【甲南大学の国語】入試傾向・対策・勉強法・合格法

KONAN

はじめに

本記事では甲南大学の国語の傾向と対策、合格するための勉強法について紹介します。
甲南大学は産近甲龍の「甲」の部分に当たる大学となっています。主に神戸にキャンパスがあり全8学部で約1万人の生徒が学んでいます。
偏差値は50.0~60.0と学部によって大きく異なります
甲南大学の偏差値・合格最低点についての詳細はコチラ!
甲南の国語は学部によって難易度は変わりません。
したがって、過去問演習は学部問わず行って構いません。
公募推薦についても同様で、問題内容などあまり変わらないので対策については同じように行っても良いでしょう。
出題形式については大きな変動もなく、過去問演習の際は古い年度のものも使用し演習慣れをすることをオススメします。

概要

  • 試験時間:70分
  • 配  点:100点満点
  • 目標点 :80点
  • 問題数 :19題
  • 形  式:マーク式+記述少し
  • 構  成:大問2題

大問[Ⅰ]現代文(論説・評論文・随筆)
大問[Ⅱ]古文

傾向と対策

それでは今から甲南大学の国語の大問毎の傾向と対策について紹介していきます。

大問[Ⅰ]について

大問[Ⅰ]では現代文が出題されます。ジャンルとしては主に評論・随筆が出題され、小説は出題されません。
大門1題しか現代文が出題されないため文章量は少し多めになっています。
出題形式としては、

  • 漢字の書きと読み
  • 傍線部内容読解
  • 漢字・単語の空欄補充
  • 文の空欄補充
  • 内容一致問題

などが主に出題されます。
甲南大学は記述問題が出題されますが本文中から抜き出して答える形式です。
論述問題は出題されないので注意しましょう。
甲南大学の国語は現代文の占める割合が高く、大問[Ⅰ]大問[Ⅱ]合わせて全部で19題のうち11題が現代文で出題されるためここを落とすと目標点に達することができません。
したがって、大問[Ⅰ]は8割以上の正答率を目指すようにしましょう。
それでは、8割以上を目指すための具体的な対策について紹介していきます。
①読解力
甲南大学の現代文の文章量は少し多めになっています。
そのため、ただなんとなく読むのではなく正しい読み方、解き方を意識して読まなければ時間を無駄にしてしまい時間内に解き終わることができません。
したがって甲南大学の現代文で8割以上の得点を目指すにはまずは正しい現代文の読み方、解き方を身につけましょう。
その際にオススメの参考書が「現代文読解基礎ドリル」と「現代文の解法!読める!解ける!ルール36」です。

現代文読解基礎ドリル」の使い方はコチラ!
<特徴>
この参考書は評論12章、小説2章の全14章で構成され、実際の入試問題から抜粋した文章が使用されれています。
読み方、解き方を説明してから問題を解くと言うような形で進んでいき
「論と例」「対比」を中心に現代文読解のポイントを示し、短めの類題で反復することで読者に定着していくように作られています。
この参考書の内容が定着すれば甲南大学の長い文章も読めるようになるでしょう。
<使用時期>
入試初期(1~2ヶ月)
この参考書はインプット用の参考書なので、1周だけで終わるのではなく読解力が身につくまで何周もしましょう。
目安としては3~4周です。

現代文の解法 読める!解ける!ルール36」の使い方はコチラ!
<特徴>
この参考書は現代文に必要な読み方、解き方をルールとして36項目一問一答形式で説明されています。
使用されている文章は比較的短い文章が多く、国語が苦手な人でも難しいと言うことはなく
現代文の読み方を身につける参考書の1冊目として適しています。
この参考書のルールを常に意識して問題演習していきましょう。
<使用時期>
入試初期「読解基礎ドリル」と並行!
こちらの参考書もインプット用の参考書なので、読み方、ルールが身につくまでなんども繰り返し使用しましょう。
目標習熟期間は2ヶ月ですが、問題演習の前後に確認するなど入試本番まで何度も復習しましょう。
②語彙力
現代文の問題を解くのに必要になってくるのは、読解力ともう一つは語彙力です。
日本語だから単語なんて覚える必要ないと思う人もいるかもしれませんが
評論や随筆では難しい単語が多く使われているため、勉強しておけば読んでいて単語の意味で詰まることがなくなります。
さらに、文章のテーマによってよく出てくる単語や対比などを前もって理解しておけば大幅な時間短縮につながります。
したがって、現代文においてもある程度の語彙力を身につけている必要があります。
その際にオススメの参考書は「イラスト図解でよくわかる!現代文読解のテーマとキーワード」です。

