吉野式スーパー古文敬語完璧バージョン
更新日: (公開日: ) CLASSICAL
吉野式スーパー古文敬語完璧バージョン の使い方
[吉野式スーパー古文敬語完璧バージョンの概要]
- 対象
古典文法が一通り終わった人
敬語が苦手な人
- カテゴリ
インプット⇒アウトプット
○時期
受験中期(古典文法を一通り終わってからが望ましい)
○レベル
標準
あなたは敬語を完璧に理解していますか?
この問いにYESと答えられる受験生は多くはないと思います。
なぜなら、敬語は面白くないしややこしいと思われがちでよく受験生から避けられる項目だからです。そして、単語や古文常識や他の文法事項はしっかり覚えているのに敬語だけよくわからずに受験を迎えてしまう受験生がたくさんいます。
しかし、どんだけ単語や古文常識を覚えても敬語を完璧に理解しないと古文の点数は伸びなくなります!
なぜなら、敬語の理解は古文を読解するうえで必要不可欠だからです。逆に単語や古文常識が少し抜けていても点数に直結しないことが多いです。
このように受験勉強には絶対に覚えないといけない項目と少々抜けていても支障をきたさない項目があります。それを知っているか知っていないかによって勉強の効率が大きく変わっていきます。古文を勉強するにあたって勉強の力の入れどころや勉強の進め方がわからない人はこちらをクリックして早い段階で勉強法を確認しておくことをお勧めします。
そこで、この参考書はは東進ハイスクールの客室講師をしている吉野圭介先生が敬語に特化してわかりやすく書き下ろしています。中身は3ステップに分かれていてステップ1で敬語とは何かだったり敬意の方向を説明し、また具体的な尊敬語・謙譲語・丁寧語の意味や用法を紹介するページもあります。ステップ2は1章で学んだことをセンター試験の抜粋などの短文で確認していきます。ステップ3は実際の古典の文章で敬語を使っていきながらどうやって読解していくのかを学習していく構成になっています。なので敬語に関してインプットとアウトプットのどちらもできる参考書と言えるでしょう。
[吉野式スーパー古文敬語完璧バージョンの使い方]
- ステップ1を読んで理解する。
- ステップ1の具体的な敬語の単語が載っているところの意味を覚える。
- ステップ2を解く
*その際覚えたことを頭の中で理解しながら解くこと!
- ステップ3を解く
*その際覚えたことを頭の中で理解しながら解くこと!
[吉野式スーパー古文敬語完璧バージョンのメリット]
全体のページ数も多くなく内容もわかりやすいのですぐに読破できるところ。
文法問題として出てくる敬語と読解の中で使う敬語の両方の練習問題が載っているので敬語に関してのインプットとアウトプットがこの一冊でできるところ。
[吉野式スーパー古文敬語完璧バージョンのデメリット]
練習問題が少ないのでこの一冊だけでアウトプットが完璧にはならないところ。