富井の直前講習 古文文学史&常識混乱254+52の効果的な使い方
更新日: (公開日: ) CLASSICAL
富井の直前講習 古文文学史&常識混乱254+52
富井の直前講習 古文文学史&常識混乱254+52の概要と使用目的
古文の勉強は大きく分けて4つに分けることができます。
まず一つ目は、古文単語を覚えること。
これは受験初期から受験本番まで忘れることがないように一年間勉強するものです。
二つ目は、古典文法を学習すること。
これは受験初期には完璧にしておくべきものです。
三つ目は、古典常識・文学史といわれるものを学習すること。
この古典常識・文学史に関しては受験中期から受験後期にかけて勉強しますが、古文単語や古典文法がある程度定着して、古文に関してある程度余裕がある人が勉強するものです。
そして四つ目は、古文読解です。
これはその名の通り古文の文章を読解する勉強です。
これら、四つを駆使して大学受験の古文を制覇します。
そして今回は三つ目の古典常識・文学史を勉強するための参考書、「富井の直前講習 古文文学史&常識混乱254+52」を紹介します。
富井の直前講習 古文文学史&常識混乱254+52の具体的な内容
入試頻出の古典作品の文学史や古典常識を精選・整理しています。
対象者に関しては、古文単語や古典文法をある程度完璧にこなせる力がある人が使うようにしてください。
使用時期は、受験中期から受験後期にかけてですが、古文に余裕がある人がこの参考書を使うようにしましょう。
ただ読んでいくものですが、流し読みせず、理解しながら学習していくようにしましょう。
なぜ古典常識や文学史を勉強すると良いのかというと、実際に読解の問題を解く時、出典を見たら、ある程度その作品の知識が頭に入っているので問題を解きやすいというメリットがあるからです。
ただ、何回も言いますが、優先度で言えば古典常識の勉強より古文単語や古典文法、読解の練習をした方が確実に点数につながるので、その辺は自分の今の実力に合わせるようにしてください。
使い方に関しては、ひたすらこの本書を熟読して知識をつけていくようにしましょう。
富井の直前講習 古文文学史&常識混乱254+52の注意点
最初にも記しましたが、この参考書のように古典常識や文学史はある程度古文単語や古典文法ができる状態の人で、古文に関して余裕があればやるようにしてください。
古典常識等の優先順位は決して高くはありません。
古文単語を一時間勉強するのと古典常識を一時間勉強するのでは返ってくる価値(時間帯効率)が全く違ってきます。
絶対に古文単語や古典文法を優先的に完成するようにしてください。