【現代文編】近畿大学の入試対策・オススメ参考書

更新日: (公開日: KINKI

このページでは近畿大学の現代文の対策・勉強法について解説していきます。

 問題構成

大問1 評論文
大問2 古文
大問3 評論・随筆・小説

具体的な近畿大学の現代文の問題構成は上図のように全3題構成になっています。大問1が評論文、大問2が古文、大問3が評論文、随筆、小説の何れかになったいます。

これらを60分で解ききらなければなりません。

点数配分

大問1 評論文 40点
大問2 古文 30点
大問3 評論、随筆、小説の何れか 30点

目標点数

大問1が評論文の出題で40点
大問2が古文で30点
大問3が評論、随筆、小説のいずれかで30点

現代文と古文を合わせて計100点満点中75点以上を目標としていきましょう。
ということは現代文は70点満点中の55点以上これを目指していきたいですね。

大問1では30点~35点
大問3では20点~25点を目標としていきます。

そのためにこの大問1から大問3ではそれぞれ1ミスから2ミスに抑えたいところです。
近畿大学の現代文はすべてマーク式の問題になっていて記述問題は出題されません。

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具体的な勉強法

それではここから具体的な勉強法に入っていきたいと思います。
入試問題の現代文は勉強すれば満点が取れます。

では、満点を取るためにはどうしたらいいのか。という話ですが、それには現代文の原理原則を学んでいくことが重要になります。
ではその現代文の原理原則とは何かという話になってきますが、

それは一文一文の構造であったり文と文との繋がり
それを理解するための接続詞や言い換え、対比の構造です。

その現代文の原理原則を学んでいくにあたって一番最初のおすすめの参考書が
現代文の解法読める解けるルール36」です。


この参考書については評論と小説のパートに分かれているのですが、
近畿大学では小説も出題されるので評論も小説のパートも両方を読むようにしてください。

ここで重要なのが、現代文は暗記科目ではないので、この参考書をやって、ただただ丸暗記しても全く意味がありません。
絶対にその参考書で書かれているルールであったり

その内容っていうのがく汲み取れるようになるまで何回も何回も読んで仕上げていくようにしてください。
それでは続いて各大問の特徴とその対策です。

大問1 評論文対策

もともとこの大問1に関しては読みやすい評論文が出題されていました。
ただ近年の傾向としては結構難しい硬い文章が出題されることが多くなっています。

しかもこの大問1に関してはだいたい20分~22分ぐらいで解いていかなければなりません。
で、ここでもちろん読む速さも大事なのですがそれ以上に解く速さ、ここに意識を向けて勉強に励んでほしいです。

この近畿大学の現代文を攻略するにあたって重要な力が2つあるのですが、
まず一つ目が語彙力で、 二つ目が要約力です。

・語彙力
この一つ目の語彙力の話から説明していきます。
上述の通り、この評論文では結構難しい硬い文章が出題されます。

そこで、その文章の中にイデオロギーであったりパラダイム、パラドックスなど膾炙、形象とかのような難しい言葉 現代文によく使われる言葉が出題されます。

この現代文のキーワードであったり二字熟語というのはしっかりと参考書を勉強することによって対策していきましょう。

そこでおすすめの参考書はキーワード系なら
ことばはちからダ!

二字熟語や漢字対策のために
銀の漢字

これらを使用していくようにしてください。

近畿大学はこれらの言葉が分かっていたらすぐに解答できる問題も毎年用意されているので絶対にこの『キーワード』と『二字熟語』
これに関してはしっかりと知識として持っておくようにしてください

要約力
続いて二つ目の要約力です。

近畿大学で出題される説明問題とか理由問題に関しては細かいところを聞かれているというよりは意味段落ごとに区切られていて大きい内容を取れるかというのを問う問題が多いです。

なので、現代文の勉強をしていくにあたって部分的な意味にこだわるのではなくて全体を簡潔に捉えていくようにしていきましょう
その時使ってほしい参考書が「入試現代文のアクセス」基本編と発展編


現代文全レベル問題集」のレベル1と3を使用するようにしてください。


なぜおすすめかというと、この問題集は問題の解答解説がついているだけではなく、
段落ごとの意味のまとまりとかが書かれています。

そういう所が近畿大学の出題のされ方と相性がいいのでこれらを使っていくようにしてください。
ここで現代文の勉強法について注意しておきたいことがあります。

それが問題集をとりあえずこなして満足した気にならないで欲しいということです。
それなら解いた問題をどういう風にどこまで復習すべきなのという話になりますよね

それに関しては問題集の問題の解説を見て終わりではなく絶対に段落ごとの要約、その要約を繋げた本文全体の要約を書いて
なぜその要約になるかっていうのが人に説明できるレベルまで読み込むようにしてください。

これが出来ていれば、ちょっと問題集やって勉強した気になったというよくある勉強法のミスというのは起こらなくなるので
必ずそこまでやって現代文の勉強は一区切りという風に思っておいてください。

参考書1つをとっても大学によって相性・オススメ度は異なりますので注意してください!
【合格者は知っている!】失敗しない参考書の選び方・使い方にの詳細はコチラ!

大問3 評論文・随筆・小説への対策

大問3は評論文と随筆、小説が出題されます。
もし評論文だった場合は先ほど説明した勉強で問題ありません。

次に小説文に関してですが、小説文は出たとしても1年に1回且つ後期に出ることが多いので対策の重要度としてはかなり低いです。
小説に関しては、「現代文の解法読める解けるルール36」の方で取り扱っていますのでそれで十分かという風に思います。

そして、出題頻度が高いのは随筆文となりますが、これに関しては評論文と比べて結構読みやすい問題が多いです。
しかも本格的な随筆文が出るというわけでもないので、それ専用の対策というのは必要ありません。

なので、基本的には評論文ができるようになることを徹底的に意識して勉強は進めていくようにしてください。

勉強法まとめ

それでは最後に勉強法ルートをまとめておきましょう。
最初は、現代文の読み方解き方の原理原則を学ぶために「現代文の解法読める解けるルール36」を使用してしっかりと現代文の力を培っていくようにしてください。

その力を使いこなせるようになるために問題演習をしていくわけですがその時に使ってほしい参考書が
入試現代文のアクセス」基本編と発展編と
「現代文全レベル問題集」のレベル1と3を使用するようにしてください。

もちろん問題集を解いて終わりにするのではなくて
現代文の解法を読める解けるルール36」で学んだ読み方解き方のルールを使ってしっかりと問題演習できているかというのを意識しましょう。

何度も立ち戻るようにして勉強していってくれたらなという風に思います。
その問題集をやり持って「ことばは力だ」などで現代文キーワードを覚えていきながら
銀の漢字」とかも使って二字熟語をしっかり覚えていきましょう。

もちろん漢字の対策もそれでするという形になります。
一通り問題演習が終われば、

あとは過去問をやって時間制限内に自分の取りたい点数を取れるように調整していきましょう。
過去問・赤本に関する合格者の使い方・何年分すべきか?などの詳細はコチラを御覧ください。

それでは近畿大学の現代文勉強法の解説についてはここまでにしたいと思います!
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詳しい流れを知りたいという方は以下の動画を参照して下さい!

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