０からわかる古文問題集

 

 

０からわかる古文問題集の概要と使用目的

 
高校三年生のみなさん、「高校一、二年生の時の勉強をもっとやっておけばよかったー」なんて思っていませんか？
このように思っている受験生はかなり多いはずです。
今回はそんな受験生に最適の参考書を紹介します。
「０からわかる古文問題集」です。
この参考書は高校での基礎的なことから大学入試まで幅広くカバーしてくれている参考書になります。
なので、高校一、二年生の時の勉強をもう一度ここで復習することができます。
この参考書のカテゴリとしてはアウトプットの参考書となっていて、とにかく問題を解くための参考書です。
もちろん、解説も載っているので答え合わせの後の復習もしっかりとやることができます。
 
 

０からわかる古文問題集の具体的な内容

 
上記で示した通り、この参考書のカテゴリはアウトプットになっており問題量もまずまずです。（少ないと感じる人もいるでしょう。）
この参考書の適切な使用時期については、受験の中期でしょう。
なぜならアウトプットの参考書なので、古典単語や古典文法事項がまだ頭に入り切っていない受験の初期に行うのはあまり効果を発揮しませんし、かといって受験の後期でやるには、かなり物足りない（古文をある程度勉強した人には簡単すぎて）からです。
 
 

０からわかる古文問題集の使い方

 

１．問題を解くべし

この参考書に収録されている問題を実際に解いてみてください。
最初のほうは、制限時間は気にしなくていいのでしっかりと今まで習ってきたことをここで出すことを意識してください。（正解の手順を自分でしっかりと考えること。）
 

２．答え合わせをし、解説を熟読する。

誰もが自分の答えが果たして合っているのかとワクワクして採点することでしょう。
しかし、多くの受験生が丸付けだけをしてもう満足という状態になってしまっています。
これでは、いくら勉強しても成績が上がるはずありません。
答え合わせをしたら必ず解説まで見ることを癖づけましょう。
参考書の解説は答えまでのプロセス（過程）をしっかりと示してくれています。
このプロセスを毎回読んで、理解していくことが成績アップの秘訣でしょう。
 

３．現代語訳も必ず熟読するべし

古文の勉強において欠かせないことの一つに「現代語訳を見る」というのがあります。
これも古文の成績をアップさせるための秘訣です。
自分が問題を解き進めていくとき、毎回答え通りの現代語訳を頭の中で出来ていますか？
こんなことができる受験生はほぼいません。
少しでも自分の訳と答えの訳を近づけようと思ったら現代語訳を見て訳し方を修正するしかありません。
一つの問題を解き終えたら必ず現代語訳を確認して、何回も何回も修正してコツをつかんでいきましょう。
 
 

０からわかる古文問題集の注意点

 
この参考書の注意点を挙げるとすれば、受験生のレベルによって、この参考書が必要な受験生と不必要な受験生にはっきり分かれてしまうことです。
古文がかなり得意な受験生にはこの参考書はかなり簡単に感じるでしょう。
なので、得意な受験生におすすめの参考書は「古文上達読解と演習５６」や「最強の古文　読解と演習５０」です。
このように、最終的には自分のレベルに合わせて参考書は選ぶようにしてください。