イラスト図解でよくわかる!現代文読解のテーマとキーワード
<特徴>
この参考書は現代文を解くのに必要な背景知識とキーワードをイラスト図解を多用して徹底的に噛み砕いてわかりやすく説明しています
現代文の単語帳は無機質で硬い言葉が多く苦手だと言う人も多いですが
この参考書はイラストを用いて背景知識、キーワードを解説しているため理解しやすいでしょう。
<使用時期>
入試中期~入試本番まで使用!
上記の「現代文読解基礎ドリル」と「現代文の解法!読める!解ける!ルール36」を終え、読解力の基礎が身についた後に始めましょう。
目標としては1〜2ヶ月で1周で、入試本番までには5周以上こなしましょう。
毎日必ず少しでも読み進めていくように心がけましょう。
③読解演習
上記の参考書で現代文読解の基本が身についたら、あとはたくさん演習を積んでインプットした知識をアウトプットすることが重要です。
問題演習をしていく際は、身につけた読み方、解き方を常に意識して解いていきましょう。
 甲南大学は本文からの抜き出しや空欄補充、内容一致問題など出題形式が豊富です。
たくさん問題演習をこなし、どんな出題形式にも対応できるような現代文の力を身につけましょう。
その際にオススメの参考書は
「入試現代文へのアクセス(基礎編)」
「入試現代文へのアクセス(発展編)」
「全レベル問題集現代文レベル3」
「日東駒専&産近甲龍の現代文」
「赤本」

です。

入試現代文へのアクセス 基本編」の使い方はコチラ!
<特徴>
この参考書の特徴は解説が丁寧なところです。
本文解説や設問解説はもちろん本文に出てきた読解のキーとなる重要単語の解説や基本的な読解のポイントを解説した
<読解へのアクセス>や基本的な解法のポイントを<正解へのアクセス>で解説しています。
文章量も多すぎることはなく、問題演習の1冊目として適しています。
<使用時期>
「読解基礎ドリル」と「現代文の解法!読める!解ける!ルール36」終了後!
12題収録されているので、3日に1題(週2〜3題)のペースで解いていきましょう。
この参考書はアウトプット用の参考書なのでなんどもやる必要はありません。

入試現代文へのアクセス 発展編」の使い方はコチラ!
<特徴>
この参考書の特徴は上記の「入試現代文へのアクセス(基本編)」と同じですが、難易度が上がり、文章量が増えています。
本文抜き出しや記述問題など出題形式が様々なので、甲南大学の現代文の対策にもなります。
この様に、参考書は現在の自分の実力や志望校に応じて正しいタイミングに正しいものを選ばなければ成績はあがりません。
「正しい参考書の選び方が出来ているか不安!」という方は以下の記事を参考にしてください。
【合格者は知っている!】失敗しない参考書の選び方・使い方
<使用時期>
「入試現代文へのアクセス(基本編)」終了後!
こちらも3日に1題(週2〜3題)のペースで解いていきましょう。
この参考書はアウトプット用の参考書なのでなんどもやる必要はありません。

全レベル問題集現代文レベル3
<特徴>
この参考書はスタンダードな現代文の問題演習参考書で、日東駒専や産近甲龍の問題を多く扱っています。
解説も詳しく、解き方の指導や大学も問題形式の分析も掲載されています。
評論10題、随筆1題、小説1題の全12題で構成されています。
評論が重点的に扱われているので、評論が多く出題される甲南大学を志望する人にオススメです。
<使用時期>
「入試現代文へのアクセス(発展編)」終了後!
3日に1題(週2〜3題)のペースで解いていきましょう。
この参考書はアウトプット用の参考書なのでなんどもやる必要はありません。

日東駒専&産近甲龍の現代文
<特徴>
本書は「日東駒専」=日本大学・東洋大学・駒沢大学・専修大学、及び
「産近甲龍」=京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学を目指す受験生を対象とした現代文の受験対策問題集です。
冒頭に「出題分析」「対策」として、その大学の入試問題レベルや特徴と留意点
並びに対策を簡潔にまとめられていて、問題解説も詳しくされています。
目標解答時間も設定されていて、より本番に近い形で演習することができます。
<使用時期>
「全レベル問題集③私大標準レベル 」終了後!
3日に1題(週2〜3題)のペースで解いていきましょう。
この参考書はアウトプット用の参考書なのでなんどもやる必要はありません。

「甲南大学の赤本」
<特徴>
甲南大学で実際に出題された最近3カ年分の過去問が掲載されています。
<使用時期>
12月~入試本番
夏の段階で一度志望校の過去問を解いてみることをオススメします!
ただ、実際には赤本をどの時期にどれぐらいやるべきかは受験生の現在の実力等によって異なります。
自分は「いつから・何年分すべきか?」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
過去問・赤本に関する合格者の使い方・何年分すべきか?

