【理系数学編】龍谷大学の入試対策・オススメ参考書

RYUKOKU

はじめに

本記事では龍谷大学の理系数学の傾向と対策、合格するための勉強法について紹介します。龍谷大学は関西圏の難関私大と称される「産近甲龍」の「龍」の部分に位置する大学です。
京都府と滋賀県に3キャンパスを擁し、9学部1短期大学部で約2万人の学生が学ぶ大学となっています。偏差値としては50前後で、就職・進路決定率は約97%となっています。
龍谷大学の偏差値・合格最低点の詳細についてはコチラ!

近年の龍谷大学の理系数学は全日程・全学部で同一の形式を取っています。
従って、理系数学の対策を学部別に分ける必要はなく、日程・学部を問わず過去問演習をしても構いません。出題形式としてはこれらに関しては近年大きな変動はなく、過去問演習の際は古い年度のものも併せて使用し、演習慣れをすることをオススメします。

概要

  • 試験時間:90分
  • 配  点:100点満点
  • 目標点 :80点
  • 問題数 :10題
  • 形  式:全て記述形式
  • 構  成:大問4題

大問[Ⅰ]小問集合
大問[Ⅱ] 年度によって変動するが、主に数学ⅡBと数学Ⅲからの出題が多い
大問[Ⅲ] 年度によって変動するが、主に数学ⅡBと数学Ⅲからの出題が多い
大問[Ⅳ]主に数学Ⅲからの出題が多い

傾向と対策

それでは今から龍谷大学の理系数学の傾向と対策について紹介していきます。大問ごとに出題形式については大体決まっているものの分野や範囲が年ごとにあまり決まっていないため、全体的な傾向に沿って具体的な対策を説明していきます。まずは、龍谷大学理系数学にみられる大きな3つの特徴は以下のようになっています。

  1. 全て標準レベルの問題が出題される
  2. 全て記述式である
  3. 試験時間に対して問題数が多い

それでは、1つずつ具体的に説明していきます。

①全て標準レベルの問題が出題される
龍谷大学の理系数学では、教科書の練習問題や章末問題など学校の授業で扱われる範囲内の問題が出題される傾向にあります。そのため、学校の教科書や定期試験のレベルから入試基礎レベルまで引き上げるために黄チャート」シリーズを夏休みまでにⅠA・ⅡB・Ⅲすべて完成させるようにしましょう。

 
チャート式数学ⅠA・ⅡB」の使い方!
<特徴>
黄チャートは、正式名称を「チャート式 解法と演習数学」といいます。日東駒専や産近甲龍などの中堅私立大学からMARCHや関関同立などの難関私立大学文系と国公立大学文系レベルをカバーしている参考書です。そのため、教科書や定期試験レベルの問題から入試の基礎レベルへの橋渡しとなることを期待できます。例題と解説が1ページにまとめられた見やすいレイアウトとⅠA837題、ⅡB1160題、Ⅲ739題という圧倒的な問題数が大きな特徴です。

<使用時期>
前述したように学校の定期試験から龍谷大学などの中堅私立大学レベルへ引き上げるための参考書となっているため学校で配られる教科書などを利用し、解法や公式を「覚えた」だけではなく「理解した」状態にしてからこの参考書に取り組むことが理想的です。
具体的な使用時期としては、受験勉強を2月に開始すると仮定すると2月から夏休みの7月の約6か月の間にⅠA・ⅡB・Ⅲ全てをそれぞれ3~4周して理解の穴がない状態をつくることが望ましいです。

「黄チャート」を使って入試基礎レベルの知識やテクニックをインプットしたあとは基礎問題精講」シリーズを使って即座に解法を思い付き、解答に取り掛かるための訓練を行いましょう。

  
数学 基礎問題精講」の使い方!
<特徴>
例題・精講・解答解説・演習問題が見開き1ページに掲載されている、黄チャートと同様に見やすいレイアウトが特徴の参考書です。精講とはその例題を解く際に必要な公式などが説明されている部分のことです。
精講の部分を深く理解することで他の問題に応用する力を身につけることができます。ただし、演習問題の解説が十分ではないといった欠点があるため理解が不十分でないと感じた部分に関しては教科書や前出の黄チャートなどに戻って公式や解き方のパターンをもう一度確認するようにしましょう。

