世界史トータルナビ INPUT&OUTPUT800の効果的な使い方
更新日: (公開日: ) WORLD-HISTORY
世界史トータルナビ INPUT&OUTPUT800
世界史トータルナビ INPUT&OUTPUT800の概要と使用目的
この参考書は、通史の流れのインプットと入試問題演習によるアウトプットを同じページで同時に行うことを可能にした一冊です。
多くの受験生が対策を疎かにしがちな正誤問題や地図問題まで幅広く対応しており、名前の通り受験世界史のトータルナビゲーターといえます。
また、カラーな点も見やすく、勉強を進めていくうえでのアドバンテージとなるでしょう。
本書の使用目的ですが、世界史の流れを理解するために使用してもよいですし、知識や基本事項を頭に入れ終わった後の問題演習として使用してもオーケーです。
あるいは、本書一冊でインプットとアウトプットすべき基本的な知識を学び、演習していくことを目的としてもよいでしょう。
世界史トータルナビ INPUT&OUTPUT800の具体的な内容
この参考書の特徴として以下の点があります。
まず、通史全般の理解とともに過去問による問題演習などで得た知識の定着を図れる点です。
一般的に世界史の参考書は、通史を理解していくためのものか、固めた知識を確認して定着を図っていくためのものに分かれます。
ですが、本書は両ページにインプットとアウトプットができるように構成されていますので、流れをつかみつつ、アウトプットにかかれます。
また、収録された演習問題が、徹底した入試分析に基づく厳選された800問であるという点です。
各問題には出題された大学名が記されているので、本番を意識して説くことが出来るでしょう。
そして最後に、正誤問題・文化史・地図問題などあらゆる出題形式に対応しつつ、フルカラーの図解・地図・写真が載っている点です。
上記の出題形式に苦戦する受験生は多いので、それらの問題に触れて、解答できるようになっておくと試験本番で他の受験生と差を広げることができます。
世界史トータルナビ INPUT&OUTPUT800の使い方
まずは、演習問題はひとまず置いておいて世界史の流れをつかんでいきましょう。
世界史に自信のある人はこの時点から流れの記述部分をよみつつ、問題に取りかかっていってもかまいません。
本書一冊では解説が足りないと感じる場合は、ナビゲーター世界史などの読み物を並行して使用し、不足した分を補っていくとよいでしょう。
ひととおり流れがつかめるようになったら、演習問題も解いていきましょう。
この際に、流れを把握するページも読んでいくこともしっかりとおこないましょう。
アウトプットだけでは、知識量の向上は見込めませんし、ためていた情報も抜け落ちていってしまい成績アップになかなか結び付きません。
世界史トータルナビ INPUT&OUTPUT800注意点
インプット、アウトプットともに出来る点が利点でありますが、情報量的に一冊では補え切れていない部分もありますので、他の問題集や過去問で新たに発見した歴史事象などの世界史に関する情報は空いているスペースに書きこんだり、コピーして貼り付けるなどしていつでも再確認できるようにしましょう。
世界史だけに限った話ではありませんが、同じミスを繰り返してしまうようでは成績アップには期待できません。
ですので、間違えてしまった部分にはチェックをつけてしっかりと復習をして、もう一度同じような問題が出てきた際には完璧に答えられるようにしておきましょう。