関関同立 英語 難易度の序列

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今日は関関同立 英語の難易度についてと、その序列を詳しく説明していこうと思います!!

関関同立の英語 難易度(全学部日程)

まずは関関同立の英語の特徴と難易度についてお話しします。

関西大学の英語 難易度

関西大学の特徴はパラグラフ整序1問あたりの配点が全て同じということです。

大問構成
① 会話文+パラグラフ整序
② 長文
③ 長文

パラグラフ整序はかなり珍しい問題で、関西圏でも関西大学以外に出題している大学はありません。そして、このパラグラフ整序は1つ間違えると最低でも3問間違えてしまいます。なので、関西大学を受験する受験生は必ず満点を取ることが必要になります。

また、1問あたりの配点が同じということは、どの問題を間違えても同じ点数を失うということです。なので、比較的得点のしやすい会話問題や大問3の内容一致で極力落とさないようにすることが大切です。

全体の問題の難易度としては標準〜やや難です。理由としては、英文解釈などの基礎を積み重ねて、精読が正しくできれば十分合格点を狙うことが可能だからです。指示語や論理マーカーなどを意識して、精読ができるように演習を積み重ねていってください。

関西学院大学の英語 難易度

関西学院大学の英語は現役生にとってとにかく時間制限が厳しいことが特徴です。90分という時間の中で、長文3題と文法、整序、会話を解かなければなりません。

① 長文
② 長文
③ 長文
④ 文法・語法
⑤ 語句整序
⑥ 会話文

ただし、難易度の高い問題が多く出題されるというわけではありません。なので、基本的な知識を素早く出し入れできるかどうかがとても重要になります。

知識といっても英文法の他に2000語レベルの単語帳1冊や1000語レベルの熟語帳1冊など暗記すべきものは確かに多いです。しかし、逆に言えばしっかりと勉強をして基礎を身につけている受験生が合格しやすいということです。

全体の問題の難易度としては標準〜やや難です。理由としては、上記の通り文法や語彙の知識をしっかりと固めていれば十分得点可能だからです。基本的な知識をしっかり固められるかを意識して勉強をしていきましょう。

 

同志社大学の英語 難易度

同志社大学では、「内容一致」や「下線部言い換え」などの一般的な問題も出題されます。しかし、関関同立で唯一記述問題が出題されるのでしっかりと対策をしないといけません。

大問構成(①と②は逆になることがあります)
① 長文(下線部和訳あり)
② 長文(下線部和訳なし)
③ 会話文(和文英訳あり)

同志社の特徴としては、他の関関同立よりも出題される長文のレベルが高いです。それは、問われる語彙のレベルもそうですが、内容として抽象的なものが多いことが要因です。なので、論理マーカーなどを意識し、文章を構造で理解できるようにしましょう。

その上で、和文英訳や下線部和訳を対策してください。和文英訳に関しては、文法的ミスや慣用表現などに注意が必要です。また、下線部和訳では、無生物主語構文や名詞構文などがよく出題されます。基本的な意訳のポイントなどは全てインプットしておくようにしましょう。

全体の問題の難易度としてはです。理由は文章難易度が高いにも関わらず、合格最低点が高いことです。合格には最低でも8割が必要なので、対策は念入りに行うようにしましょう。

 

立命館大学の英語 難易度

立命館大学は多種多様な出題が特徴です。長文などの読解だけでなく、英文法や会話文、語彙など多面的に英語力が問われる問題形式になっています。

大問構成
① 長文(内容一致)
② 長文(空所補充+指示語)
③ 会話文
④ 文法・語法
⑤ 語彙

また、もう1つの特徴として、①の長文では内容一致がありますが、②の長文では内容一致が出ません。ただ、これは長文の内容が理解できてなくても大丈夫というわけではありません。

内容が理解できてるからこそ、空所補充などは正答ができるのです。そして、立命館は比較的1文単位が長い傾向があります。なので、解釈などの勉強を欠かさず、瞬時に文構造が取れるようにしましょう。

比較的文法問題や会話文は難易度が高くないので、満点を狙えるようにしたいです。

全体の問題の難易度としては標準です。設問と選択肢を落ち着いて見れば、明らかに不正解の選択肢もあります。なので、選択肢の精読も意識的に行うようにしましょう。

関関同立 英語 難易度の序列とは?

私が考える関関同立の英語の難易度の序列は以下の通りです。

同志社>関大=関学>立命館

同志社大学が一番難しいことは言うまでもありません。しかし、関西大学と関西学院大学が同率になっているのは意外だと感じられる方も多いのではないでしょうか。この理由としては、生徒によって感じ方大きく異なる点にあります。

正直、ここは生徒本人と問題との相性が最重要であると感じられます。

関西大学に向いている人の特徴として、解釈力が高いことが挙げられます。言い換えると、精読力が高いということです。特に関西大学の大問2の長文は15個の穴埋めがあり、そもそも精読力がなければ合格点を取ることができません。そのため、関西大学を志望する受験生でもかなり苦戦をする印象です。

関西学院大学に向いている人の特徴として、インプットに抜けがないということが言えます。関西学院大学では、文法、イディオム、慣用表現など覚えているかどうかを問う問題が多くあります。そのためサボらずインプットを行えた受験生が結果を出しやすい傾向にあります。

上記の内容から、関西大学と関西学院大学の傾向は異なっており、受験生目線から考えた場合に難易度が判断しづらいと考えます。

 

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