センター試験化学の点数が面白いほどとれる本の効果的な使い方
更新日: (公開日: ) CHEMISTRY
センター試験化学の点数が面白いほどとれる本
センター試験化学の点数が面白いほどとれる本の概要
2015年度の受験生から学習指導要領が変更となり、化学Ⅰ・化学Ⅱでわかれていたのが、化学基礎・化学でわかれるようになりました。
以前のセンター試験では、化学Ⅰのみが出題されていたので、化学Ⅰのみの勉強をしていればセンター試験で高得点をとることができていましたが、今回の変更から化学基礎・化学どちらも出題されるようになったため、勉強量はかなり増えました。
そのため、関関同立志望の受験生も国公立志望の受験生もセンター試験の化学で高得点を狙うためには、化学基礎・化学どちらの勉強もしなければいけなくなりました。
この参考書は、「センター試験化学の点数が面白いほどとれる本」となっていますが、化学基礎の内容はこの参考書には書かれていないため、実際にセンター試験の化学で高得点を狙うには、「センター試験化学基礎の点数が面白いほどとれる本」も使用することをオススメします。
この参考書では、センター試験の化学で高得点を狙うために書かれた本です。
読みやすくてわかりやすい構成になっていて、暗記すべきところがはっきりと明示されているので、効率よく勉強できるようになっています。
さらに、センター試験の過去問を徹底的に研究してつくられているので、センター試験で問われる内容についての正確な知識を効率的に身につけて、応用力もしっかりつけることのできる参考書になっています。
センター試験だけでなく、関関同立においても、ひたすらに過去問を解き続けるよりも効率的に勉強した方が高得点を狙いやすくなります。
センター試験向けの参考書ではありますが、関関同立を目指す人にとってもインプットのはじめの1冊としてオススメできる参考書です。
センター試験化学の点数が面白いほどとれる本の具体的な内容
7章42講にわけられています。
化学基礎以外で学習する内容が全て含まれているので、すべてで500ページを超える量となっています。
ただ、500ページを超えているからといって、文字ばかりで説明されているのかといわれるとそんなわけではなく、図や表をたくさん使って説明されているので、分量の割には読みやすく工夫されています。
各講で、ポイントがあるごとにチェック問題が出題されています。
チェック問題は実際のセンター試験の形式で出題されているものがほとんどなので、問題を解くときは緊張感をもって取り組むようにしてください。
センター試験化学の点数が面白いほどとれる本の使い方
1.各講の解説を読む
はじめに各講の最初に書かれている解説を読むようにしてください。
解説の前にはテーマが書かれているので、解説を読むときにはそのテーマを意識して読むようにしてください。
2.チェック問題を解く
ポイントごとにチェック問題があるので、解くようにしてください。
実際のセンター試験の形式の問題なので、この問題を解いていくことで実際の問題形式に慣れるようにしていきましょう。
チェック問題を解いたら、問題の解説を確認するようにしてください。
正解・不正解に関わらず解説は必ず読むようにしてください。
勘違いして覚えないようにするため必ず解説を読んでください。
3.解けなかった問題の説明を中心に、何度も読んで知識を定着させるようにしてください。
1度読んだだけですべての知識を定着させることは不可能です。
何度も繰り返し読んで知識を定着させることが必要です。
センター試験を含めて、大学入試の化学では一部の難関大学を除いて出題される問題の内容はほとんど同じです。
なので、出題された問題に関しては、解けない問題がなくなるまで繰り返し解くようにしてください。
センター試験化学の点数が面白いほどとれる本の注意点
この本を使用しただけでは、センター試験でも関関同立の入試でも高得点をとることができません。
その理由は、問題演習量が不足してしまうからです。
センター試験で高得点を狙うのであれば、過去問をやりこんで解けない問題がないレベルまで演習しておくことが必要でしょう。
関関同立で高得点を狙う場合には、インプットからアウトプットへ移る前の橋渡しが必要となるので、「福間の無機化学」、「鎌田の理論化学」、「鎌田の有機化学」などの参考書を使用して、さらに知識を深めることが必要となります。