<使用時期>
前述したように解説が十分ではない部分があるため、高校数学初学者に適した参考書であるとは言い難いものとなっています。そのため、この参考書の中で不明点が出てきた場合は前出の黄チャートや学校の参考書などを利用して理解に抜けがないようにしましょう。具体的な使用時期としては8月から11月の4か月で3冊を完成させることが理想的であるといえます。

②全て記述式である
龍谷大学理系数学の特徴として、全問で記述式回答を求められることが挙げられます。つまり、答えだけでなく途中式や論理展開、グラフ・図・表を正確に記述することで部分点をもらえる可能性があるということです。
記述式問題に絞った対策をするのであれば、「総合的研究-記述式答案の書き方――数学I・A・II・B-」をおすすめします。


総合的研究-記述式答案の書き方」の使い方!
<特徴>
「記述式答案の書き方」のみに話題を限定した数少ない参考書です。そのため、少しの言葉遣いの違いや論理的な説明の順序、条件と命題の違いの意識いろいろな文字の立場の理解など学校の授業などでは深いところまで扱われにくいトピックが取り上げられています。

<使用時期>
前出の黄チャートなどを使って、ある程度の入試基礎レベルの知識やテクニックが身についた状態で取り組み始めることが望ましいです。具体的な使用時期としては、ここでは「基礎問題精講」シリーズと同じ8月から取り組むことをおすすめします。

ただし、この参考書はⅠA・ⅡBの範囲までしかカバーされていないため数Ⅲの範囲に関しては黄チャートを何度も繰り返して論理展開に慣れることが重要になります。もしそれだけで心配な場合や時間的に余裕がある場合は、「大学入試短期集中ゼミノート数学3記述試験対策ノート」を使って対策をすることもできます。


「大学入試短期集中ゼミノート数学Ⅲ」
<特徴>
例題とそれに対する記述解答が左ページに記載されており、右ページで記述のしかたが習得できるようになっています。薄型かつ書き込み式であることも大きな特徴の1つです。頻出かつ重要な45個の項目が厳選され、掲載されています。

<使用時期>
前出の「総合的研究記述式答案の書き方」と同時期に取り組むのが望ましいためここでは具体的な使用時期を10月~11月とします。

③試験時間に対して問題数が多い
龍谷大学理系数学では90分の試験時間に対して10問の問題を解くことが課されています。
単純計算すると、1問にかけることができる時間は9分です。このスピードに慣れるためには、実際に過去に出題された問題を90分という制限時間内に解答するトレーニングをすることが最も効果的です。このトレーニングに必要な参考書は「龍谷大学・龍谷大学短期大学部一般入試赤本」です。


「龍谷大学の赤本」
<特徴>
実際に龍谷大学の一般入試で出題された問題が3年分掲載されています。合格者の最低点などの入試情報が掲載されていることも大きな特徴の一つです。

<使用時期>
十分な演習を積み、12月ころから入試本番に向けて取り組みはじめるのが理想的です。ただ、実際には赤本をどの時期にどれぐらいやるべきかは受験生の現在の実力等によって異なります。自分は「いつから・何年分すべきか?」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
過去問・赤本に関する合格者の使い方・何年分すべきか?

まとめ

大問ごとの傾向と対策について紹介してきましたが、1年間の勉強の流れとしては上記の流れになります。まず始めるべきは数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・Bの基本的な問題の解き方パターンや公式のインプットです。いずれも1度で終わらせず、何度も復習するようにしましょう。

その後、それぞれの演習系の参考書を用いて何度も繰り返し演習をし、12月以降は赤本の演習に取り組める状態にしましょう。また、先の参考書で疑問点などが生じた場合は解説を読んで「分かった気」にならず前の講義系の参考書や教科書などに戻って公式などの再理解をすることが大切です。

そして、冬にかけて龍谷大学の赤本を用いて時間なども意識し、より実践的な演習を積むようにしましょう。ぜひ参考にして龍谷大学の数学の目標点である80点以上を取れるようにしましょう。

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