【国語編】名城大学の入試対策・オススメ参考書

【国語】概要

• 試験時間：60分
• 配点：100点（現代文+古文）
• 問題数：約18問（現代文）約13問（古文）
• 形式：マーク式
• 構成：現代文1題+古文1題+国語常識3題

【現代文】入試傾向と対策

大問1　評論文

名城大学の評論文の特徴を5つに分けて紹介します。

1.60分のうち20〜25分現代文に使いましょう。
2.ほとんどが評論文なので、小説の対策は必要ありません。
3.文章内容としては標準レベルとなっています。
4.設問は漢字や内容一致、空所補充です。他大学と比べて知識系の問題が多い傾向にあります。
5.文章を読むこと自体は難しくありませんが、論理的な解答力は必要となります。

大問3~5　文学史･四字熟語･慣用句･類義語･対義語

1.出題される知識は全て標準レベルのものです。
2.スピード感が求められるため10分ほどで解き、8割以上は確実に取れるように対策しましょう。
3.対策は必須ですが、対策しても知らない問題は出てくるので、ある程度漢字の意味から推測する力も必要となります。

【現代文】オススメ参考書

漢字

学校で販売される漢字の問題集でも十分対応可能です。
購入するのであれば、「漢字マスター1800+」がオススメです。

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週100個ほどのペースで学習しましょう。完璧に書ける必要はありません。その代わりに、意味を理解するようにして下さい。
やる範囲としては共通テスト対策や四字熟語までを含む全てです。

文学史

こちらも頻出なので、必ず学習するようにしましょう。オススメは、「SPEED攻略10日間 国語 文学史」です。

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非常にまとまっていて1ヶ月で完成させることができます。
10月か11月くらいに1ヶ月で完成させて、過去問で文学史の問題を解くたびに復習しましょう。

また、稀にこの参考書に載っていない知識も登場するため、そういった知識は一元化するようにしましょう。

論理読解

基本的な読み方を学習する参考書として、オススメなのは「高校現代文をひとつひとつわかりやすく。」です。

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この参考書で基本的な読み方、解き方のルールを学びましょう。小説に関しては飛ばして構いません。1~2ヶ月で1周し、最低限2周はしてください。

2周目は「現代文基礎問題精講」と同時並行で行います。

演習

「高校現代文をひとつひとつわかりやすく。」で学んだ読み方、解き方のルールを使って、演習を積んでいきます。その際にオススメの参考書は、「現代文基礎問題精講」「現代文へのアクセス基本編」の2冊です。

「入試現代文へのアクセス 基本編」の使い方！

「現代文基礎問題精講」購入ページ
「現代文アクセス」購入ページ

「現代文基礎問題精講」→「アクセス基本編」の順番で学習していくのがオススメです。

この際に必ず意識すべきことは、「高校現代文をひとつひとつわかりやすく。」​​で学んだ読解法を必ず使うことです。

「基礎問題精講」は入門編と基礎編、実践編の3章構成です。
入門編は2週間ほどで終わらせて、基礎編と実践編は週2題ずつペースで解いていきましょう。

また同時並行で「高校現代文をひとつひとつわかりやすく。」の復習も行いましょう。
「現代文へのアクセス基本編」も週2題ずつのペースで解いて、可能であれば2周しましょう。

過去問

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最後に過去問を解きましょう。
名城大学の場合、日程による問題傾向の差がないので、入手できる限り問題を手に入れてなるべく多くの問題を解くようにして下さい。

その際、必ず行ってほしいことがあります。

それは制限時間の変更です。
60分ではなく-5分の55分を測って解くようにしてください。

これは時間ギリギリで解き切るのではなく、ある程度余裕を持って解答するための練習と本番はマークシートなのでマークする時間を想定した設定になります。

【古文】入試傾向と受験対策

名城大学の古文の特徴を4つ紹介します。

1.60分のうち25〜30分を古文に使うようにしましょう。
2.出題頻度は、中古作品が中心だが稀に近代作品が出題されます。
3.文章内容としては標準レベルです。比較的読みやすい題材が多いが、選択肢は紛らわしいものがあるので注意が必要です。
4.設問は単語・文法・内容一致・内容説明・空欄補充など幅広いジャンルの出題形式となっています。

