【数学編】南山大学の入試傾向・オススメ参考書
更新日: (公開日: ) NANZAN
概要
- 試験時間:文系A 60分 経済B・経営B 90分 理工 90分
- 配点:文系A 100点 経済B・経営B 200点 理工 200点
- 形式:全問記述式
- 構成:文系A 2題 経済B・経営B 3題 理工 3題 大問1は小問集合
入試傾向と対策
各大問
基本・標準問題中心の出題です。また、全範囲から満遍なく出題されます。
そのため、大問ごとに特有の対策などは必要ありません。
ただし、経済B・経営Bの問題は少し難易度が高いので、受験する際は注意しましょう。
【数学】オススメ参考書
(1)教科書レベル
数学が本当に苦手だという人にでも分かりやすいように説明されています。
丸暗記にならないように注意しながら、定義や公式の導出をきちんと理解して学習しましょう。
やさしい高校数学シリーズの例題だけでは演習量が少ないです。これらの問題集で必ず演習を積みましょう。
なお、更に演習量を増やしたい場合は
4STEPなどの教科書傍用問題集を使用するのもオススメです。
(2)典型問題レベル
- 全レベル問題集数学1A2B②
- カルキュール数学3(標準問題)
実際の入試形式に沿ってアウトプット中心で進めます。
教科書レベル以降は、「自分の頭で考える時間」をどれだけ確保できたかが成長のカギとなります。
すぐに解説を見るのではなく、様々な観点から解答の方針を考えることが出来ないか思考する癖を必ずつけましょう。
また、その「解答の方針の言語化」を常に心がけましょう。
全レベル問題集では「アプローチ」の欄がそれに当たるので、問題文のどこに注目すべきだったかをきちんと確認しましょう。
(3)入試実践レベル
基本的に(2)までの内容がきちんと身についていれば(3)は飛ばして過去問に進んでもOKです。
ただし、数学を得点源にしたければこの問題集のB問題まで取り組むことをオススメします。
ただし優先順位は低いので、他の科目とのバランスを考慮した上で使用するようにしてください。
(4)過去問
上記の参考書が全て仕上がったたら、過去問演習を進めましょう。
特に、南山大学は計算量に対して時間制約が厳しいため、慣れていないと苦労します。
そのため、必ず、試験時間-5分で時間を測って解き、間に合わなかった場合は、どこに時間がかかったか、何が原因で時間がかかったのか、次にどうしたらよいのか、を分析・言語化しましょう。
また、本来、上記の参考書を仕上がれていれば満点が狙える問題であるため、
失点した部分も、何故間違えたのか、何が足りていないのか、次どうしたらいいかを、
分析・言語化しましょう。