古典文法マスタードリルの効果的な使い方
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古典文法マスタードリル
古典文法マスタードリルの概要
○対象
古典文法をいまから始める人
○カテゴリー
インプット→アウトプット
○レベル
超基礎
○時期
受験初期
自分のレベルに見合った参考書を使用していますか?
自分のレベルに見合っていない参考書を使用するとどれだけやっても成果が出ないことがあるので参考書選びには細心の注意を払うべきでしょう。
古文の文法書は「超基礎」「基礎」「標準」の3つのレベルに分類することができます。
『基礎からのジャンプアップノート古典文法・演習ドリル』などが「超基礎」に分類され内容はわかりやすいが1冊を終わらしても入試レベルまで到達しないレベルである。
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』などが「基礎」に当たり学校である程度授業を受けていることを前提に作ってあるので古典文法が全く分からない人が使用すると少し難しく感じてしまうが、1冊終わらすと受験レベルまで到達するレベルである。
『基礎力完成古典文法』などが「標準」に当たり古典文法をある程度勉強していることを前提に作ってあり、過去の入試問題を使用した問題演習が中心の参考書である。
関関同立を目指す受験生はよほど古文が苦手でない限り「基礎」レベルの参考書から始めるべきである。マナビズムでも古典文法の授業は「基礎」レベルの参考書をベースに授業を行っている。
この話をお話ししたうえでこの参考書レベルを紹介する。この参考書のレベルは「超基礎」である。
なので、関関同立を目指す受験生でよほど古文が苦手でない限りはこの参考書を使用する機会は訪れないだろう。
なのでここから先は使う可能性がある人だけに読んでもらいたい。
古典文法マスタードリルの詳細
基礎力を固める→実践力をつけるをテーマにしていて4つのステップに分かれている。
「まとめ講義」→「スキルアップポイント」→「基本をチェック」「実践レベルにトライ」で無理なく基礎レベルから実践レベルまでの力がつくようになっている。
また、実力テストがついていて身につけた知識を得点に結び付けるためのページもある。
古典文法マスタードリルの使用方法
- 1.4つのステップに従って読み進めていく
2.実力テストを解く
3.解説を見て解き方を確認する
古典文法マスタードリルの総評
非常にわかりやすく古文が苦手な人でも取り組みやすい参考書である。
しかし、この一冊だけでは関関同立レベルの文法の知識は得られないのでよほど古文が苦手でない限りは使用する機会は訪れない参考書であろう。