大問[Ⅱ]について

大問[Ⅱ]では古文が出題されます。
問題数としては8題出題され、文章量は少し多めになっています。
出題形式としては、

  • 文法問題
  • 本文中から抜き出し
  • 短文和訳
  • 傍線部内容問題

などが主に出題されます。
甲南大学では古文も記述式の問題が出題されますが
本文からの抜き出しと、単語・文法レベルの和訳問題です。
論述問題ではないので、そこまで難易度が高いというわけではなく基礎がしっかりできていれば十分解ける問題です。
全19題のうち8題が大門[Ⅱ]の古文で出題されます。
現代文に比べて古文の方が割合が少ないですが、古文で得点を稼ぐことができれば
他の受験生と差をつけることができるので古文でも高得点を目指しましょう。
したがって、大問[Ⅱ]でも8割以上の正答率を目指すようにしましょう。
それでは、8割以上を目指すための具体的な対策について紹介していきます。
①語彙力・文法
古文で重要なのはまずは単語と文法です。
この2つの基礎ができていなければ長文読解へと進むことができません。
そのため、古文単語を覚えながら、それと並行して文法の参考書を用いてある程度文法の知識を身につけていきましょう。
古文の基礎をまず身につけることで後の古文読解→長文演習もスムーズに行うことができます。
その際にオススメの古文単語帳と古典文法参考書は
「GROUP30で覚える古文単語600」
「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」
「古文文法問題演習ー基本テーマ30」

となっています。

グループ30で覚える古文単語600」の使い方はコチラ!
<特徴>
この参考書は入試に必須な古文単語を「恋愛ワード」「涙ワード」などのグループに分けて暗記する構成になっています。
語源の説明や語呂など読者が覚えやすいように多くの工夫がされています。
600単語というと多く思いますが、300語レベルの単語帳でも関連語を入れると600語程度になってきます。
この単語帳1冊を完璧にすれば甲南大学の古文攻略に必要な語彙力を身につけることができます。
この様に、参考書は現在の自分の実力や志望校に応じて正しいタイミングに正しいものを選ばなければ成績はあがりません。
「正しい参考書の選び方が出来ているか不安!」という方は以下の記事を参考にしてください。
【合格者は知っている!】失敗しない参考書の選び方・使い方
<使用時期>
入試初期~入試本番まで使用!
目標習熟期間は2ヶ月ですが、単語は覚えたと思っても忘れてしまうものなので入試本番まで使い続けましょう。
最初は1日に30語程度覚えることを目標にして、慣れてきたらどんどんペースを上げていきましょう。

ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」の使い方はコチラ!
<特徴>
この参考書は必要最低限な古文の文法事項を項目別に説明されていて
知識をインプットした後に問題演習で確認することができます。
テーマは全部で30テーマで、情報量は多すぎず、少なすぎずで
古典文法を学習する1冊目の参考書として適しています。
<使用時期>
入試初期(1~2ヶ月)
古文単語と並行しながら進めていき、2ヶ月程度で習熟することを目標にする。
インプット用参考書なので1周で終わるのではなく、目安は3〜5周で習熟するまで使い続けましょう。

古文文法問題演習-基本テーマ30
<特徴>
この参考書もテーマ別30項目に重要な文法事項の説明と問題が掲載されています。
簡単な問題→実際の入試問題と段階を踏んでアウトプットすることができます。
実際の入試問題から良問が厳選されているため、応用的な文法力を身につけることができます。
甲南大学の古文で出題される文法問題、短文和訳問題の対策のためにも
この参考書をやり込んで応用的な文法力を身につけましょう。
<使用時期>
「ステップアップ30古典文法ドリル」終了後!
目標習熟期間は3ヶ月程度で、この参考書の内容を習熟するまで繰り返し使用する。
目安は3〜5周です。
②古文読解
上記の参考書で古文の基礎を身につけたら、古文読解→長文演習という流れでたくさん演習を積んでいきましょう。
その際にオススメの参考書は
「岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が身につく本」
「古文上達 基礎編 読解と演習45」
「全レベ問題集 古文レベル3」
「日東駒専&産近甲龍の古文」
「赤本」

となっています。

岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本
<特徴>
この参考書の特徴は先生と生徒の会話形式で主語把握などの古文の読み方と問題の解き方を分かりやすく解説している点です。
実際に問題を解いて実践的に学ぶことのできます。
分量的にもちょうどよく、古文読解の1冊目の参考書として適しています。
<使用時期>
「ステップアップ30古典文法ドリル」終了後!
もう一つの「古文文法問題演習ー基本テーマ30」と並行しながら進めていく。
1週間で1〜2章で進めていき、目標習熟期間は1〜2ヶ月です。
こちらも習熟するまでなんども繰り返しましょう。目安は3〜5周です。

