センター試験必勝マニュアル国語(古文)
更新日: (公開日: ) CLASSICAL
1.センター試験必勝マニュアル国語(古文)の概要と使用目的
センター必勝マニュアルシリーズの他の教科の本と同様に、類書にはない視点をもった最善のセンター古文対策の本となっています。
センター古文で高得点を取るには、単語・語法を覚えていなければなりません。
国語は全部で80分、その中で古文に時間をかけられる時間は20分程度です。
ということは、古文単語から直接意味が思い浮かばなければなりません。
この参考書では、単語を覚えやすいように作られています。
さらに、センター古文で高得点を取るには、語彙力の上に、問題を解く時の着眼点を知っておかなければなりません。
傍線部のどの部分に着目すべきか、本文のどこに注目すべきかがこの参考書には書かれていますから本書をうまく使えば、試験の時に本質的な解答を思いつくようになるでしょう。
2.センター試験必勝マニュアル国語(古文)の具体的な内容
1章には、同じ性質をもつ単語ごとに古典単語を場合分けして並び分けしてあります。
2章では、識別の問題についてです。識別の問題は出題されるものが限られています。
ここではそれらの問題毎にポイントを示しています。
識別ができれば、解釈問題にも役立つのでぜひ、識別も攻略しましょう。
3章は、解釈問題を解くための練習です。
具体的には,傍線部の一部をピンポイントで検討していくことで、効率よく正解の選択肢に近づくでしょう。
4章は、敬語です。
みなさんは古文の中で、敬語を軽んじていませんか?
敬語は、主語を確定するのに重要な手がかりとなります。
古文の文章は主語が省略されていることがたくさんあります。
そんな中で、敬語をしっかりと勉強しておけば周りの受験生と圧倒的な差につながります。
絶対に、この単元も理解するようにしましょう。
5章は、文章を読み取る練習です。
ここでは、一部現代文の読解対策と重なる部分があるので、[センター国語必勝マニュアル(現代文)]を参照するようにしてください。
6章は、和歌です。
受験生は和歌を苦手とする人が多いでしょう。
和歌の問題を読み解くには、逐語訳も大切ですが、それ以上に前後の文脈をしっかり読み取ることが大切です。
7章は、重要古語チェックリストです。
古文単語の章に入りきらなかった単語を意味や、ジャンルごとにまとめてあります。
3.センター試験必勝マニュアル国語(古文)の使い方
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1.1章から7章をしっかりと理解すべし
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2.わからなかった章をもう1度見るべし
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3.実際のセンター試験の過去問を解いてみるべし
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4.その過去問を復習すべし
(5.復習の時、わからなかったら、その範囲の章をもう1度見るべし)
4.センター試験必勝マニュアル国語(古文)の注意点
この参考書は、たしかにわかりやすく解説されています。
しかし、本書はアウトプットの量が少なくなっていますので、アウトプットの練習も必ずやるべきです。
おすすめのアウトプットの参考書は[マーク式基礎問題集19]や[中堅私大古文演習]などの参考書がおすすめです。
ぜひ、やってみてください。