ベック式!ゴロ覚え古文単語600の使い方
更新日: (公開日: ) CLASSICAL
ベック式!ゴロ覚え古文単語600の使い方
[ベック式!ゴロ覚え古文単語600の概要]
○対象
古文を受験で使う受験生全般
○カテゴリ
インプット
○時期
受験期全般
○レベル
標準
この本は重要古文単語200語と派生語400語の合計600語ひとつひとつにゴロが付いていて最重要語の200語には写真やイラストも付いていてそのゴロや写真を使って単語を覚える単語帳です。
さらに、600語すべての単語+意味+ゴロフレーズが付いたCDも付いていてそれを使用しながら学習することもできます。ただこの本の最大の特徴は本の内容ではなく著者にあります。
実はこの本の著者である別宮考司は古文専門の講師ではないということです。それは彼のほかの著書に現れていて英単語や世界史、日本史の参考書も出版しています。
では、彼は何を専門にしているのかというと暗記法を専門にしている塾講師なのです。つまり、この本は古文を専門にした講師が書き下ろした単語帳なのではなく暗記法を専門にした講師が書き下ろした参考書なのです。
どの単語帳がいいのか?
受験をしていたらこのような気持ちになる人がたくさんいると思います。古文だけでも語源から覚えるものや解説がしっかりしたもの、ゴロで覚えるものなどたくさん種類があるのでそのような気持ちになるのはよくわかります。
ですが、その疑問に対する答えはありません!
なぜなら、実を言うとどの単語帳も載っている単語はそれほど変わらないからです。
なので、自分の受験する大学に必要な単語が載っている単語帳の中から自分に合った単語帳を選んで覚えればどの単語帳を使用してもいいのです。ここで注意してほしいのは自分の受験する大学はどれくらい単語を覚えればいいのかということを正確に把握しておく必要があります。
もし、まだ把握していない人はこちらをクリックして必要な単語数を把握してから勉強をすることをお勧めします。
[ベック式!ゴロ覚え古文単語600の使い方]
- 自分の好きな順番(授業で出てきた単語から覚えていく・載っている単語の順番で覚えていく など)で単語を覚えていく。
- ①を覚えるまで繰り返す。
[ベック式!ゴロ覚え古文単語600のメリット]
暗記法のプロが書いているのでゴロが覚えやすいという意見が多いところ。(個人差あり)
最重要語には例文や解説も載っていてゴロだけではなく理解から覚えることもできるところ。
文学史のゴロを扱っているページもあって受験生が覚えるのに苦労する文学史の暗記も負担が減るところ。
CDが付いているので通学時などでも学習することができるところ。
[ベック式!ゴロ覚え古文単語600のデメリット]
著者が古文専門の講師ではないので単語の意味が十分ではない箇所があるところ。
単語と一緒に助動詞も混じっているところ。
頻出度順ではなくアイウエオ順で単語が並んでいるところ。