理解しやすい世界史Bの効果的な使い方
更新日: (公開日: ) WORLD-HISTORY
理解しやすい世界史B
理解しやすい世界史Bの概要と使用目的
この参考書は理解しやすいシリーズの中の一冊です。
世界史以外にも英語、現代文、数学などがありますので、国公立受験を考えている人はまとめて購入しても良いかもしれません。
さて、この参考書の中身ですが、高度でもマニアックでもない、本当に理解しやすい世界史の各事象を中心に取り上げ、解説していくものです。
他の参考書では取り上げられている情報が載っていなかったりする点には注意が必要ですが、難しすぎないので誰でも簡単に取りかかれる参考書です。
良くも悪くも、まさに理解しやすい世界史の参考書といえるでしょう。
理解しやすい世界史Bの具体的な内容
世界史の学習に必要な人名や事件名などを抜粋して非常に簡潔にまとめた参考書で、重要な部分は赤字で記されており、チェックしやすくなっています。
扱っている歴史事象の数は多くありませんが、そのテーマ一つ一つに関して「テーマゼミ」や「史料」欄を設けてあるので理解することが容易にできます。
通常、世界史の通史をまとめている参考書ですと4冊ほどに分けられてしまっていますが、本書の場合は一冊に必要な情報が凝縮されていますので短時間で回していくことが可能です。
また、難易度は決して高くなく、要点を整理してまとめていますので、世界史の学習を始める際に最適の参考書といえます。
時代の登載順は「詳説世界史」や 「ナビゲーター世界史」と同じですので組み合わせて使用していくことも可能です。
理解しやすい世界史Bの使い方
この参考書を始める時期としては、初期の段階がオススメです。
本当に必要な基礎的な歴史事象を取り上げていますので、流れをつかむことはもちろん、最初の段階から意識的にインプットしていくようにしましょう。
各章末の「テスト直前要点チェック」も取り組んでいくようにしてください。
だいたい2周した後は、「ナビゲーター世界史」や「詳説世界史」も読み込んで、足りない情報を埋め合わせていきましょう。
短期間で世界史の基礎を完璧に仕上げたいのなら「30日完成スピードマスター」と組み合わせて使用していく方法がベストです。
理解しやすい世界史Bの注意点
理解しやすいように各語句やテーマごとに丁寧に解説してくれていますが、情報量的に不安が残りますので、「ナビゲーター世界史」や「詳説世界史」や「一問一答用語問題集世界史B」など他の参考書をこなしていく中で出てきた初見の情報は書き込むなどしていきましょう。
また、少ない語句数だからこそ一つ一つきちんとインプットしていく必要がありますのでそこに関しても注意が必要です。
各テーマごとにしっかりと読み込み、暗記して、さらにテスト直前要点チェックも一通りこなすようにしましょう。