標準古文単語650の効果的な使い方
更新日: (公開日: ) CLASSICAL
標準古文単語650の効果的な使い方
標準古文単語650の概要
・対象
難関校を受験する人
・カテゴリ
アウトプット
・レベル
標準
・時期
受験全時期
この単語帳は桐原書店が出版している。
桐原書店といえば英語の「forest」や「Next Stage」、「頻出英文法・語法問題100」などが有名である。
どの本にも共通して言えることは簡潔であり、情報量が多いことである。
今回紹介する『標準古文単語650』にも同じことが言える。解説が簡潔で、情報量が単語帳である。
特に情報量においては古文単語帳の中でトップクラスの収録単語数なので、難関国公立や早稲田大学や慶應大学を目指す人に向いているだろう。
標準古文単語650の詳細
読解の鍵となる重要単語500語を基本-重要のランク別・意味別に分類してある。
本書の構成は、見開き2ページ5ワードにつき、右ページに取り上げた単語の意味とワンポイント解説、左ページ上段に例文、下段にそのワード部分を空欄にした現代語訳がついている。
入門語でつかんだ古語の感覚を、基本語修得のよすがとして、より微妙なニュアンスを表す発展語まで遣れば、キーワードが豊富にある状態になり、どんなジャンルの、どんなタイプの古文をみても、意味理解が進み、あとは当座の人物関係など局所的背景が与えられれば、少なくとも設問に答えるに十分になるだろう。
同じ意味だけれどニュアンスが違う語についても細かく解説してあるので難関国公立や早稲田、慶應向きの単語帳といえる。
標準古文単語650の使用方法
前から順番に覚えていく。
ランク別されているのでやる必要のないランクは飛ばしても良い。
標準古文単語650の詳細
情報量が非常に多い単語帳である。
なので、難関国公立や早稲田、慶應には向いているが関関同立までならこの量をやる必要はないと感じる。