入試精選問題集古文の効果的な使い方
更新日: (公開日: ) CLASSICAL
入試精選問題集古文の効果的な使い方
[古文 (河合塾SERIES―入試精選問題集)の概要]
- 対象
センターの問題を解ける実力がある人
国公立大学、早慶上智を目指している人
- カテゴリ
アウトプット
- 使用時期
受験後期
- レベル
発展〜応用
過去問だけでアウトプットを終わらしていませんか?
単語、文法、読解の知識が揃ったら演習でその知識をアウトプットする必要があります。受験生の中には演習は過去問だけで済ましてしまう人も少なくありません。それでできるようになればいいのですがそんな人はなかなかいません。なぜなら、過去問は解説が物足りないことが多いからです。演習する際に知識を定着させるために間違ったところやわからないところを理解する必要があります。その際、詳しい解説があればあるほど便利なので、アウトプットを過去問だけで済ましてしまうのはとても危険です。
どの参考書を使用すればいいのか?
それは、受験する大学のレベルにあった参考書を使用する必要があります。その際に、このサイトを利用していただくととても便利かと思います。
話の脱線はこの辺にしておいてこの参考書に話を戻しましょう。この参考書は河合塾が他の科目でも出版している問題演習のシリーズの古文バージョンです。河合塾のこのシリーズの参考書はどの科目も良問が揃っていてなおかつ解説がとても詳しくわかりやすいのでおすすめのシリーズです。ただ、科目によって難易度が異なるので難易度を確認してから使用する必要があります。古文に関して言うとほかの科目よりも難度が高く中堅国公立や早稲田大学等の最上位私大志望を対象にしています。センターの古文がある程度解けないと解けない問題ばかりです。なので、関関同立志望者は必ずしもやる必要はないです。古文が比較的易しい関西大学や同志社大学志望の人はこの参考書をやるくらいなら文法や単語の復習や他の科目に時間を使うべきでしょう。古文が難しい立命館大学や関西学院大学志望の人は本番と同じレベルの参考書(関関同立古文、読解古文問題集など)をやり終えて余裕があるならこの参考書をやって古文を得点源にすることが可能になります。ただ、絶対にやらないといけない参考書ではなくあくまで余裕があったらやって損はない程度のものととらえるべきです。
[古文 (河合塾SERIES―入試精選問題集)の使い方]
- 1.何も見ずに問題を解く
- 2.解答を見て丸付けをする
- 間違ったところや分からなかったところや正解したけど不安なところを解説を見て理解する
*演習問題を解く際はこの工程が何よりも重要!
[古文 (河合塾SERIES―入試精選問題集)のメリット]
記号や記述など様々なパターンの設問を練習できるところ
問題が良問ぞろいであること
解説がしっかりしているところ
[古文 (河合塾SERIES―入試精選問題集)のデメリット]
難度の高い問題ばかりで関関同立志望者からすると問題が難しいところ