【古文】オススメ参考書

古文単語

新たに購入するのであれば、「マドンナ古文単語230」がオススメです。

「マドンナ古文単語230」の使い方！
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週100~150個ペースで学習しましょう。
300語程度で十分対応可能ですが、赤字の部分は完璧に即答できるレベルまで完成度を高めるようにしてください。

そもそも古文に苦手意識がある人は「グループ30で覚える古文単語600」がオススメです。

「グループ30で覚える古文単語600」の使い方！
「グループ30で覚える古文単語600」購入ページ

覚えている単語量が少ないということは長文の中で知らない単語が出てきた時に、自分で類推する力が必要とります。

しかし、古文が苦手であれば類推することが大変なので、単語量をあげてたくさんの単語を覚えておく必要があります。

古典文法

古典文法を学習する参考書として「八澤のたった6時間で古典文法」がオススメです。

＜特徴＞
本書は古典文法を「参考書×映像授業」の形で学べる革新的な参考書となっています。
講義動画だけではなく暗記事項と練習問題もまとめられているので、古文が苦手な受験生でもイチから高速学習できる参考書となっています。

＜勉強ペース＞
・1〜2ヶ月で終わらせるようにしましょう。
・毎週1〜2章で全9章を終わらせるようにしましょう。

参照：「八澤のたった6時間で古典文法」の正しい使い方
購入ページ：「八澤のたった6時間で古典文法」

古典常識

古典常識を学習する参考書として「マドンナ古文常識217」がオススメです。

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約1ヶ月で1周し、最低限2周はしてください。
名城大学の古文は語句・文法・文学史など基礎知識が幅広く問われるため、古文常識に抜けがあると失点してしまう原因となります。

国語全体で見ても、出題分野の比率が読解39％、知識系が61％もあります。
そのため、古文常識などはあらかじめ十分な対応をしておくことが求められます。

演習

読み方のルールを学ぶ参考書として『山村由美子 図解古文読解講義の実況中継』がオススメです。

「図解古文読解講義の実況中継」の使い方！
「図解古文読解講義の実況中継」購入ページ

単語・文法がある程度習熟できた状態で、通読し、長文読解の読み方を意識しながら練習問題を解いていきましょう。
1週間で1周できる分量なので、忘れないために最低限2周はしましょう。

本格的な演習は『古文ポラリス１・２』を使います。

「古文ポラリス」の使い方！
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その際に意識してほしいことは、『実況中継』で習った読み方を意識しながら読解していくことです。

正しい読み方で長文読解の演習を積みながら、解答根拠を自分で言語化していきましょう。

名城大学は内容把握問題もよく出ます。
つまり、本文全体を通した論旨や大意を捉えることが重要です。

ただ訳すだけでなく、それが「どんな場面なのか」、「誰がどんな感情で言ったのか」などを頭の中にイメージしながら読み進めることを忘れないでください。

過去問

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最後に過去問を解きましょう。

名城大学の場合、日程によって問題傾向の差がないので、入手できる限り問題を手に入れてなるべく多くの問題を解くことができます。

その際、必ず行ってほしいことがあります。

それは制限時間の変更です。
60分ではなく-5分の55分を測って解くようにしてください。

これは時間ギリギリで解き切るのではなく、ある程度余裕を持って解答するための練習と本番はマークシートなのでマークする時間を想定した設定になります。

その上で古文にかけられる時間はさらに少なくなるので、効率よく文章を読んでいく対策を行いましょう。
特に空欄補充や主語把握などの問題は前後の文脈から適切な選択肢を選ぶ練習を過去問だけでなく、演習教材で対策を積んでおくことが必須です。

以上が【国語編】名城大学の入試対策・オススメ参考書になります。
是非参考にして下さい。

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