大学入試 マンガで日本史が面白いほどわかる本の効果的な使い方
更新日: (公開日: ) JAPANESE-HISTORY
大学入試 マンガで日本史が面白いほどわかる本
マンガで日本の歴史が学べる!?
日本史の文字だけの参考書で理解に苦しんだことはないだろうか。
そんな人におすすめなのがこの「大学入試マンガで日本史が面白いほどわかる本」だ。
表紙や題名からも分かるように、マンガで日本史の大まかな流れを掴むことができる。
本書を使うべき対象の人は、主に日本史の理解につまずいてしまった人、もしくは今から日本史を学んでいこうとしている人だ。
知識が0の状態から、いきなり語句や図表が並んだ参考書を開いても頭に入ってこずに、嫌気がさす人も少なくないはずだ。
その点本書はマンガで視覚的に人物像や、背景知識を学ぶことができるため、難しいなどといったことは起こらないだろう。
ただ、間違えてほしくないのは本書だけで日本史全てを理解したと思わないでほしいこと。
本書は日本史がいわば苦手な人向けに作られたものである。
本書である程度の知識が得られたなら、次は東進ブックスの「日本史B 表解演習書」で語句自体をインプットするなり、流れをさらに深く理解したいなら「金谷の日本史『なぜ』と『流れ』がわかる本」や「NEW石川の日本史B講義の実況中継」などで学んでいかなければならない。
要するに、日本史学習の入門書として使ってほしいのだ。
これらを踏まえた上で、勉強を進めていってもらいたい。
本書の使い方
使い方といってもマンガなので読むに勝るものはない。
絵で説明されている分、一度読み込めばかなり内容は入ってくるはずだ。
日本史の“暗記”というしんどそうな概念を捨てて、楽しく読んだほうがいいだろう。
ただ、楽しい中にも興味をもって取り組むのとそうでないのとでは圧倒的に理解に差が出てくるのは明らかだ。
本書を読む人はおそらく日本史初心者の人が多いだろう。
ならば先を見据えて日本史自体に興味を持つきっかけに本書を上手く使っていくべきだ。
歴史科目は、知れば知るほど面白くなるものというイメージで学習していこう。