一問一答世界史Ｂ用語問題集の効果的な使い方

一問一答世界史Ｂ用語問題集の概要と使用目的

 
言わずと知れた世界史の一問一答形式の問題集であり、本書が一番山川の教科書(詳説世界史Ｂ)に準拠したものといえます。
世界史における重要語をまとめ、問題にしている参考書であり、出題頻度の高いものは完全に収録されています。
世界史の学習が進んできた頃や、学んだところの復習としてでもよいですし、実際に自分がどれほど世界史の知識をもっているのか確認のために使用していってもよいでしょう。
 
 

一問一答世界史Ｂ用語問題集の具体的な内容

 
一問一答形式で世界史の重要事項を問う問題が順に並べられており、あまり目にかからない難語を問う問題もしっかり入っています。
また、そういった難易度が高く出題頻度が高いとはいえない語を見分けるためのチェックも3段階に分けてついているので、自身のレベルに応じた学習をしていくことが可能です。
私大志望の人は網羅性の高い本書一冊を仕上げることができれば、入試本番で7割以上の得点は見込めるでしょう。
センター試験でも同様の高得点が期待できる情報量、難易度となっています。
持ち運びも手軽にできるサイズの一問一答形式型問題集ですので、空いた時間を使って短時間で復習することが出来る点もこの参考書の大きな利点であります。
 
 

一問一答世界史Ｂ用語問題集の使い方

 
詳説世界史Ｂやナビゲーター世界史でしっかりと歴史の流れをつかんだうえで本書に取りかかっていきましょう。
そういった歴史の流れをつかんでいく中で出てきた重要語句を見直す際に使用していくべき参考書です。
この流れをつかんでいく段階では各語句の深い意味や、多少分かりにくい部分は気にしなくても大丈夫です。
そのあとにこの参考書を使用することで、理解しきれていなかった語句や歴史事象をきっちりとした知識にすることができるのです。
使用していく際のペースですが、1日2ページずつやっていけば3か月程度で一通り終わります。そこから苦手な範囲に重点を置きつつ、ざっと確認をしていけば、10月に始めても入試には仕上げることが可能です。
 
 

一問一答世界史Ｂ用語問題集の注意点

 
全体的に淡い色を使用したあっさり目の作りになっているので、モチベーションを保ってきっちりと決めたペースを守り、終わらせることができるのかが問題です。
また、学習できるのがあくまで用語やキーワードだけなので、地名や文化史、具体的な地図は資料などで確認していく必要があります。
何度も繰り返して確実に自分の知識となるように語句やキーワードだけでなく、その問題文もしっかりと読み込んでいくと、なお良いでしょう。