英単語FORMULA 1700の効果的な使い方

１．英単語FORMULA 1700の概要と使用目的

東進で有名な安河内先生が作った、勉強効率を追求した英単語帳です。
また、本書のデータによると、この単語帳のセンター試験の単語カバー率が99.31%とほぼ100%に近いので、センタ―レベルはこれだけあれば十分です。
関関同立、ＧＭＡＲＣＨ、地方国公立レベルは合格レベルまで行けます。
早慶上智はぎりぎり何とか入試本番で戦えるが、ちょっと物足りないと感じるかもしれません。
また、１週目はこの単語帳を使って、２・３週したら入試標準レベルの英単語帳に移る使い方でやってもいいでしょう。
 
 

２．英単語FORMULA 1700の具体的な内容

「単語王2202」や「システム英単語」なら2000語程、「英単語ターゲット1900」ならそのまま1900語ですが、この単語帳タイトルの数の通り1700語です。
大学入試に最低限必要な単語量まで絞り込んで、しかも単語の意味も他の単語ならいろんな意味が載せてあるのに対して、英単語FORMULA 1700はほとんど１～２語だけに絞って、重要な意味しか載せていないので、この単語帳は覚える量と勉強効率に非常に重点を置いてあります。
 
 

３．英単語FORMULA 1700の使い方

１．知らない単語を要チェック。

→「見たことあるけどどうやったっけなぁ」というレベルは覚えていないので、これも厳しく知らない単語としてチェックしてください。
はっきり言って、その単語の大事な意味がすぐさま言えないようでは、長文を読む時間がかなりか　かってしまいます。
 

２．ＣＤを使って、手や口を使いながら覚える。

→意味を聞かれた瞬間にさっと答えられるようになるまで何回も反復してください。
 
 

４．英単語FORMULA 1700の注意点

 
付属のカードを使ったほうが覚えやすい人は使っていただいてもかまいませんが、カードを切りとる時間がかかるので、それが気になる人は使わなくても結構です。
関関同立やＧＭＡＲＣＨで上層を狙う受験生やこれだけじゃ早慶上智では物足りないと感じる人であれば、大学入試標準～難レベルの単語帳である「単語王2202」や「システム英単語」、「ユメタン〈2〉国公立大2次・難関私立大レベル―夢をかなえる英単語 (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)」を使って、時間に余裕があれば、「話題別英単語リンダメタリカ」や「ユメタン〈3〉東大・京大レベル―夢をかなえる英単語 (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)」、「速読英単語　上級編」などをやってください。
読解力があれば、英単語FORMULA 1700だけでセンター９割は可能ですし、それに加えて記述力があれば東大の英語も合格点はギリとれます。
本当に単語にかける時間がなければ、この単語帳をさっさと終わらして、過去問や実践問題演習で読解力を伸ばして、単語量をカバーするやり方でもアリです。