失敗しない塾選び!個別と集団を徹底比較
更新日: (公開日: ) BLOG
「個別指導塾と集団指導塾の違いって何があるんだろう。そもそも個別指導塾と集団塾って?」
「自分は(自分の子供には)結局個別と集団でどっちが向いているんだろう。」
こんな風にお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?塾選びは大学受験の成功を左右する大切なステップです。この記事を読めば、
- 個別指導と集団指導の特徴・違いが分かる
- 自分には(自分の子供には)個別指導塾・集団指導塾どっちが向いているかが分かる
ようになりますので、ぜひ最後までお読みくださいね。それではさっそく解説していきます。
個別指導と集団指導の基本的な特徴・違い
先生1人に対して生徒1人(または複数人)で教えてもらう「個別指導」と、先生1人に対して10~20人、学校の授業に近いスタイルで教えてもらう「集団指導(グループ指導)」。この2つの指導形態には、生徒の人数以外にも様々な特徴があります。それぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
個別指導塾のメリットとデメリット
個別指導塾の最大の特長は、勉強内容をオーダーメイド式に決められる点です。自分の学習進度や学びたい内容、部活動などの時間的都合に合わせて、まさに「自分だけ」の授業を受けることができます。定期テスト対策にも柔軟に対応してくれるので、学校の成績アップを目指す方には心強い味方となるでしょう。少人数であるため先生の目が行き届きやすく、質問がしやすく分かるまでじっくりと教えてもらえるのも大きなメリットです。授業の曜日・時間を選択できる柔軟性や、万が一先生との相性が悪かった場合に担当を変更できる点も安心ですね。
その一方、個別指導塾は小中学生がメインであることが多く、大学受験の指導実績・情報量が乏しいことが多いのが現状です。そのまま中学校から通っていた個別指導塾に高校でも続けたものの、受験期になって大学受験の専門塾に転塾するケースが非常に多いのも事実です。特に大学受験では専門性が高まるため、個別指導が「授業を受けること」をメインにしすぎると、肝心な「自学自習」がおろそかになりがちな点には注意が必要です。
集団指導塾のメリットとデメリット
集団指導塾の魅力は、一定のペースで学習が進められることです。決まった時間・曜日に決まったことを規則的に学習できるため、年間を通して受験を前提としたカリキュラムが組まれており、学習進度が固定化されます。受験学年では受験対策が期間で定められているため、計画的かつ確実な対策が期待できます。多くの集団指導塾は受験指導を主としており、プロ教師によってハイレベルな授業を受けることができる可能性が高いといえるでしょう。現在では「スタディサプリ」など安価で高品質な映像授業を受けることもできますが、ライブ感にこだわる方には集団指導塾がよい選択肢となります。
また、集団指導塾は受験に関する情報が豊富です。全国模試などにも積極的に参加することが多く、お子さんの相対的な立ち位置を把握しやすくなります。志望校対策や併願校の選定などで適切なアドバイスが受けられるのも大きな強みです。さらに、周囲のライバルたちと切磋琢磨できる環境も集団指導塾ならでは。自分と似たような志望校や学力の人たちと一緒に学習することで、お互いにいい刺激を生み、一人で勉強するよりも勉強量が増える可能性が高いといえます。
ただし、年間のカリキュラムが決まっているため、最初の学力が低いとペースについていけない、追いつけないという恐れもあります。また、集団授業は「受けっぱなし」で終わってしまう子も少なくなく、自学自習でやるべきことやペースは本人に委ねられるため、高い自己管理能力が求められます。定期テストであればまだしも、大学受験となるとこの自己管理の側面が非常に重要になります。
あなたはどっち?個別指導が向いているタイプ・集団指導塾が向いているタイプ
ここまで個別指導塾と集団指導塾の特徴を見てきました。ここからは、それぞれのお子さんがどちらの指導形態に向いているのかを具体的に見ていきましょう。
個別指導が向いているタイプ
- もともと勉強の進度が遅れており、勉強そのものへの意欲が低い方
- 学校の授業についていけるようにしたい方
- 定期テストの点数を伸ばしたい方
- 自分から先生に質問したりすることが苦手な方
集団指導塾が向いているタイプ
- 学習進度が人並み、または人並み以上で学習意欲が高い方
- レベルの高い人たちと競争意識をもって勉強したい方
- レベルの高い問題を解けるようになりたい方
- 自分で計画を立てることが得意で、指示通り物事をこなせる方
まとめ:あなたに最適な塾選びのヒントとマナビズムの考え方
個別指導塾と集団指導塾にはそれぞれ異なる特徴とメリット・デメリットがあります。これはあくまで一般論ですので、最終的にはお子さん一人ひとりに本当に合っているかが最も重要です。
個別指導塾は、学校の勉強や定期テストに強いです。その一方、大学受験のような専門的な指導や情報量に欠ける傾向にあります。自分のペースでできるのが強みである反面、自分に甘えて進度が遅くならないよう注意が必要です。特に大学受験では、小学生や中学生と比べて専門性が格段に上がるため、高校生の生徒数が少ない塾ではどうしても力を入れづらくなる面もあるでしょう。いざ受験をしようとしたときに転塾する人が多いのはそのためです。個別指導が「授業を受けること」が中心になり、肝心な自学自習がおろそかになってしまうケースも少なくありません。
集団指導塾は、成績が平均かそれ以上によく、自己管理が上手い人に向いています。 高いレベルの授業を受けることができますが、授業を受けっぱなしで終わってしまったり、カリキュラムのペースについていけなければ自分のレベルに合った学習をすることができません。また、基本的には授業のみで完結するため、自学自習でやるべきことやペースは本人に委ねられます。定期テストならまだしも、大学受験となるとこの自己管理の側面が非常に重要になります。
受験をするにあたって、特に大学受験では様々な塾の形態が存在します。私たち「関関同立専門塾マナビズム 西宮北口校舎」では、授業を受けることはあくまで「手段」であり、最も大切なのは「自学自習」であると考えています。個別指導の「授業を受けることがメインになりがち」という点や、集団指導の「受けっぱなしで終わってしまう」という点の課題を解決するため、授業と自学自習のバランスを徹底的に管理し、生徒さん一人ひとりが最適な学習を進められるようサポートしています。
それぞれの目的にそって塾を決めることが、合格への第一歩となるでしょう。