センター数学Ⅰ・A Ⅱ・B分野別問題集の効果的な使い方
更新日: (公開日: ) MATHEMATICS-HUMANITIES
センター数学Ⅰ・A Ⅱ・B分野別問題集
センター数学Ⅰ・A Ⅱ・B分野別問題集の使用目的と概要
本参考書は初期のアウトプット学習のために使用します。
数学の最も効率的な学習方法は
「①インプット→②センターレベルの問題でのアウトプット→③私大・2次レベルのアウトプット」
の順番で学習することです。
「文系の数学 重要事項完全習得編」などのインプット系参考書を使用し、受験数学のインプットが1通り終わった受験生は、②センターレベルの問題でのアウトプットの学習のために本参考書を使用します。
この段階での目標は、センター試験80%(160点)以上の得点率を達成することです。
この②のステップを必ずこなしてから「文系数学 入試の核心 改訂版」などを使用した私大・2次のアウトプットに入るようにしてください。
センター数学Ⅰ・A Ⅱ・B分野別問題集の具体的な内容
本参考書の一番の特徴は、今までの過去問で課程の変更により解くことができなくなってしまったセンター試験の過去問を新課程用にすべてアレンジしているため、新課程に完全対応しているところです。
各分野に20問ずつ問題が配列されており、苦手分野を集中的に攻略するためにも使用できる参考書です。
さらに、1問1問に20点満点の配点があり、自分の成績の伸び方が数字で確認できるようになっています。
また、巻末には定理・公式・チェックリストが付いており、普段の学習の際にも活用することができるようになっています。
センター数学Ⅰ・A Ⅱ・B分野別問題集の使用法
- 1.問題をとく
- 2.解答・解説を熟読
- 3.ポイントアドバイスを確認する
- 4.解法を暗記する
センター数学Ⅰ・A Ⅱ・B分野別問題集の注意点
上記の使用法の1・3・4にそれぞれ注意事項があるので以下に列挙します。
1.問題を解くときに注意をしてほしいことは、インプット型参考書のときとは違って、解法が分からなくても15分程度粘ってみるということです。
インプット型参考書をこなしていれば、問題を解くために必要な知識がないということはあり得ません。
解けない理由は、知識の組み合わせ方が分からないことであるはずなので、試行錯誤を繰り返す時間を15分程度とりましょう。
3.ほとんどの受験生が(ポイントアドバイス)を読み飛ばしがちですが、実はこの作業は非常に重要です。この(ポイントアドバイス)には、その問題を解くにあたって必要な知識・考え方がまとめられています。
特に問題が解けなかった場合は、(ポイントアドバイス)の部分も理解したうえで暗記してしまいましょう。
4.せっかく理解した内容を忘れてしまっては理解した意味がないので、似た問題が出てきたときに必ず正解できるように解法ごと覚えてしまいましょう。