New望月古典文法講義の実況中継 上・下の効果的な使い方
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1.New望月古典文法講義の実況中継 上・下の概要と使用目的
今までに、古典文法でつまずいている受験生を数多く見てきました。
「文法を完璧に理解したい」、そんな受験生の願いをかなえてくれる参考書が
この[New 望月古典文法講義の実況中継]です。
大学受験に必要な基礎的な古典文法力を身に付けることができる参考書になっています。
本書は、上巻と下巻に分かれていて、上巻は助動詞・助詞等を扱っており、下巻では助詞・副詞・敬語の識別等を扱っています。
そして、講義形式であり、語りかけるような口調なので、わかりやすく入試問題を解く上でのポイントもまとめられています。
この参考書をうまく活用すれば、文法力は確実につきます。
2.New 望月古典文法講義の実況中継上・下の具体的な内容
本書を使用する上で重要なことは、文法事項の解説を理解することです。
ただし、あくまでも講義用の参考書であり、覚えるのではなく「ステップアップノート」等の文法問題集を解く時に使用する際の辞書代わりとして使用し、基礎の段階であまり詳しくやりすぎないことが重要です。
この参考書が完璧になるころには、古典文法に関して問題はなくなっている状態でしょう。
ちなみに古典文法は問題集中心に実践を積むことが重要です。
数をこなして文法力をつけましょう。
3.New 望月古典文法講義の実況中継の使い方
3-1. 1日2章進めるべし
この時の注意ですが、その日に2章ずつ進めたら必ず次の日に復習するようにしましょう。
どの教科でも、復習しなければ、どんなにがんばっても成績は半減します。
なので、必ず復習をする習慣をつけておきましょう。
3-2.ポイントを一元化するべし
この参考書は、大事なところは四角で囲まれています。
その部分をノートなどに写して自分だけの最高の1冊を作り上げてください。
そうすることによって、大事なところが一目でわかる最高の1冊が完成します。
3-3.次の段階としてステップアップノートをやるべし
望月先生の参考書はインプット系の参考書が多いです。インプットも、もちろん大事です
がアウトプットの練習も1:1の割合ですべきです。
覚えた内容をうまく使えるように訓練しましょう。
4.New 望月古典文法講義の実況中継の注意点
この参考書は基本的に暗記に入る前に読み進める参考書なので、インプットのことはあまり考えなくていいです。
気楽に読み進めるようにしてください。
ただ、ある程度暗記が定着したら識別方法などを再度確認する必要があります。
苦手なところをここでつぶすようにしましょう。
古文はゲームです。古文に苦手意識を持っている人は、本当に損をしています。
こんなに楽しく勉強できる教科は他にありません。
覚えることは本当に少ないので、やれば必ず得点につながります。
最初はわからなくても、あきらめず頑張り続けましょう。