シグマ基本問題集 化学基礎の効果的な使い方と勉強方法
更新日: (公開日: ) CHEMISTRY
シグマ基本問題集 化学基礎
[シグマ基本問題集化学基礎の概要と使用目的]
この参考書はセンター試験で化学基礎を受験する人が使用する問題集です。関関同立受験者やセンター試験で化学を受験するという人向けではないので注意してください。
学習要領が改訂され、従来の化学Ⅰと比べると化学基礎の内容は非常に少なくなりました。
センター試験でも化学と化学基礎にわけられたため、化学基礎の受験者数は化学と比べると多くはないですが、化学基礎で受験することのできる大学もある程度はあります。
この問題集はセンター試験の化学基礎で高得点をとれるようにしたい人にオススメの問題集となっています。
あまり分厚くない問題集ですが、この問題集を確実にこなしていれば少なくともセンター試験の化学基礎で75点はとれるようになります。
それからは過去問を使用してさらに高得点をめざしていくことになるでしょう。
そもそも化学の効率的な勉強法について知りたい人はこちらをクリックして確認するようにして下さい。
[シグマ基本問題集化学基礎の具体的な内容]
あまり分量の多くない化学基礎の内容を、さらに21項目に細かく分けられているためどの分野も勉強に取り組みやすくなっています。
それぞれの項目で、「テストに出る重要ポイント」が書かれているので、知識の整理をすることができます。
問題も「基本問題」と「応用問題」の2段階にわけられているので、基礎をしっかり固めてから応用問題に取り
組むことができるようになっています。
[シグマ基本問題集化学基礎の使い方]
1.「テストに出る重要ポイント」を使って知識の整理
インプットからアウトプットに入るときに、いきなり問題を解こうとするとはじめはどの知識を使えばいいのかがわからないことがあります。
まず問題を解きはじめる前に知識の整理をもう一度簡単にしておきましょう。
2.はじめは「基本問題」を優先的に解く
基本問題と応用問題にわけられているので、はじめのうちは基本問題を優先的に解いて基礎をしっかり固めることが必要になります。
基礎が固まっていないうちから応用問題に取り組んでも得られる効果は非常に少ないので、基本問題を解けるようになってから応用問題に進むようにしてください。
3.「基本問題」が全てできるようになれば「応用問題」を解く
基本問題をすべて解いて、基礎をしっかり固めることはもちろん大事ですが、基礎を固めただけでは入試問題に対応することはできません。
大学入試で合否を分ける問題は基本問題よりも応用問題の方なので、必ず応用問題もすべて解くようにしてください。
応用問題まで全て解き終わって、わからない問題がなくなった状態になれば、過去問に進んでください。
そうすれば、センター試験で高得点を狙えるようになるでしょう。
[シグマ基本問題集化学基礎の注意点]
この問題集をしっかりとできるようになれば、センター試験の化学基礎で75点は確実にとれると述べましたが、センター試験であればもっと高得点を狙いたいところですし、とることは可能です。
ですので、この問題集だけではなく必ず過去問演習をして、わからない問題が出てきたらじっくり考えて、勉強した問題の中にはわからない問題がないという状態にしてください。