古文上達 基礎編 読解と演習45」の使い方はコチラ!
<特徴>
この参考書は文法事項45テーマ別にそれぞれ長文がついている問題集で
文法知識を復習しながら長文演習をして行くことができます。
解説も詳しく品詞分解がされていたり、読解へのアプローチでは読解に必要な古文常識や文章を読むときの着眼点も解説しています。
<使用時期>
「岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が身につく本」終了後!
全部で45題あるので1日に1~2題のペースで解いていきましょう。

大学入試 全レベル問題集古文3私大標準レベル
<特徴>
この参考書は上記で述べた「全レベル問題集 現代文レベル3」の古文版で特徴は同じです。
古文5つのジャンル別に対策がつかめる「古文ジャンル解説」や
どの文章にも用いることができる「読解ルール」や文学史の知識に厚みを持たせる「作品解説」なども掲載されています。
<使用時期>
「古文上達 基礎編 読解と演習45」終了後!
3日に1題(週2〜3題)のペースで解いていきましょう。

日東駒専&産近甲龍の古文 」
<特徴>
この参考書は上記で述べた「日東駒専&産近甲龍の現代文」の古文版で特徴は同じです。
日東駒専、産近甲龍で出題された実際の問題が掲載されているので、本番に近い形で演習することができます。
ここまで演習が終われば、甲南大学の古文を攻略するのに十分な力が身についているでしょう。
<使用時期>
「全レベル問題集 古文レベル3」終了後に使用!
3日に1題(週2〜3題)のペースで解いていきましょう。

「甲南大学の赤本」
<特徴>
甲南大学で実際に出題された最近3カ年分の過去問が掲載されています。
<使用時期>
12月~入試本番
夏の段階で一度志望校の過去問を解いてみることをオススメします!
ただ、実際には赤本をどの時期にどれぐらいやるべきかは受験生の現在の実力等によって異なります。
自分は「いつから・何年分すべきか?」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
過去問・赤本に関する合格者の使い方・何年分すべきか?

まとめ


※2月から受験勉強を始めた際の年間スケジュール
甲南大学の問題構成としては以下のようになっていました。
大問[Ⅰ]現代文 漢字・傍線部理解・本文抜き出し・内容一致問題
大問[Ⅱ]傍線部理解・古文常識 ・文法問題・本文中から抜き出し・短文和訳・傍線部内容問題
大問ごとの傾向と対策について紹介してきましたが、1年間の勉強の流れとしては上記の流れになります。
ただ全てがスケジュール通りになるとは限らないので、自分のその時々の成績なのも踏まえて臨機応変に勉強していきましょう。
【現代文】
読解力→現代文単語→演習
現代文の勉強法は上記のようになっています。
まず始めるべきは読解力を身につけることです。正しく、かつ素早く文章を読む方法を身に付けましょう。
甲南大学は文章量が多いので、時間内に問題を解くように日頃から心がけましょう。
そして、甲南大学の現代文は様々な形式で問題が出題されるので、たくさん演習を積んでどんな形式にも対応できるような力をつけましょう。
【古文】
古文単語・文法→古文読解→長文演習
古文の勉強法は上記のようになっています。
まず始めるべきは単語と文法です。これができていなければその後の勉強がうまくいきません。
甲南大学は文法問題はもちろん、短文和訳問題が出題されるので単語・文法が疎かだと大幅に失点してしまいます。
さらに、古文の長文もやや長めなので本文を全部訳して読んでいっては時間かかってしまいます。
古文読解で読み方、解き方のコツを身につけて長文演習していきましょう。古文は多読が重要になってきます。
夏にたくさん演習を行いましょう。
そして、冬にかけて甲南大学の赤本を用いてより実践的な演習を積むようにしましょう。
実力があっても過去問演習を怠れば落ちる可能性も十分あるため、過去問演習・研究は怠ってはいけません。
ぜひ参考にして甲南大学の国語の目標点である80点以上を取るようにしましょう。
合格するために重要なことは志望校の特徴にあった勉強を迷いなくすることです!
マナビズムでは、自学自習で「何を勉強すればいいのか」「どうやって勉強すればいいのか」を教える「無料受験相談」を実施しています。
「甲南大学に受かるために何からすればいいか不安!」「受験勉強を始めてみたものの成績が伸びずに不安!」といった人は、ぜひ「無料受験相談」をお申し込み下さい。

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