チャート式 基礎からの数学Ⅲの効果的な使い方

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チャート式 基礎からの数学Ⅲ

 
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チャート式 基礎からの数学Ⅲの概要と使用目的

 
受験生なら誰しもが耳にしたことがある、そんな数学の王道である参考書がこの「チャート式」である。
王道になっているということは、それだけ世間(受験生)から認められ、実績を挙げてきたという証拠であり、それゆえに信頼面に関しては申し分ない。
実際、このチャート式は使い方さえ間違わなければ受験数学では至高の1冊である。
ここで「チャート式とは何か?」「どんなシリーズなのか?」とまだチャート式について詳しく知らない方は以下をクリックしてほしい。
チャート式の種類、大学別のレベルなど基本的なチャート式の情報を載せているのでぜひ目を通してから、このページを読んで頂きたい。
「チャート式 基礎からの数学Ⅰ+A」(冒頭にチャート式の情報を記載しています。)
さて、上のページを読んで頂くと、チャート式には様々な色とレベル、さらにⅠA・ⅡB・Ⅲと分かれていることがお分かり頂けただろう。
このページではその中でも特に「チャート式Ⅲ」について述べていく。
 
 

チャート式 基礎からの数学Ⅲの具体的な構成

 
チャート式はどの色でも構成は統一されており、
大きく分けて、
①基本例題②重要例題③練習問題④演習問題A⑤演習問題B
の5つに分かれている。
まずチャートの大部分は①と②と③で構成されている。1ページに例題(①or②)と答えがまとめられており、それに続いて例題の類題である③が書かれている。
そして各単元の最後に入試問題である④⑤が載っている。
これがチャート式の基本的な構成になっている。
例題の問いと答えが1ページにまとめられているので見やすく、復習もしやすいのが良い点であろう。
 
 

チャート式  基礎からの数学Ⅲの使い方

 

1.解法パターンの理解型暗記をせよ

まず受験生の皆さんに知っていてほしいことがある。
それは数学Ⅲは数学ⅠAⅡBとは少し違い、ほとんど暗記だけで入試レベルを突破できてしまうということだ。
数学ⅠAⅡBは頻出パターンをしっかりとインプットし、それを組み合わせて使う練習をする必要がある。
それに対し、数学Ⅲは頻出パターンのインプットだけで、難関国公立レベルの入試にまで太刀打ち出来る。
その証に、一般的に「入試数学では数学Ⅲの問題は落とすな」とまで言われている。
それほど数学Ⅲは「覚えてしまったら勝ち」なのである。(ⅠAⅡBの分野は難しくしようとすればいくらでも出来てしまう。)
しかし、現役生は数学Ⅲを高校3年生になってから終えるので、どうしても理解しきれていない部分が多々あり、「数学Ⅲは難しい」というイメージを持ち、数学Ⅲを避ける傾向になっている。
そのイメージはこの場で払拭せよ!
先ほども述べた通り、数学Ⅲはむしろ点の稼ぎどころである。
インプット⇒アウトプットという段階を踏んでも尚、入試では確実に点が取れるか怪しいⅠAⅡBより、インプットさえすれば確実に点が取れる数学Ⅲから始めるほうが戦略的に良いのは明らかだろう。
話が逸れたが、とにかく数学Ⅲではインプットに全力を注いで欲しいということを強調した。
そして、そのインプットの際には答えを丸暗記するのではなく、答えに至るまでの過程を理解し暗記せよ。
チャートと全く同じ問題が入試に出るということはほとんど無いので、答えを覚えても何も意味を成さない。
だが、答えは違えどそれに至るまでの解法パターン、考え方は非常に限られている。
だから受験生の皆さんには、過程を重視するインプット、いわゆる理解型暗記に励んでもらいたい。
 

2.例題だけを解け

理由は「周回スピードを速くするため」である。
このチャート式シリーズは問題掲載数が1000問以上あり、一周するのに膨大な時間を要する。
しかし例題だけに絞るとその量は200問~300問程度に絞られるので、単純に一周に要する時間が大幅に減ることが分かるだろう。
練習問題や演習問題は所詮は例題の類似問題である。
数学に限らず、どの教科にも言えることだが、まずは「全体像を把握すること」が大事であり、単元ごとに基礎から発展までやるのでなく、まずは基礎レベルで全体を通してみる。
そして周回するごとに少しずつ深く深く内容を掘っていくのだ。
だから練習問題や演習問題に取り組むのは最後でいい。
まずは例題だけを何周もしていくことを勧める。
 

3.ひたすら周回せよ

上の2でも述べたが、周回することが暗記においては最重要である。
特にチャート式のように一周に時間のかかるものは、とにかくスピードを上げて先へ先へと進むこと。
一周目ですべてを理解・暗記する必要は全くない。
3周目4周目になってようやく「あ、そういうことか!」となることも多々ある。
さらに周回数を重ねるごとにスピードは上がってくるので、1周目より2周目、2周目より3周目、と1周にかかる時間が短くなっていくだろう。
 

4.計算問題、計算の過程を疎かにするな

数学Ⅲはインプットだけで強い武器になるということは先述したが、もう一つ必要なことがある。
それは数学Ⅲの計算力だ。
数学Ⅲの計算は今までの単なる計算と違い、計算の工夫の仕方もインプットしておかないと解けないということが非常に多い。
つまり、その計算部分を今までと同じように軽視してしまうと、大事なインプット材料を見落としているということになるので注意する必要がある。
 
 

チャート式 基礎からの数学Ⅲの注意点

 
それは1問にこだわりすぎないこと。
使い方でも述べたが、チャート式は暗記でありスピードが命である。
1問に20分、30分も考え込むのでなく、問題を見て解法が浮かばない場合はすぐに答えを見る。
これくらいの意識で取り組んで欲しい。
心構えとしては1周目、2周目は「数学Ⅲに慣れよう・数学Ⅲの全体を見てみよう」という気持ちで構わない。はじめは全く解けなくて辛いだろうが、周回数を重ねるごとに数学が出来る実感が湧いてくるはずだ。

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