストの全体の総評

大学入試共通テストの全体の総評

共通テストでは、「思考力・判断力・表現力」を発揮して解く問題や、知識の理解を問う問題が出題されました。特に変化した点として、以下のような特徴が挙げられます。

  1. 日常生活からの問題
  2. 複数の資料やデータを組み合わせた問題
  3. 表面的な知識では対応困難な問題

これらの問題は、初見であっても学んだ知識を活用し、解決方法を考える力が求められていると考えられます。また、解答形式はセンター試験同様マーク式ですが、新たな出題形式も導入されました。

  • 複数の解法がある問題
  • 前問の答えに依存する問題

こうした変更により、従来とは異なるアプローチが必要となっています。

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大学入試共通テストにおける科目別での難易度

大学入試共通テストにおける科目別での難易度

ここからは科目別での難易度を見ていきましょう。まずは、センター試験より問題の難易度がどう変わったか一覧でご紹介します。

教科 科目 難易度
外国語 英語リーディング やや易化
リスニング やや易化
数学 数学Ⅰ やや難化
数学ⅠA 難化
数学Ⅱ 昨年並み
数学ⅡB 難化
国語 国語 やや難化
理科 物理基礎 難化
化学基礎 易化
生物基礎 難化
地学基礎 易化
物理 易化
化学 昨年並み
生物 難化
地学 易化
地理歴史 世界史A 昨年並み
世界史B 昨年並み
日本史A 昨年並み
日本史B 難化
地理A 昨年並み
地理B 昨年並み
公民 現代社会 やや易化
倫理 難化
政治・経済 やや易化
倫理、政治・経済 昨年並み

一覧で見たところ、このような結果となりました。問われている問題のレベルそのものは例年と変わらずとも、問題の形式やテーマが変わったことで、難しく感じる受験生が多かったと捉える方が良いでしょう。

つまり、日頃から共通テスト以外に2次対策を行っていた人などはいつもと変わらず対応でき、逆に共通テストの形式を暗記することや知識だけを詰め込んだ状態の人だと新しい問題に対応できず、思うような結果が出なかったかと思われます。

ここまで全科目に共通する内容をお伝えしてきましたが、各教科別での具体的な問題の難易度については以下の記事に書いていますので、各教科別での具体的な問題形式の変化や難易度の変化が知りたいという方はぜひご覧ください!

科目別内部リンク一覧

外国語

数学

国語

理科

地理歴史

公民

大学入試共通テスト全体を見た受験対策

大学入試共通テスト全体を見た受験対策

各教科の難易度やセンター試験からの変化を踏まえ、今後の対策について説明します。全教科に共通する問題解決のポイントと、効果的な日々の学習方法を紹介します。

スピードが大切

共通テストでは、全教科においてスピードが非常に重要です。センター試験と比べ、制限時間内に解答を終えることがより困難になっています。未知の問題に遭遇しても立ち止まらず、常に「何が問われているのか」を意識しながら解答を進めましょう。

また、選択肢を素早く判断する能力も不可欠です。与えられた選択肢の中から、正誤を瞬時に見分ける力を養うことが、共通テストを乗り越えるポイントとなります。

日頃から過去問を解く

日々の学習においては、センター試験の過去問を基本としつつ、多様な問題形式に取り組むことをおすすめします。共通テストはセンター試験の延長線上にあるため、基本的な学習方法は変わりません。ただし、出題形式の変化に備え、様々なタイプの問題に慣れておくことが大切です。

さらに、知識の関連付けと整理も重要です。断片的な知識ではなく、他の知識と関連付けて体系的に理解することで、幅広い問題に対応できる応用力が身につきます。常に知識を整理し、必要な時にすぐに引き出せる状態を維持しましょう。

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まとめ

まとめ

今回は、共通テストの特徴から振り返り、実際の難易度の変化や来年度に向けての対策をお伝えしました。受験生にとってはセンター試験がなくなり、今までの過去問が通用しなくなったことで、何をすれば良いのか分からなくなることもあるでしょう。

しかし、この状況は全ての受験生に共通しています。新しい試験に対応しようと努力している受験生もいる中で、「共通テストが難しくなったから今までより低い点数でも仕方ない」と考えるのは危険です。

この記事をご覧になった方も、新しい変化にいち早く対応できるよう、日々の学習に励んでいきましょう。

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□ 共通テストの範囲が広すぎて、どこから手をつけていいかわからない

□ 共通テストまでの具体的な学習計画を立てたい

□ 自主学習だけでは効率が悪く、モチベーションが続かない

□ 勉強時間は確保しているのに、模試の点数が伸び悩んでいる

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