コゴタロウのセンター古語・用法・文法200の効果的な使い方
更新日: (公開日: ) CLASSICAL
コゴタロウのセンター古語・用法・文法200
コゴタロウのセンター古語・用法・文法200の概要
対象
古典の勉強を始める人
古文単語をまったく覚えていない人
カテゴリ
インプット
レベル
基礎
時期
受験初期・受験中期~
タイトルだけでは分かりにくいですが、この本はセンターレベルの単語・文法を網羅したインプットの参考書です。
以前にも書きましたが、収録単語数によって単語が載っている参考書は2分類されます。
200~300語程度 → センターレベル
600語程度 → 関関同立レベル
マナビズムでは200~300語レベルで『マドンナ古文単語230』を使用して、ある程度覚えたら600語レベルの『古文単語FORMULA600』にステップアップする方式で単語を覚えてもらっています。
なぜ、この方式で覚えているのかというと、200語~300語レベルの参考書は一つ一つの単語に対しての解説が充実しているからです。
軸となる200語程度は語源なども学習することによってその後の古文の勉強がやりやすくなります。
今回紹介する参考書の話に戻すと、タイトルにも書いてあるように200語を収録している単語帳なのでセンターレベルと言えるでしょう。
ただ、センター試験がこの量でで足りるかどうかと言われるとかなり微妙なラインです。
できれば、プラス30語程度は覚えておきたいところです。
単語量は少し微妙ですが、単語を覚えながら文法の勉強が出来たり、センター試験での出題傾向が分かるのがこの参考書の特徴です。
特に、センター試験に特化した情報を学べる参考書はなかなか無いので貴重な情報と言えるでしょう。
コゴタロウのセンター古語・文法・用法200の詳細
前述したとおり、センター試験対策に必要な古語200語(見出し語)を1語1語丁寧な解説付きで掲載されています。
また、過去の出題内容がわかる【センターこう出た!】でセンター試験に特化した勉強をすることができるでしょう。
文法や識別法、和歌修辞法も掲載されているので単語だけでなく古文のほかの勉強もすることができます。
コゴタロウのセンター古語・文法・用法200の使用方法
前から順番に単語を覚えていく。
その際、文法やセンター試験の情報など重要な情報がたくさん載っているので解説も必ず読む。
コゴタロウのセンター古語・文法・用法200の総評
解説が分かりやすくセンターに特化した良書ではあるが、単語数が微妙なのがネックである。
必ずやっておいたほうがいい参考書ではないだろう。