新修古典文法の効果的な使い方
更新日: (公開日: ) CLASSICAL
新修古典文法の効果的な使い方
新修古典文法の概要
・対象
入試で古文を使用する人
・カテゴリ
インプット
・レベル
基礎
・時期
受験期全時期
「マドンナ古文単語230」や「マドンナ古文」また「古文レッスン」といった参考書を皆さん一度は耳にしたことがあると思います。
これらすべての本は荻野文子先生が書き下ろされています。
そして、今回紹介する新修古典文法もまた荻野文子先生が書き下ろした参考書です。
「マドンナ古文」や「古文レッスン」の文法や単語と読解の橋渡し的な参考書で、文法と単語が学習してあることが前提になっています。
そこで、今回紹介する参考書は荻野文子先生が書き下ろした文法書です。
内容やレイアウトを一言で言ってしまうのならば、「教科書」です。
よくあるドリル形式のものでもなければ、入試に直結する裏技が書いてあるわけではありません。
しかし、よく読んでいくとさすがは荻野先生と思うような仕上がりになっています。
覚え方のアドバイスやゴロが載っていたり、欄外には入試情報や成り立ちも書いてあります。
読解の段階で荻野先生の参考書を使うのであればこの参考書を使用してもいいかもしれません。
新修古典文法の詳細
網羅系の参考書である。
なので、ボリュームがあると感じる人もいるかもしれない。
しかし、アドバイスやゴロ、成り立ちが書いてあり解説は非常にわかりやすい。
ただ、練習問題が少ないため飽きてしまう受験生も少なくはないだろう。
新修古典文法の使用方法
教科書のように使用することをお勧めする。
ドリル形式の参考書や読解問題でわからない文法があったときに使用するべきだろう。
新修古典文法の総評
説明がわかりやすく素晴らしい参考書である。
言うならば、「完成度の高い教科書」である。
古典文法の辞書として使用してみてはどうだろうか?