和歌の修辞法の効果的な使い方
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和歌の修辞法
和歌の修辞法の概要と使用目的
この参考書は和歌の修辞法に特化した参考書で、修辞法に特化した参考書はこれ以外にありません。
対象の受験生は、単語・文法・読解と古文を一通り勉強して読める様にはなったけど、和歌となるとどうしても読めない、、、という受験生です。
一通り勉強したことがない受験生がこの参考書に入っても和歌が読めるようにはなりませんので注意が必要です。
なので、この参考書の使用時期は受験後半期から入試本番までという事になります。
和歌は特に東大や京大などの難関国公立大学は和歌を頻繁に出題するので、対策をしておく必要があります。
MARCHや関関同立など難関私大を志望する人も和歌が出来れば他の受験生と差をつけることが出来るので、対策しておくと良いでしょう。
その際は、自分が志望する学部の過去問を分析して和歌の出題の可能性があるか知っておく必要があります。
和歌というと芸術的なイメージが強いために勝手に想像を膨らませて、感覚で解いてしまう人が多い。
そのため、和歌はやってもやらなくてもいいじゃん、、
その分、文法や単語の勉強に時間をまわそう、、、、
という考えが主流になってしまっています。
古文が得意な人でも和歌に苦手意識を持っている人は多いと思います。
しかし、実は和歌は非常に論理的に解くことができます。
その方法論を具体的に示しているのがこの参考書です。
ボリュームはそれほど多くないので直前期でも全然間に合うので、時間を見つけて和歌を得点源にしておきましょう。
和歌の修辞法の具体的な内容
“受験界のマドンナ”荻野文子先生の和歌に特化した参考書です。
荻野先生の他の参考書(荻野文子の超基礎国語塾マドンナ古文)同様、理解しやすい順に講義調で説明されているので、さっと読む事ができて、通して読めば和歌の苦手意識を克服する事が出来るでしょう。
荻野先生の参考書の特徴は、色々なコラムや知識を織り交ぜることで、読者を飽きさせない事です。
楽しみながら和歌を勉強出来るので、比較的とっつきやすい参考書でしょう。
覚えるべきポイントもまとめられているので、あとは直前に叩き込むので入試の和歌はばっちりです。
和歌の修辞法の使い方
1.一通り通読する。
マドンナの掟34項目等、重要項目を意識しながら読み進める様にして下さい。
1周目はスピードが重要です。サクサク読み進めてまずは和歌を克服する為の全体像を頭に焼き付けましょう。
2.もう一度通読する。
2周目以降は重要項目の暗記のみで構いませんので、それ以外の部分はサラッと読み進めて構いません。
サッと取り出して思い返せるように、重要項目だけまとめておくと暗記の手助けになります。
受験本番まで繰り返して頭に叩き込んでください。
和歌の修辞法の注意点
冒頭でも説明しましたが、この参考書を使うのが受験後半になります。
和歌の勉強するよりもまずは、単語・文法⇒読解の勉強をして一通り読める様になってから勉強するようにして下さい。
関関同立では、同志社大学が比較的和歌に関する出題が多いですので、同志社大学を志望する人は和歌の対策を考慮した勉強計画を立てておく必要があります。
もし古文を勉強していく上で効率的な勉強法や勉強計画についてしらないという人はこちらをクリックして確認しておくようにして下さい。